【Sword - Dragon -龍神の短刀-】ワイヤーソード

ヒマラヤガーデン水晶（4.5cm）

オニキス 2石（64面ラウンドカット）
ガーネット 3石＋3石（4mm丸玉＋ミニボタンカット）
ブラックスピネル 4石（ミニボタンカット）
ラピスラズリ（さざれ（大））

引っ掛けパーツ付き（カニカン＋丸カン）

（8.5×1.5）

台座2個（2.5）

委託用作品No.41号！

今回は、剣が作りたくて仕方ない月でした（爆

しかも、大きな剣よりも、ちょっと小ぶりな剣を沢山作りたかったんですよね。

それで、このガーデン水晶を手にとったんですが。
前はレイピアになったり、羽ペンワンドのペン先になったりもした、このガーデン水晶。

しかし、今回はこのガーデンの入り方が、刀のように見えました。






アップで見るとわかりますかねぇ。

最初は日本刀のように作ろうかと思ってたんですけども。
ゴールドワイヤーで作ったら、中国刀みたいな雰囲気も出てきつつ^^;;


ドラゴン、というよりは、東洋龍のイメージが浮かんでました。

うねるように剣に巻きつき、龍の口の部分から刀身が出てるような？

なんかどっかの映画で見た事あるような、金の装飾バリバリな龍刀

そのイメージを思い浮かべながら作っていました。


出来上がってみると。







東洋龍が巻きついてるようなそんな短刀になりました。

持ち手の部分も、なるべく刀に見えるような巻き方を気をつけまして。

終始、中国的なイメージ＆日本刀な感じで作っていたからなのか、中央のマーク（？）は、太極図の片方というか。陰陽のマーク（？）片方にも見えますし、勾玉のようにも見えます。

オニキスやブラックスピネルの黒い石と、ガーネットの赤色が渦を巻いていき。
西洋ドラゴンの剣とは、また全然違う感じになりました。

ラピスラズリの青いさざれは、タテガミのようなものなのかなーと思いましたが、爪のようにも、鱗のようにも見えます。

三色使っているので、何色の龍なのか。というのはわからないのですが。

なんとなく…黒い色が龍の部分じゃないかなぁと思っていましたら。

wikiにて偶然こんなのを見つけました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%B6%E5%88%A9%E4%BC%BD%E7%BE%85%E5%89%A3

倶利伽羅剣

不動明王が持ってる剣だそうで。

単体だと、龍が剣に巻きついてるような姿になってます。


うおおお！これ！！イメージ超近い！！！

とビックリしましたw


ま、まああくまでイメージが近くてビックリしただけで、この剣です！と言うつもりは無いんですが。^^;;


炎を纏った黒龍が、金色の短刀に巻きついてる。

そんなイメージに、＋

青いタテガミ（？）がさらに龍の動きを感じさせるというか。

物凄い力強く渦を巻いてる感じがします。

そして、その渦を巻いてる刀の刀身もまた、ガーデン水晶の力強い感じと重なっていて。

西洋のドラゴンの荒々しさとは、また違う強さ。鋭さがあります。






一振りの短刀。

その鞘を抜いた途端。

絡みつきながらうねる龍の姿と、刀身が重なる。



ゴゴゴ…と、圧力のような。
凝縮されたようなエネルギーというか、そんな雰囲気があるんですけども。

色合い的にも、意外と厳しめ（？）な刀なのかなと思いました。

必要の無いものはバッサリ切る！


という感じで、もう非常に容赦無い感じがあるんですけども。←

それは…刀という形状だからなのかなと思います。

本当に必要な時にしか抜かないというか。

刀という形状の場合、それを抜く、というのは。
たぶん、日本人にとっては、剣よりもなにか独特の緊張感みたいなものを感じるんじゃないかなと思うんですけど。

研ぎ澄まされた緊張感みたいなものだったり。

抜き差しならぬ。

みたいな圧力だったりw

そんな雰囲気みたいなものを感じるような短刀になりました。

それに＋、モチーフが西洋ドラゴンではなく、東洋龍というのでさらに緊張感プラスになってるのかと思いました。

というのも龍というのは、小さくても、なんとなく畏怖を感じる存在というか。w
私の中では、どちらかというと神様的な力を持つ存在だったり、そんなイメージの方（？）が強いので…。
まあ、私のフィルターは、ドラゴンボールのシェンロンのミニチュアみたいなイメージなんですけどもw（爆



しかし、そうは言いましても。基本的に私が作る剣ってのは、何かの対象を切るとかそういうものじゃないと思ってます。

どちらかというと自分自身の内側にフォーカスしするような感じ（？）だと思うんですよ。

自分の外側の敵がいるとか。
切らなきゃいけないものが外側にある。

とかではなく。むしろ。

もう自分の中では必要の無いものだとわかってるのに、続けてしまってたりとか。
見ないふりしてやってたりだとか。

そういうものを見つめる、見つける感じといいますか。

そんなイメージのものを容赦なく切る←

みたいな感じだと思います。
（あくまで効果ではなくイメージです。）


しかし、実は視点を変えるとアクセサリー的な雰囲気もありまして。

ブローチにしようかな（爆

と迷ったくらいに、赤と黒がいい感じにシックで落ち着いてて、龍と刀のモチーフじゃあなきゃ、こんなアクセサリーとかありそうな感じですw

なので、身につけたりとか、何処かにぶら下げられるように、丸カンとカニカンで繋いで引っ掛けられるようにもしてみました。






そして、そして、さらに刀の雰囲気が出るようにw

台座も二つ作りまして。
しかも、黒いワイヤーで作ったのでこんな感じに飾れますw





もちろん、ひとつでも飾れますw

今回は、こんな感じで、色んな形で楽しめるような（？）作品にしてみました。