＊冬コミ作品＊【Wand-Archangel Tzaphkiel-大天使ツァフキエルの杖（ミニサイズ）】

コーティングクリスタル
ラブラドライト
ブルーベリークォーツ
シルバーフラッシュクリスタル
ムーンストーン
アメジスト
フローライト



冬コミ作品！
ワンドもおひとつ如何かな？

て事で、いつもの10㎝サイズよりも、少し小さめのものを作ってみましたー。

サイズが小さいので、天使のミニワンドみたいにしよっかなーと思いなら作っていったんですけども。

いつもは、14mmの丸玉をメインにするんですけどね。
今回は小さめのワンドなので10mmにしようと思いまして。
もりっと母さま仕入れのコーティングクリスタル大活躍！で、ここでもメインの石として使ってみました。


出来上がってみると。




可愛らしい小さな、天使の杖。

だけど...なんかこれも...キラキラ！な光あれ！な天使の杖ではない...ですよね？←(^^;;
って感じだったんですけども。

今回の冬コミ用に作った天使シリーズってのは、どーも全体的に、落ち着いた感じといいますか。そんな感じのテーマが多いなぁって感覚だったんですけども。

紫と青色が混ざったようなコーティングクリスタルを中心に。

ゴールドのワイヤーの羽を広げた天使。

その、天使の羽の中に隠されているのは、ラブラドライトの夜空や宇宙に、星や月のようなムーンストーン。
そして、ブルーベリークォーツの海に、シルバーフラッシュクリスタルの神秘的な輝き。

小さな、小さな、杖を覗き込む時。
大きな、大きな、星空や宇宙の深淵が微かに垣間見える。

全体的に眺めた時に、この色合い、何処かでみた事がある気がする...。

と、思って気がついたのが、オーラソーマの大天使ツァフキエルのボトルでした。

http://www.aura-soma.co.jp/products/equi/B107.html

ツァフキエルという天使、私はあんまり良く知らないんですけどね。←

このボトルの色合いの雰囲気とすごく似てるなぁーと思ったんですよ。

私の作品は、杖自体に天使が宿ってるとかエネルギー込めてるとか、そういうものではありませんので、あくまで、これは後付けのモチーフなんですけども。



小さな天使の杖の中に込められているもの。

それは、世界の全てを包み込んでいるかのような翼。

その翼は、寄り添い、理解してそばにいてくれる。というものよりも、もっと心に近く。隣接している気がして。

何か、、、自分の心の奥深くまで、覗き込むかのような、そういう杖なんじゃないかなぁーなんて思いました。

普通は、あんまり自分の心の奥深くなんて見る気がしないというかw
意識する事は少ない事なのかもしれないけど。

このコーティングクリスタルの色合い、今回は色んな作品に使用していますが、この杖に限ってのイメージでは、心のコアというか。
自分自身の、まだ気がついていない心の奥深くにあるもの。

そういうものを表した、色合いのように思えました。

それは、光や、闇とか、善と悪とかそういう括りではなく。
沢山の感情と、想いが混じり、辿っていった先にあるもの。

自分自身の心の奥深くにあった想いを掘り下げ、すくい上げ、抱きしめるように。

下へ、下へ...。

昔流した涙が、苦しかった想いが、悲しみが、そこで通り過ぎては消えてゆく。
暗闇や暗黒へ降りていく下ではなく、自分自身の心の奥深くへと、到達していく。

それは、見たくなかった自分自身なのかもしれないけれど。

そんな、沢山の想いを抱いていた自分自身を、救う。救い出してゆく。

この杖の、小さく広げた翼に映し出されているのは、そういうものなのかもしれないなぁなんて思いました。

階段を降りていくように。

使用した石の色合いは全体的に暗くて、アメジストとフローライトの紫色が、さらに深く深く、心を映し出してゆく。自分自身を、少しずつ受け入れていくように。

ラファエルさんのような癒しとは少し意味合いが違うのかもしれないけど、このアプローチも、癒しの一つなんじゃないのかなぁなんて、思いました。

自分自身に向き合って、解放してゆく事。

でも、それってすごい大変そうですし。(^^;;
ツァフキエルさんがそれをサポートしてくれる大天使なのかどうか、てのは私はよくわからないんですけどね。

でも、たぶんこれは。

心の深淵を覗き込むような、杖。

だけど、覗き込んで終わりとか、何でもかんでも見つめれば良いとかそんなんじゃなくて。
その翼で包み込んでくれながら。

そっと、少しずつ。

宇宙の不思議を解説してくれるような感じで、自分の心の不思議を垣間見るような。

気がついたら、自分の心がほんの少し軽くなっちゃうような。

そんなイメージの作品なのかなーと思います。





今回は台座が間に合いませんでしたので←(^^;;
台座無しでの作品になりますー。