＊オーダー作品＊【Sword - Dragon -龍と巫女の祭矛-】ワイヤーソード

ヒマラヤガーデン水晶 （刀身）
シルバーフラッシュクリスタル（8mmカット丸玉）
カイヤナイト（6mm丸玉）
ブラックスピネル（ミニボタンカット）
水晶（ミニボタンカット）
カーネリアン（4mm丸玉）
レインボームーンストーン（ドロップ）
（ホワイトラブラドライト）
ブルームーンストーン（さざれ）
（ペリステライト）
レッドスピネル（さざれ）
ラピスラズリ（さざれ）
タンザナイト（さざれ）
クロムダイオプサイト（さざれ）





オーダーメイド作品No.1！

このお客様は、なんとなんと！2作品ご希望でした。
ありがとうございます！！




お客様のオーダー内容、ざっくり書きますと。

---------

巫女と東洋龍のイメージで剣かワンドを作って欲しい。

巫女のイメージカラーは赤・濃いピンク・紫・青・微妙に白も…。
どの色を使われるかはお任せ。

ドラゴンのイメージカラーは、お任せ。

さざれ石希望。流星のドラゴンソードや龍神の短刀のラピスのような使い方をして欲しい。

--------

要約するとこんな感じのオーダーでした。


二回ほど、もりっと母様を通して、イメージや、サイズ、剣にするか、ワンドにするか、そしてメインで使用する石など細かいご希望を聞いたり、逆にこちらから提案する為にやり取りを致しまして。

以前に作ったエデンの園のレイピアが気になっていたとの事で、メインの水晶を、ヒマラヤガーデン水晶で作りましょうか？

とご提案して、確認を取ってから作らせて頂きました。

このお客様は、かなり詳細なイメージや、細かな指定のオーダーでしたので、実際、二回目のやり取りの時には、だいたいの完成イメージがこんな感じ？ってのが浮かんでいました。

槍のような、矛のような剣。
剣の部分は龍で、装飾には巫女さんの扇をつけたような。

そんな完成イメージ。

実際、オーダー内容を見て即座に、この刀身のヒマラヤガーデン水晶、ぴょんと水晶が突き出ているんですけども。これが漫画日本昔話とかにでてくる龍の、角に見えてまして。
この水晶しかない！！w←

と思っていたのでしたw

ですので、そのイメージで土台はこんな感じになりました。







ゴールドワイヤーが、東洋龍で。
シルバーワイヤーが、巫女さんで。

石も、二つのイメージが重なりつつも別々という事を意識して盛っていきました。






出来上がってみると。


龍の角のような刀身と、槍のような細長い柄に巻き付く東洋龍さん。

ドラゴンさんのイメージカラーはおまかせと言う事で、巫女さんのカラーに合うように。刀身のカラーと同じ、クロムダイオプサイトの緑色にしてみたんですが。
所々で、ブラックスピネルの黒や、細長いラピスラズリの青い色をつけています。

西洋ドラゴンと違うのは、わりと東洋龍のイメージは細っそりしてる感じだと思うので、これも細長く渦を巻くようなクロムダイオプサイトのさざれで表現してみました。

すごく力強い龍な感じがします。

そして、シルバーワイヤーの巫女さんの装飾部分。

これは、オーダーのカラーを意識しつつ、神社の巫女さんの衣装のような、赤と白をメインにしつつ。レッドスピネルや、レインボームーンストーンで、扇のような形にしてみました。

一見、羽のようにも見えるその形は、
巫女さんが祈りを捧げて、舞を奉納するように。

色合いは可愛らしくて綺麗なんですが、神聖で、どこか緊張感のある感じを目指して、タンザナイトや、カイヤナイトの青い色を入れてみました。





実は、この剣を作る前から、一場面写真のように浮かんでいたイメージがありまして。

神社の、あの赤と白の巫女さんの衣装を纏った女性と。
その隣に東洋龍さんが、同列で並んでいる写真のようなイメージ。

これは、私の勝手な解説というか、ただのイメージなんですけども。

巫女さんと、東洋龍さんが同列で仲良さそうに並んでいる。

それは、

龍に仕える巫女ではなく。
巫女に使役される龍でもなく。


お互いに、信頼関係がちゃんとあって、お互い一緒に居たいから。
だから、協力して、手を繋いでいるように。一緒に並んでいる。


そんな、イメージが浮かんでいました。

私は、ドラゴンとの関係、龍との関係というのは、実はどんなものなのかはわかりません。
だからこれも、ただの想像、イメージでしか無いんですけども。

この剣は、どちらかがメインという訳ではなく。どちらも同列なんですよね。

もりっと母様に、出来上がりの写真を見せた所、矛が浮かんだと言って、祭矛というものがあるんだよと調べて教えて下さったんですが。

私も、まさにそんな、槍のような、長刀のような、矛のイメージでした。

巫女さんが持って振り回す矛は、東洋龍が変身している、或いは加護を受けている矛で。

それを持つ事でお互い協力して何かを成し遂げてきた。

それは、先入観のような、こうあるべきというものを越えて。
人と龍との垣根を越えて。

とっても、とっても、仲良さそうな二人（？）

そんな気がします。

それが、巫女さんと東洋龍さんのイメージの剣であり、祭矛なのかなーと。




そんなイメージの作品なのかなーと思いました。

※写真では台座無しで写ってますが、いつも後から作るので写真には写ってませんが、台座も付属しています。