【-森と湖の懐中時計-】Pendant Top

フローライト（オーバル＋キューブカット）
レインボームーンストーン（オニオンカット＋ドロップカット）
（ホワイトラブラドライト）
シーブルーカルセドニー（6mm丸玉）
ペリドット（さざれ＋3mm丸玉）


委託用第13号！！

いつもは大きめストラップとして作っている、フローライトのオーバルを、大きめペントップになるように巻いてみました。
一応、ペンダントトップとして作りましたが、大きめなのでバッグチャームとかでもいい感じなんじゃないかなー？
とか思います。

今回のこのフローライト、すごく色合いが独特で。紫色と、緑のコラボレーションw
一粒で二度美味しい、素敵な色合いなんですが。


最初は特に何も考えず作ってました。
土台はこんな感じです。







結構、この時点で、懐中時計みたいだなーとか思ってたんですが。
これも、このまま使えそうな感じですが、やっぱり強度が足らなそうだったので盛りました。w


不思議の国のアリスとかの、うざぎが持ってる懐中時計とか、そんなイメージで。


なので、一応ペリドットの3mmと、フローライトのキューブカットで、時計の文字盤のように配置してみたんですが。


出来上がってみると。







湖の底に沈んでしまった懐中時計。

それは長年澄み切った湖の底で眠っていた時計だったのに…。ふとしたきっかけで、偶然、湖の中から光が見えて、拾い上げてしまったような。

そんな感じがしました。

中央のフローライトは、拾い上げてもなお、紫の靄がかかり、まるで湖の底と繋がっているみたい。

その湖底を映し出す魔法の文字盤の周りには、森の蔦が絡みついているようなペリドット。
そして、フローライトのキューブは、まるでクルクルと回転する歯車のようで。w
銀色の装飾が施された、不思議な不思議な、懐中時計。


美しい森と、澄み切った湖を眺めながら、その懐中時計を拾い上げた瞬間、

時の流れが変わってしまったような、感覚を味わってしまう。

そんなイメージがありました。

湖底を映し出す。
という事は、自分の潜在意識を映し出すという事でもあるのかなー？と思うのですが。


そこに映し出されるのは、どんな映像であれ、全て自分自身。


それと同時に、時がゆっくり進む事も、早く進む事も、戻る事も、止める事さえも。
自由自在になってしまったような、不思議な感覚。

周りに流される事なく、自分自身の本来の時の流れを感じてしまうような。

周りが感じる一秒とは違う。
自分自身の一秒を刻む。


そんな、不思議なイメージの作品なのかなー。と思いました。