※過去にCC福岡用に制作した作品です。
インペリアルトパーズ(原石
トルマリン(カボション
ピンクトルマリン(宝石質さざれ
両剣水晶(穴あき加工
ガーネット(ミニボタンカット
ゴールデンオーラ(4mm丸玉)
ラストは、純銀線でワンドを作ってみましたー!!(つ∀`*)
えーっと、こちらは販売するものの、販売価格が全然コミックシティ福岡向けじゃありませんので。←(汗
ほぼ、展示用な感じで見てもらえたらいいなー♪的に持っていこうと思います。
コミックシティで持っていく中では唯一の純銀線作品ですので、ぜひ実物を見て楽しんで頂けたら嬉しいです。
てことで、インペリアルトパーズの原石を一年前くらいから仕入れていたんですが。
純銀線でワンドを作ってみようかな。と思った時に、このインペリアルトパーズのイメージが離れませんでしたので。
作れってことか!!!w
と思いまして。
めっちゃアピールされたので、純銀線で巻いてみました。
実は、純銀線でワンドを作るのは初めてですんで。
ちょっと固定するのにも時間がかかりまして。ワンドとしては小さめサイズなんですが、通常と同じくらい時間もかかってます。笑
土台はこんな感じになりました。
この時点で、な、なんかパワフルだなーと思ってたんですが。
石を盛ったらさらにパワフルになってゆきました。
出来上がってみると。
Waterfall of light
太陽柱の杖
インペリアルトパーズの原石を先端にして、純銀線で作り上げたのは。
光の剣のようにも見える、
不思議な杖。
それはまるで、大きな金色の光の滝が現れ。
その、真下に居て美しい降り注ぐような光のシャワーをを浴びているような。
そんな感覚になりました。
美しい、金色の夕暮れを思わせるインペリアルトパーズ。
これがかなり、キラキラしてる原石でして。
赤いトルマリンのカボションを中央にして。
ガーネットな、ピンクトルマリン、ゴールデンオーラで飾り付けてみました。
小さな羽もついていますが、天使のようなものではなく。
新しく、羽が生えはじめるように。
自分自身の中から湧き上がる、とっても力強いエネルギー。
これが、サイズこそ小さいけれど、とっても、パワフルでして。
冬場なのに、作りながら汗をかくくらいに身体の内側がカーー!!っと熱くなったんですよ。www
私は作品を作っていて、何かを体感することは滅多に無いので、ちょっと驚きましたwww
そして、この杖の見た目や浮かんできたイメージを言葉で表す為に、色々検索して探してみると、太陽柱という現象がイメージに近かったんですけども。
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実態の無い、現象としての巨大な光の柱。
金色の光の滝が、身体を満たし。
ありったけの、光が降り注いでゆくよう。
元々持っている強さをさらに増幅させるかのようなイメージが浮かんでいました。
そしてもう片方の先端には、両剣水晶(穴あき)をつけてまして。
全体を眺めると、ワンドと剣のいい所取りといいますか。見方によって、剣にも杖にもどちらにも見える形になってるのかなーと思ったんですが。
もしかしたら、これは持ち主によって、変化する部分、自由度の高い部分なのかなと思いました。
持ち主が杖として使えば杖に。
剣として使えば剣に。
どちらにもなれる。
そして、これは個人的なイメージなんですが。
以前に作った、薄氷の杖
http://
と、テーマ的にかなり、繋がりがあるような感覚になりまして。
薄氷の杖が、薄い氷の上を恐る恐る歩き、ひたすら、湖の向こう岸を目指して、天使のナビゲーションをもとに進んでいる状態であるならば。
この杖は、時間軸にして、その後に見つけられるもの。得られるもの。
という感じがするんですね。
向こう岸にたどり着いた後のか。
または、その後に光の柱、光の道を見つけられたのか。
どういう形にしろ、今まで奪われていたような何かを、何倍にも増幅させて取り戻すような、強い感覚。
しかし、"奪われて"いた。
といっても、この言葉の意味合いは、他人に奪われて、恨むようなものではなく。
冷たい氷の上で、行動が制限されていたように。必然的に長い間、奪われたように見えていたもの。
という感覚なんですよね。
例えば、ドラゴンボールで、重力が何倍にもなるトレーニングルームが出てきますけどもww
ああいう風に、修行なんかで鍛えるという目的や、何らかの決意を元に、自分でかけた、最大級の負荷ともいえるようなもの。
その、今まで奪われていた何かを取り戻し。
負荷を下ろした瞬間。
それまで制限をかけていればいるほど、自分の中に、これほどのパワーがあるのか!と驚く。
その、パワーのようなものが。
このインペリアルトパーズの、太陽柱のような。
光の柱なんだなと思いました。
終わりのない、冷たい氷の上を歩き続けるような。そんな負荷を背負った先に、見つけられるもの。
掌に収まるくらいに、小さなサイズなのに。
そこからどんどんと力が湧いてくるような、パワフルな杖。
輝く光の滝を浴び。
金色の光柱を手に。
新しく、受け取れる力。
それは、たぶん。
どんなにパワフルで、強かったとしても。
敵を倒す為に得る力では無いんだと思います。
ドラゴンボールに例えてて、結局戦わないのかよ!笑
とツッコまれそうですが。www
戦わない。
これは、そんな強さを選べる杖。
でも、だからといって。
戦わない=何でもかんでも逃げ出す。
というような選択肢しか、選べない無い訳じゃないと思うんです。
受け止める。
受け入れる。
受け流す。
そんな選択肢もある。
だけど。
そんな選択肢は。全て。
何よりも、己の"強さ"が必要になるから。
その、強さというのが。
この、剣のような杖のような作品から感じる、芯から湧き上がるような、パワフルさなのかなと思いました。
もしかしたら。
今までは、逃げ出すコトしかできなかったのかもしれない。
己の弱さに。己の未熟さに。
己の、視野の狭さに。
その選択肢を選び続けるしか、できなかったのかもしれない。
でも、それも悪いコトじゃ無いと思うんです。
それさえも、きっと。
自分にとっては必要なコトだったんだと。
何よりも最初に、自分自身を受け止めて。苦笑する。
逃げ出すにしろ。
戦いを挑むにしろ。
今までは、このたった二つの選択肢しか、見えてなくて。
もしかしたら、その二つしか見えなかったからこそ、苦しんでいたのかもしれないけれど。
この杖は、その先にある選択肢を増やし。
別の道を、照らしてくれるものなのかもしれません。
その、強さが貴方にも在るのだと。
その光が、教えてくれるかのように。
剣にもなる、その光の刃は。
鋭く何かを切る為に、在るのではないのだろう。
きっとその光の刃では何も、倒すコトはできない。
杖にもなる。
だけどその光の杖は、ただ暗闇の中で自分の足元を照らす為だけに在る、頼りなさげな小さな灯火などではないのだろう。
受け止める力。
受け流す力。
受け入れる力。
その強さは、相手を無力化させてしまうものというか。
敵として在ったものでさえも、敵にならなくなる強さなんじゃないかなと思うんですが。
だからといって、八方美人に誰でも味方になる訳でも無いかもしれない。
でも、もう、敵対する者としては、存在できなくなる。
そういう、イメージの強さを持っている杖。
大きな光の滝が、降り注ぐように。
何よりもまず。
自分自身を、受け入れる瞬間。
手にしたもの。
それは、光のように実態が無く。
光のように眩しく。暖かい。
一筋の光明を、貴方に。
そんなイメージの作品なのかなーと思います。
※SOLD OUT
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