＊オーダー作品＊【- Baby Dragon -ドラゴンの卵-】Pendant Top

 



ピンクオパール（カボション14×10）
レインボームーンストーン（オニオンカット）
（ホワイトラブラドライト）
サクラクォーツ （ドロップカット）
（ローズクォーツ）
ローズクォーツ（さざれ）
フロストクォーツ（4mm丸玉）
フラッシュローズクォーツ（4mm丸玉）
ガーネット（ミニボタンカット）


オーダー作品No.5！

今回のお客様は、なんと！親子で1作品ずつオーダーして頂きました！(*^^*)

しかも、蒼眼のドラゴンのPendant Topをお買い上げ頂いたお客様であり、実物を見てお母様が非常に気に入って下さったとのこと！

うおおおお！ありがとうございます！！((*´∀｀*))

という事で、まずはお客様の、お母様のオーダー内容から。

---------------

ドラゴンの卵をイメージしたもの。

ピンクの、両手に乗るくらいのドラゴンの卵のイメージで。
『その子が孵った時の姿をイメージしたものにしてほしい』
との事。

まだ卵の中にいる龍の色は、お母様曰く「白」だそうです。
メインの石を白で、という事ではなく、白龍をイメージしたもの…といったもので、大きさは蒼のドラゴンさん位までだと嬉しい。

---------

この時点で、何個かメインの石の候補が浮かんだので、クイーンコンクシェルの丸玉か、またはピンクオパールやハウライトのカボションなどであれば仕入れられますがどうしますか？と。
やりとりいたしまして。

-------------

石はコンクシェルよりも、もう一つ
ご提案下さったピンクオパールや
ミルキーピンクのインカローズの方が
イメージに近いそうです。
半透明？の、ちょっとくすんだピンクな卵だったそうで。
そして、まん丸ではなくオーバル形の
カボションだと嬉しいです。

イメージは、花さんが提案した、『たまごを中心に、まわりを生まれたてのドラゴンさんをイメージした装飾にしてもらう』で。

このイメージはまさに！という感じで、拝読したとき成る程〜！と思いました。

なので、石と、石の形だけを、
『ピンクオパール（またはインカローズ）
＆オーバル形のカボション』に変更
して頂いて、ペンダント形状はご提案
そのままで…という感じでお願いできたら
嬉しいです。
--------------

と、いう事でした。

早速、ピンクオパールを仕入れてみたんですが、ちょっと大きさが、14×10のサイズしかなかったもので。
蒼眼のドラゴンさんのペンダントよりも、少し小さめサイズになりました。

小さなカボションは、実は固定するのも結構大変なんですけども。
意外と、応用が利くようになってたようで、今までの経験で、なんとかなりました。（爆

ですので、中央は小さな卵のようなラインで巻いていき、その卵の周りにいる、産まれたてのドラゴン。

をイメージしながら作っていきました。

土台はこんな感じです。







明らかに…これは、胎児みたいだwww

と、思いつつ。
白っぽい石を重ねながら、石を盛っていきました。

事前に感じていたイメージは、映画ジュラシックパークの、卵から赤ちゃんの恐竜が産まれるシーン。

あれはドラゴンではないんですけどw
ヴィジュアルイメージや、雰囲気はそのシーンが近いのかなと思います。






出来上がってみると。


ピンクオパールの卵から、まさに産まれてきたばかりのような、赤ちゃんドラゴン。

柔らかくて、手のひらに収まるくらいに、きっと、とっても小さくて…。

どんなに強く、強力な存在も、産まれたてというのは、どこか、守ってあげたくなるような可愛らしさを備えてると思うんですけど。
そんな、産まれたばかりの、可愛らしさ、柔らかさ。

それを現してるかのように。

ドラゴンの頭は、レインボームーンストーンで。
薄っすらと白く、ピンクがかった身体の柔らかなグラデーションが、フロストクォーツや、フラッシュローズクォーツ。

そして、小さな小さな、鱗のような。サクラクォーツ。
心臓のような、赤ちゃん独特の力強さを感じさせる、ガーネット。

まるで、呼吸音すら聞こえてきそうなくらいに、スヤスヤと気持ち良さそうに眠っている赤ちゃんドラゴン。

きっと…このドラゴンさんも、育っていけば、強く、逞しくなるものだと思いますし、色や、身体も変化していくものなのかもしれないですし。

性別も、実はピンクとか赤とか使ってますが、どちらなのかってのはわかりませんでした。
それは、産まれたての赤ちゃんを見て、男の子にも、女の子にも見えて、親御さんに聞かないとわからない。っていうのに近い感じですw





しかし、この、赤ちゃんだった頃を見られる、見守っていけるというのは、すごく貴重な瞬間なのかなぁと思うんですよね。

育ってしまえば、もう…見る事はできないから。

赤ちゃんや子供の頃の姿を、よく写真に撮って残したり、ビデオ撮ったりするのと同じで。

このペンダントも、きっと、そのドラゴンさんそのもの、という要素よりは、その時に写真を撮って記録しておきたい、見守っていたい、親心のようなものの方が大きい気がします。

大切に、大切に。
その卵から産まれた、可愛らしい赤ちゃんドラゴンの成長を見ながら。

いずれ、逞しく成長する姿を想像しながら。

優しく、優しく、
身体を撫でてあげるように。
抱きしめてあげるように。

まだ、少し弱々しくて、柔らかいそのドラゴンさんを、愛でているような。

そんなイメージの作品なのかなーと思います。