【Wand-Saturn-土星の鍵-】ワイヤーワンド

インペリアルジャスパー（12mm丸玉）
ゴールデンシャインオブシディアン（6mm丸玉）
アメジスト（オニオンカット）
アクアクリスタル（4mm丸玉）
砂金石（4mm丸玉）
トルマリン（さざれ石）
ルチルクォーツ（さざれ石）
水晶（氷柱）



委託用作品第19号！


今回はインペリアルジャスパーで巻いてみました。
以前にプレゼント企画に出した、星読みの杖も、メインの石はインペリアルジャスパーだったのですが。
マルチカラーのこの石、色んな色がありますが、どれもとっても優しい色合いです。((*´∀｀*))
そして、何故か、惑星や、星っぽい感じがするんだよなー。
だから、今回も星の杖みたいにしたいなーとか思いながら巻きました。


途中で感じていたのは、土星の輪と、鍵のイメージ。


実は美少女戦士セーラームーン（懐かしい）の、セーラープルートがずっと浮かんでいました。確か、鍵の形のワンドを持ってた気がするし。(^^;;

そのセーラープルートが冥王星だったのに気づいたのは作品を作り終わって、ググって思い出したので←
それまでは、セーラープルートは土星だと勘違いしておりました。正しくは、セーラーサターンが土星ですね。(^^;;


ですので、見た目は土星ですが、冥王星の要素もかなり入ってるような（？）そんなワンドな気がします。





出来上がってみると。


インペリアルジャスパーに、金色のワイヤーで、土星の輪をかなり意識して巻いてみました。

輪っかの上を滑るような、砂金石や、アクアクリスタル。ブルーサンドや、トルマリンは、輪を構成する粒子のようなイメージで盛ってます。

そして反対側のワンドの先端は、鍵の形になっており、水晶（氷柱）をクロスさせ、中央のルチルは、バーコードみたいな線が沢山入ってます。

セキュリティ？何それみたいなww
何処でも開けられます！（爆）的な、ドラクエでいう、最後の鍵のイメージです。

そんな、少し傾いたミニチュアの土星を乗せている、鍵の形をしたワンド。

少し遠目から見ると、ワンド自体がシルクハットを被った、扉の番人のようにも見えました。


そして…。なーんか強力そうな…そこはかとなくスパルタ（？）そうな香りが←…(^^;;




なんとなく。

土星の鍵、その鍵を使って扉を開くということは。

扉を開けた瞬間から、その先にある、何かに、或いは新しい世界に、真っ向勝負で向き合うという事なのかなぁ。


ぱぱっと、素早く解決して、どうこうする！

みたいなものじゃなく、じっくり腰を据えて、何かに、その世界に向き合っていく。


そんな感じなのかなーとも思うのですが。

なんというか…。

もしかしたら…実は、その前段階。
扉を開ける事さえも、なかなか…難しい事なのかなーとも思ったり。


例えば、巨大な扉を前にして、鍵を手渡されたのならば、その鍵穴に鍵を差し込み、ただ、扉を開ければいい。

だけどその扉の先にあるのが何なのか、全く予想もできなければ…。

とても…躊躇すると思うんですよ。

その扉の先に一体、何があるのか。


押し寄せてくる恐怖や、不安を押しのけて、扉を開く勇気が出るのは。
それに勝る、ワクワクするような好奇心を感じる時なんだと思います。


その扉の先には何があるのか、自分の手で確かめてみたい！

そんな想いで、鍵を使って扉を開く時。

その先にあるのは、一体どんな光景なのだろう。








そんな、イメージの作品なのかなーと思いました。