※オーダー作品※【Sword -Dragon- * Diamond dust *-ドラゴンの花嫁-】ワイヤーソード

レムリアン水晶（刀身）

エンジェルオーラ（10mm丸玉）
シルバーフラッシュクリスタル（8mmカット丸玉）
ブラックルチル（6mm丸玉）
ハウライト（6mm丸玉）
マザーオブパール（6mm丸玉）
淡水パール
ブルームーンストーン（さざれ）
（ペリステライト）
水晶（タンブルカット＋氷柱）
ボツワナアゲート（6mm丸玉）
クラック水晶（4mm丸玉）
アクアクリスタル（4mm丸玉）



委託用オーダー作品、No.3です！


このお客様のリクエストは、
ポイントを簡単に書くと。

白銀のドラゴンソードの代わりに。

全体の雰囲気は、凛として品があるすっきりとした感じ。
双子の対のような感じにしてほしい。

でした。

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そしてこのお客様のリクエストの文章を読んだ時に、

白銀のドラゴンソードと、同じではないけれど、かなり近い雰囲気（？）や見た目がいいのかな…？

と思ったんですが。


しかし、ここで一つ問題が。


【手持ちの水晶が無くなっちゃった問題←】


剣の水晶って、丁度いいものを見つけるの結構大変なんですよ。orz

そこで、急いで水晶を買いに行きまして。お店で見つけた水晶の一つが、このレムリアン水晶でした。

が、すみません。
形がバッチリだったから購入したんですが、お店での名前はレムリアンと表記があったものの。
産地とかもわからないので、レムリアンでも、ちゃんとしたレムリアン水晶なのかどうかはわからないんです。すみませんorz


水晶自体は、まるでフロスト加工されたような感じで、そのぶん透明感はあまりないのですが…、白銀に似た剣のイメージとしてはピッタリだと思いました。

剣にできそうな水晶って、形が色々で、細長い水晶なら、全部似たような雰囲気のものが作れるのか…というと、そんな事もなく。



ワンドと違って剣は特に、太さや透明度、大きさ、長さによって、全く違う印象になります。

その中で、この水晶なら…かなり雰囲気が近いんじゃないか…。


と、思いながら巻き始めました。


こだわったポイントとしては、似たような雰囲気でありながらも、違う剣。


作り方や、石もあまり変えなかったのですが、新しくシルバーフラッシュクリスタルや、ペリステライト（さざれ）の石など変更し、石の配置も違います。






出来上がってみると。


…ダイヤモンドダスト。

と、作ってる途中から、そんな言葉やイメージが浮かんでました。


私はその現象を見たことは無いんですが。


例えるなら、まるでダイヤモンドダストを目撃した時の、その瞬間を切り取ったような、煌き。

そして、白い石や、パールを盛った部分は、まるで…花嫁衣装のドレスのような気がしました。





白銀のドラゴンソードは、どちらかといえば、白と銀の鱗のような感じに石を盛ったのですが。

この剣は、白の石の装飾部分が、花嫁さんのような雰囲気、イメージが強くて。

白いヴェールを被って、純白の、ダイヤモンドのような輝きのドレスを纏い、にっこりと微笑んでいるような姿が自然と浮かびます。


そして、
レムリアン水晶というのは、記録装置のような役割があるらしいですが。
私は記録は読めないですし。←
サッパリわかってないんで、水晶自体に記録があるのかどうかすら、わからないけれど。

そういう、記録装置の役割の水晶を刀身に使ったという事は、まるで、写真のように…。


輝くドレスを着て微笑んでいる瞬間を切り取ったような剣だなぁと。


そう思いました。


それは、白銀のドラゴンソードと比べると、凛としているものの、全体的な雰囲気は非常に明るくて。

白銀のドラゴンソードが、雪のように儚げで、凛とした強さの雰囲気なのだとしたら。


このドラゴンさんは、ウエディングドレスを着て、ウキウキ気分で、ピシッと！凛として、写真を撮る瞬間の気持ちのような感じ。
張りがあって、上向きで、これからの事を見つめているような、そんな雰囲気。

お客様の白銀のドラゴンソードと対になるような、とのリクエストのように。

見た目は確かに近いものの、感じる雰囲気は、双子の対のように正反対なんだなーと、そう思いました。





そして、感じたイメージを例えるなら。


きっと、遠い遠い昔の。

とても…。
大切な思い出のような。


ダイヤモンドダストのように、輝きと煌きに満ちたその瞬間の幸せを忘れないように。

その姿を、その時の気持ちを、その時の幸せを、記念写真のように残したような…そんな剣。


見る度に懐かしく、その時の煌めいていた気持ちを思い出せるように。

ドラゴンのものを作る時は、いつも、強い絆のようなものを感じる、と一つ前のオーダーでも書きましたが。

このドラゴンさんは、まるで結婚するかのような（？）絆を感じるというか。

あくまで、そういう、雰囲気、イメージを言葉にしただけですので、実際はわかりませんが。

そんな風な、イメージの作品なのかなと思います。