【Dream of Rainbow Color -虹色に光る夢の種-】Pendant Top

ハーキマーダイヤモンド 1石（20×25）

レインボームーンストーン 1石（オニオンカット）
（ホワイトラブラドライト）
ペリドット 1石（オニオンカット）
ヘソナイト 1石（オニオンカット）
スカイブルートパーズ 1石（4mm丸玉）
カイヤナイト 1石（ダイヤシェイプ）
アクアマリン 1石（さざれ）
ピンクサファイア 6石（ミニボタンカット）
アメジスト 1石（ミニボタンカット）
シトリン 1石（ミニボタンカット）
ガーネット 1石（ミニボタンカット）

（4.5×2）
台座3cm

委託用作品No.39号！


今回はハーキマーダイヤモンドを巻いてみました。


私の中ではこのハーキマーダイヤモンドというのは個人的には、非常に特別な（？）石でして。
ワイヤーワークをするキッカケにもなった石ですし、そのキッカケのハーキマーは、結局ページのTOP写真の剣になってしまってるんですが←

その辺の諸々の話は、まあ置いといて←


自分の中でも、ちょっと特別な石。

いつか、ハーキマーをペンダントにしたいと、ずっと思っていました…。
そしたら、最近何個か仕入れる事ができまして。
その中のひとつを巻いてみました。

原石を巻くというのは、一つ一つ形が歪で全く違いますので、どこにワイヤーを巻くか、どう固定するかで、イメージが変わってしまうものなんですけども。


今回のこのハーキマーは当初のイメージでは、周りに石を盛る予定だったのですが、ワイヤーを実際にあわせてみると、どうしても周りにワイヤーがあるとシックリしないというか。
せっかくのハーキマーのキラキラが無くなってしまうような気がして。
天然にカットされたルースのような輝き。
天然石特有のクラックや、タールの黒い部分はありますが、やっぱり凄く綺麗な石です。

結局、上の方に飾りをつけて、土台はこんな感じになりました。








こだわった所は、ハーキマーの尖った先端部分が、浮いてる（？）ようにしたんですけども。

これ、ファイナルファンタジー7とかで出てきそうなクリスタルのイメージというんですかね。w
ガチガチにワイヤーで固めつつも、先端部分が見える事によって、ゲームのアイテムのように見える感じに頑張りましたw



そして、この時点で、夢の種のようなイメージが浮かんでまして。

輝くハーキマーダイヤモンドの夢の種から、芽を出していく植物のような、そんなイメージ。


そのイメージで、最初は植物的な、緑の石を盛ろうかと思ったんですが、いざ、石を盛る段階になったら、緑一色じゃあなんか…違う。

やっぱり…虹色でしょう←

という事で、虹色に配色してみました。


しかし、チャクラカラーとは配置が違いますので、少し変わってる配色だと思います。

赤→紫 までのグラデーションではなく。

所々で、わざとグラデーションに見えるけどもチャクラの配置、虹色の配置ではない配色になっている部分がありますが、たぶんぱっと見は違和感を感じないんじゃないかなーと思います。

実は最初は、チャクラカラーに配置しようと試みて、色々と合わせてみたんですけど、どーも…違う（？）というか。

そんなグラデーションや、チャクラカラーの配置にとらわれずにやろう。

と、思った所、こんな感じになりました。








出来上がってみると。



輝くハーキマーダイアモンドの種から、虹色の夢が次々と芽を出していく。

そんな感じがしました。

ハーキマーダイアモンドは、別名、ドリームクリスタルとも呼ばれているのですが。

その夢は

現実の目標である夢と、

夜眠る時に見る夢の。


どちらにも関係しているのだと思います。


そんな、ハーキマーの夢の種から出てくる虹色の植物のような、何か。

しかも、なるべく宝石質のキラキラしたカットの石を選んで虹色に配色した部分。

これは、植物みたいにも見えますが…私には音楽のようにも見えました。


ドレミファソラシ

と、♯や♭を除くと音階も基本的には7つなので、これはすごく単純に、Cメジャーの明るい曲調の曲が流れていそうなイメージですがwww

チャクラカラーや、虹の配色よりも少しズレているのが、曲のような感じもします。

同じドの音であっても、高い音階のドと、低い音階のドがあるように。

螺旋を描くようにハーキマーから出てくる音は、だんだんと周りに広がったり、上へ向かったり、自由に枝葉を伸ばすように、どんどん成長していって…。

同時に単純だった音楽のメロディーも発展していき、音符が歌うように、踊るように、複雑になっていく…。

普段は見えない音楽の、音そのもの。
それをもしも視覚化したらこんな感じなのかなぁー。

という気がしました。


そして、中央の、レインボームーンストーン（ホワイトラブラドライト）は、あくまで青みがかった透明な美しさを帯びていて。
この石を中央で見ると、ピンクサファイアが散りばめられた翼の天使がハーキマーをギュッと抱きしめているようなそんな感じにも見えます。







そしてこの辺から、さらに私の勝手な解釈になってしまうんですが。

現実的な夢を叶えるような、そんな部分が、植物や、音楽のような虹色の部分だとしたら。

それは人によって様々で、色んな夢があって。少しずつ、その夢が叶うように自分自身で水をやり、栄養を与えて育てていくような。

そういうイメージもあるんですけども。

だがしかし、夢を叶えるというのは、自分自身の力だけでは叶わない事も多いと思うんですよね。

何をするにも。それが大きな夢であればあるほど、自分自身の努力の他にも、必ず自分以外の誰かの協力が必要になる。


それって…とても不思議な事だと思うんですよ。

夢を叶えたいのは、自分の筈なのに。

その夢を叶えてくれる誰かが存在する事。

私で例えるのなら、作品を売るお店ができたらいいのになぁという夢はありましたが、自分一人がそう思った所で、それは叶わなかったと思います。

マイミクさんもそうですし、mixiページをご覧下さってる方も、もりっと母さまもそうですし。

それを、関節的であれ直接的であれ、望んでくれる方、協力してくれる方がいなければ、叶わなかった。

よくよく考えれば、それはものすごい、凄い事だよなーと思うんですけども。

そんな感じで、自分自身の夢そのもの。
透明で、キラキラしているハーキマーが、夢の部分なのだとしたら。

この虹色の部分ていうのは、そういう、夢を叶える為の様々な人との関わりや、自分以外のものと一緒に叶えていく。
そういう事も表しているんじゃないのかなーとか思いました。


そして…もし、そうだとしたら。

逆に言えば、どんな人も、普段の誰かとの関わりの中で。
普段の何気ない生活の中で。
知らず知らず間接的に、誰かの夢を叶えるお手伝いをしているのかもしれない。
そう思うと、なんだかとっても、ほっこりする気持ちになります。(*'∀'*)







そして、実は夢のもう一つの側面。

夜眠る時に見る夢

でいえば。

このペンダントは、安眠のお守り的な雰囲気がするんですけどもwww
（あくまで雰囲気です）

この作品、ペンダントなんですが、実は台座を作ってまして。










こんな感じで浮いてるように飾れます。
ちょっと不安定かもしれませんが←

しかし、ペンダントなのに何故に、台座を作ったのかというと…。


このペンダント、実はワンドみたいだなと思ったんですよね。w

正確にはワンドの先端部分みたいだと思ったんですがw

私は普段、作品の使い方については、これはもう、持っている方の自由だと思ってますから、好きに使って頂いて構わないのですけど。

それでも、今回あえて感じた事を言うと。

ペンダントだけど、良かったら眠る時に側に飾って欲しいなーと思って台座を作りました。


輝く光の種から、虹色の光があふれてきて、

そっと優しく、天使が抱きしめてくれてくれるように包み込んでくれて。

ふう。

と、安心して眠れるように。

素敵な夢が見られますように。


そんな、囁きが聞こえてきそうな感じというか。


夢は、まるで旅をするかのように。

毎日毎日、違う夢を見ている筈なのに、殆ど記憶に残る事がありません。

だけど、そんな夢のひとつひとつに、何かしらの意味が隠されていて。

良い夢も、悪い夢も、覚えている夢も、忘れている夢も。

目覚めた瞬間、その夢は自分自身に何かの影響を与えているような気がします。

そんな、夢の旅のお守りになるように。

安心して眠りにつけるように。








そんなイメージの作品なのかなーと思います。