【 Angel of patio cover -天幕の天使-】

アクアクリスタル（コインカット）
レモン×スモーキークォーツ（8mm丸玉）
ラブラドライト（5mm丸玉）
スモーキークォーツ（さざれ）
マンダリンガーネット（さざれ）
シトリン（さざれ）
琥珀（アンバー）（さざれ）
淡水ケシパール

天使のバックチャームシリーズ。w
ゴールド、シルバーと作りましたので、最後はガンメタワイヤーで作ってみましたー。（≧∇≦）

ハート型のシルバーのパーツに、ガンメタワイヤーとアクアクリスタルで、がっちり強度アップしつつ。
石を盛っていきました。
こちらも、土台の写真は無いんですが。


出来上がってみると。





アクアクリスタルの魔法陣から、浮かび上がってきた天使。

夜空の星が煌めく、舞台の幕開け。

まるで、サーカスの舞台の幕や、コンサートの緞帳を開くようなイメージが浮かんでたんですが。

大きな、大きな。
世界の天幕、緞帳。
舞台の幕を開いたり閉じたりする天使のような感じがしました。

その幕に描かれているのは、まるで、まどマギの、魔女結界にも似たとても特殊な空間に感じまして。

淡水ケシパールの、細かな装飾に。
マンダリンガーネットと、シトリンのオレンジ色が、暁の夕暮れのような光になって、舞台を彩る。

夕闇が迫り来るかのような、レモン×スモーキークォーツと、アンバー。

星空が垣間見えるラブラドライト。

ゴールドのワイヤーのラインは、まるで、夕暮れの太陽の光が、天使の梯子になるように。
舞台に差し込むスポットライトのように、窓から光が照らしている。

これは幕開けなのか、幕引きなのか。

舞台の転換。

大きな大きな天幕が、まるで貴方を包み込むように。
夕暮れの光を帯びた天使が、貴方を護り、抱きしめる。

天幕と、翼を広げた天使の姿。

そして、全体を眺めると。

レモン×スモーキークォーツを頭に見たてると、アクアクリスタルを強固に護る、頼もしい天使の姿にも見えてきたんですが。

戦闘や、戦いに特化したような。
舞台に身を乗り出し、こちらへと飛び込んできそうなほどの、迫力と共に感じる強さ。

いつでも、貴方の為にこの力を貸そう。

そう言いたげに。
身を乗り出し、貴方をいつも、見つめている。






天幕というのは、有る意味で結界のようなものなのかなと思うんですけども。
バックチャームとして。
自分の周りの小さな範囲に、結界を作って護る。

そういう意味の守りでもあると思うんですが。

もうひとつの意味で、舞台の幕開け、幕引きを自分でコントロールするというテーマもあるのかなと思いました。

これは、たぶん、自分を客観視するような感覚で。

遥かな空の上から、自分を見つめるように。
舞台に立つ役者として、自分を見つめるように。

それを見ているのも、演じているのも、自分自身なのだと実感する瞬間というか。

その上で。解った上で。
自ら、何かの役割を演じているのだと気がついたのなら。

幕引きをイメージする事で、いつでもその役割を一旦降りて、ほっと休む事もできるし。
幕開けで、新しく、役割を引き受け、踏み出すという事でもあるのかなと思いました。

これは、重たい荷物を一旦、降ろすようなものなのかなと思います。

荷物とはいえ、演じることや、役割が悪いのではなくて。
その役割を無意識に引き受けてしまい、苦しんでいる事だってあるのかなと思うんですよね。
楽しければそのままでも良いけれど。

役割に縛られ、舞台の上で演じ続け、疲れている事にも気がつかず。
延々と、苦しみが消えない。
夕暮れの闇が迫る中に。

星空が煌めく世界の天幕が。
天使が現れ。
貴方をそっと、包み込むようなもの。

その瞬間、役割という荷物を一旦降ろして。
ふっと楽になることで。

さて、これからどうしようかしらと。

考えるスペースができるのかもしれません。

あるいは、もう演じるのはやめて、役割を降りて自分自身でいようと思う事だってあるのかもしれません。

または、天幕の中で閉じこもり、外へ出るのを拒否してしまっていた自分に気がつくのかもしれません。

しかし、幕があろうと、なかろうと。

どちらにせよ。
舞台には立ち続けなければいけない。





観客も、演じているのも、他人ではなく自分自身で。

常に、常に。新しい舞台のストーリーが続いてゆく。

その中で。

ふいに、貴方の舞台に飛び込んでくる天使。

力強く。夜空の安らぎと、夕暮れの暖かなオレンジ色を携え。
金色の光を纏い。

貴方を、重苦しい役割から解放する。


さあ、新しい幕開けだ。
貴方が望む役割はなんだい？

観客と舞台を仕切る、緞帳。

その、境を自由に操る。


天幕の天使。