イベント作品【黒龍】Pendant Top

オニキス（ラウンドカボション） 

ＣＣ福岡４１イベント作品。 

テーマのがっつり（？）ある作品はこれでラストになります！ 

ドリアードの竪琴にも使用した、ブラックオニキスを使用して。 
この作品は作る前から、ドラゴンまたは龍のペンダント！ 
という形が浮かんでいましたので、そのままのイメージで作ってみました。 

石は盛らずに、シルバーカラーワイヤーのみで、龍の形を描いてゆく。 
銀色のワイヤーが殆どなのにもかかわらず、作品名は黒龍なんですがwww 

ブラックオニキスのラウンドカボションは、龍の瞳や、竜がその手に持っている玉のようなイメージでして。 
トゲトゲした装飾もつけてみたところ、和龍っぽい、細長く渦を巻くようなイメージの姿に変わっていきました。 

まるで、夜の空に雲がかかり、その姿を映し出しているよう。 
月明かりに照らされて、空に描かれるようにひっそりと現れる黒龍。 

ワイヤーのラインもとても柔らかいのですが、同時に、鋭く尖った爪が、空を切り裂くように。

バシッ！！と3本の線が入っている装飾になっていまして。 

どうも、これは・・・穏やかな性格とは言い難いのかなと思いました。 

しかも、ペンダントの上側は、製作時にはなんとなく、シン・ゴジラのような形や姿にも見えてしまいましてwww 

破壊神のような、とても荒々しい部分も宿している感じ。 

むやみやたらに力は使わないけれど。 
一度本領を発揮すれば一網打尽、木っ端微塵に打ち砕かれる。 

普段は、空の雲のように掴み所が無く、柔らかく。 
その姿さえもなかなか、表してはくれないくせに。 

もしも、一度でも怒らせたら、最強（笑） 
誰にも止められない。 

普段の静けさと、破壊神っぷりとのギャップが物凄いな！オイ！と思いました。wwww 

自然現象にも重なるこの黒龍。 

個人を護る龍というよりは、もっと大きな広い範囲を見守っているような雰囲気でした。 

もしかしたら、 先日アップした杖シリーズの、 
龍の爪と龍の牙は、この黒龍さんが力の源なのかもしれませんwww 

滅多に姿を現さない存在が、ちらっと横目でこちらを見るように。 
少しだけ興味を引かれたように空から私を見下ろしている。 

畏怖を感じつつも。 
その瞬間から、自分を取り巻く世界がガラリと変化したのを感じた。 

これは、作品の効果ではなく、私が勝手に感じたことですが。 

動かせないものまで動いてしまう。 
自分の世界がガラリと変わってしまうような大きな力に翻弄される。 

自分の無力さを思い知らされたり。 
相手の強大すぎる力を知り。

良い出来事、悪い出来事、と意味付けをすることさえも、ことごとく壊されてしまい、ほぼ強制的に何かしらの変化を促されるような。 

そんなスパルタちっくな意味合いもあるのかもしれないなーと思いました。( ；´Д｀) 

とはいえ。 
普段はその姿を現さず。まるで眠っているかのように。 
空の雲のように静かに、ひっそりとしていますので。 

その存在を見る事ができたのなら、それは見方によればラッキーな部類に入るのかも（？）しれません。 

今回のイベント作品では、ピンクドラゴンの杖など、人と友好的だったり、召喚したりして、協力的な存在が多かったですが。 

この黒龍は別格で、その姿や大きさも。 
見ている視点さえもが、そもそも違いすぎるという感覚でした。 

規格外、想定外の存在と出逢う瞬間 。

その、微かな片鱗

-黒龍-