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もりっと母さまコラボ
ブラジル産モリオン(12mm丸玉ビーズ)
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グレームーンストーン(カボション18×13)
ホワイトムーンストーン(6mm丸玉+4mm丸玉)
ヘソナイト(オニオンカット)
レインボームーンストーン(ドロップ)
(ホワイトラブラドライト)
ペリステライト(さざれ)
アメジスト(4mm丸玉)
スモーキーオブシディアン(6mm丸玉)
スモーキークォーツ(さざれ)
ロシア産モリオン(6mm丸玉)
ホワイトトパーズ(ミニボタンカット)
オーダーメイド作品No.8!
六月にオーダーのご注文頂きましたぶんの作品です。
お客様のオーダー内容はこちら
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イメージは世界最強ヒーリングルームで。
最強の結界のなかで施される
天使さえ癒せるヒーリング
肉体も心も光も闇もここでは癒されることが許される。(イメージ妄想^^)
今気になる石はモリオンですがイメージ妄想に合わなければお任せで。
形はペンダントトップ。
色のご希望は、紫がある気がする。
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との事でした。
その後、もりっと母さまを挟んでの、詳しい打ち合わせをした結果。
お客様の最初のご希望は、モリオンの原石を使ったペンダントだったのですが…それはなかなか手に入りにくい。
という事で。
そこで、今回はもりっと母さまコラボをお願いしまして。今のところ手に入るモリオンのビーズを揃えて、こういうビーズならありますが、どれにしますか?
と、お客様とやりとり致しました。
もりっと母さまセレクトの、候補のビーズが何種類かあったのですが、今回は、その中でブラジル産モリオンビーズ12mmを使用する事になりました。
↑の作品の写真の、右下にある一番大きくて白っぽい丸いビーズです。
このビーズ、実はかなりレアもの?らしく、モリオンなのに…なんと白い色なんですよ!
モリオンの原石の、根元の白っぽい所もビーズにしたとかで。
少し灰色がかった、不思議な色のモリオンビーズ。
在庫も一粒しか無かったそうで。次回は手に入るのかどうかも不明だそうです。
ですので、最初はこの12mm丸玉ビーズだけをメインに使って作るのかな?とおもいきや。
どーも…お客様のリクエストを最初に見た瞬間から、何故か、ムーンストーンのカボションが浮かんでたんですよね。
うーむ。なぜにムーンストーンなのかなぁ?と思いつつも、一応浮かんできたイメージや石は、お客様に確認をとる事にしてますので、
モリオンビーズメインの作品か。
ムーンストーンカボションメインの作品か。
どちらにしますか?
と、ご用意できるモリオンビーズの候補を全部確認した後に、ムーンストーンのカボションもご提案しておりました。
私はてっきり、ムーンストーンのカボション案は、お客様的にはボツかな?と思ってたんですけどもww
お客様の返信にて、なんと!!
ムーンストーンがかなりお好きだと書かれておりまして!!
じぇじぇじぇ?!(‘jjj')/
これには私も、かなり驚きましたww
だから、オーダー内容見た時に、真っ先にムーンストーンが浮かんだのか?!w(;・`д・´)
直感恐るべし…!
いや、魔法使い(ガイド)かっ?!(
という事で。
最終的には、お客様のご希望は、ムーンストーンの、カボションメインという事になりました。
しかし、それでもやっぱり、モリオン12mmビーズも捨てがたいという事で。
これはもう、両方良いとこ取りするしかないさ!!←w
という経緯と打ち合わせを経て、作る事になりました。
えーっと、なんだか、前置きが長くなりましたが。w
その後、ホワイトムーンストーンよりも、グレームーンストーンのカボションの方が、色合い的にも、お客様のオーダーのイメージに合うんじゃないかなーと思い、仕入れまして。
事前に浮かんでいたイメージは、このメインのグレームーンストーンがヒーリングルームそのもの。みたいな感じでした。
今回は、角線と丸線を使いながら、土台を作りつつ。
12mmのモリオンビーズも組み込み、それから、石を盛っていきました。
出来上がってみると。
生命のゆりかご。
そして、生命の根源。
光も、闇も、肉体も、心も。
全てに共通する。
最小で、そして最大の。
普遍的で。宇宙的な。
そんな…ヒーリングルーム。
メインのグレームーンストーンのカボションは、角度によっては美しいシラーが見られ、それはまるで、シェルターのよう。
そのシェルターの中は、癒しルームのような感覚だったのですが。
その、周りを彩る石たちは、およそ、癒しと呼ぶには、あまりに…最大で、そして最小のイメージのものでした。
それは、たとえば。
月や、太陽系や、宇宙や、銀河…。
そんな、星を、近くで。
或いは、遠くで眺めてるような。
気が遠くなるような、遥か彼方。
見た事もないような、遠い遠い視点から、星を眺めているような。
そんな感覚になりつつも。
もう一方の見方は、まるでDNAの螺旋のようにも、原子や、分子や、素粒子の粒のような。そんな極最小の、これ以上小さくならないくらい、小さなもの。
にも見えました。
それは、遥か彼方の、見た事のない宇宙と。
自分の身体の細胞や、DNAなどの、遺伝子。自分の肉眼では確認すら出来ない、最小のものが。
まるで同じもののような。
そんな、奇妙な感覚。
手塚治虫の《火の鳥》の中に、確かそんな描写がありまして。
未来編の作品中、主人公マサトが火の鳥に連れられて、ミクロの世界から超マクロの宇宙の外側までを旅するシーンがあります。
簡単なあらすじはこれですね。
http://www.h5.dion.ne.jp/~kame33/kame3.htm
とても印象的だったので覚えてたのですが。
作っている時にそのシーンが浮かんでいて。
グレームーンストーンのヒーリングルームから、その世界を垣間見ているような。不思議な感覚。
そして、さらに視点を変えて、個別に見ていくと。
ブラジル産の白いモリオンは、よくよく見ると、石の柔らかな模様が、まるで白い羽が丸められて、沢山入ってるようにも見えました。
天使の羽が沢山入ってるのか、天使が入ってるのかはわかりませんが。
例えるならば、鳥の卵のような。
何かが、産まれる直前のような感覚。
それは、普通なら真っ黒のイメージのモリオンが、ここでは灰色がかった白色でなのも合間って。
それだけでも、イレギュラーな感じというか。
通常ではあり得ない位置や、知り得ない空間にいるような感覚になります。
そのモリオンの白っぽい灰色から、螺旋を描くように。
ゆっくりと、白い方の螺旋を辿り、視線が上へ、上がれば上がるほど。
ホワイトムーンストーンや、レインボームーンストーン、ホワイトトパーズなど。
どんどんと白くなり。
そして、さらに目線を上に上げていくと、柔らかな黄色い色のヘソナイトになります。
こうなると。
このヘソナイトの黄色い部分までが、天使や、様々なものが産まれる寸前、直前の状態のようで。
このうっすらとした黄色から先も、もしかしたら終わり無く、螺旋が続いているのだとしたら。
その先にはきっと、無限に続く鮮やかな色彩と光が広がっている気がします。
このほんの少し上の、作られていない先を見るのだとすれば、無限の色彩が広がり、何かが産まれる直前なのに。
この時点では、それは、まだ何も起こってない状態。
そして、反対に。
黒いモリオンや、アメジスト、スモーキークォーツ、スモーキーオブシディアンの黒い色のグラデーション。
先ほどの白い螺旋とは対になり、それでも交差していき、そして離れていく、黒い螺旋。
これは、白いモリオンビーズや、グレームーンストーンの、灰色の中にも既に存在していた黒い部分が、今度は下に向かって、どんどんと、螺旋を描きながら向かって行くように見えました。
これも、恐らくは、終わりが無く続いていき。
下へ向かうほどに、黒く、深くなっていくようで…。
まるで、この二つの螺旋は、光と闇の関係性のようだなと思いました。
これ以上、上へ行けば、色彩の鮮やかな光り輝く世界へ。
これ以上、下へ行けば、真っ黒な闇の世界へ。
その、ちょうど中間に位置する所を捉えたような気がしました。
天使さえも、癒せるヒーリング。
肉体も心も、闇も光も、ここでは癒される事が許される。
私は、どうしても作品自体には、そんな"効果"はつけられないのですが。
しかし、もしも全てが癒される可能性がある場所があるのだとしたら。
例えば、こういう場所なんじゃないかな〜と思いました。
全てが、産まれる場所。
全てが、選べる場所。
まるで、設計図の段階のような。
それは、生命の根源みたいな。
ゆりかごみたいな。
白と黒が入り混じったような。
これから、無限の色彩と、無限の闇のどちらも選べるような。
そんな感覚。
私は、基本的にはカラフルな色彩が好きですし、作風も、カラフルなものが多いんですけど。
この作品に限っては、オーダーのイメージもあって、カラフルには出来ませんでした。
光と闇。
もし、そのどちらかに極端に偏ってしまえば、片方が癒されるという事が、許せなくなってしまいそうだから。
だとしたら、やっぱり中間…なのかなぁと。
だから、ここは、そういう場所なんじゃないかなぁー。と思いました。
お客様が、癒す事は癒される事に繋がるのかな。と仰ってたのですが。
それも、白と黒の螺旋が、混ざり合う事無く別々に存在していながら。
中央のグレーのムーンストーンと、灰色がかった白いモリオンが、白と黒の螺旋のどちらにも繋がり、循環しているようで。
癒す事、癒される事。どちらをも表しているのかなと思いました。
そして、もう一つ。
実は、出来上がった時に真っ先に感じたのが。
地球から月までひとっ飛び。
でした。
モリオンという、グラウンディングの石を使い、地面や大地にどっしりと。ガツン!と、地に足をつけていながら。
そのモリオンから、グレームーンストーン、ホワイトムーンストーン、ペリステライト、レインボームーンストーン。
と、ムーンストーンのオンパレードで、ひょいっと、月まで簡単に飛んで行けてしまうような。そんな幅広くて身軽な感覚。
そして、月の光のような、やわらかな感覚。
月の満ち欠けそのものを表しているような、黒の螺旋。
それは、夜も、昼も、その姿が確認できる月の姿を、一度に、多面的に表しているような気がしました。
実は一番最初に、もりっと母さまに作品の写真を見せた時
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これはヒーリングルームなんでしょうか・・・
ヒーリングルームなんて言う生易しいものではないような(笑)
すべての生命の起源のゆりかごちっくですね。
光も闇も、天使も悪魔も、全部そこから生まれて、そこへ帰る。
かぼちゃの馬車と色合いが違うせいでしょうか・・・
完全に宇宙。
ラッセンとか、あぁいう感じの絵をかく画家さんが描いている不思議な宇宙。
キャンバスに大きく、月が二つ?太陽が二つ?兄弟惑星が二つ?
ダイナミックに描かれていて、他にもたくさんの星が並んでいるような・・・。
私の場合、BGMは、「フライミートゥーザムーン-エヴァのエンディング アンニュイバージョン-」です。
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と、ご感想頂きまして。w
いつも本当にありがとうございます。((*´∀`*))
このフライミートゥザムーンの歌詞をみると
まさに、私の最初に感じたイメージに、ピッタリな歌詞だなと思いました。ww
世界最強ヒーリングルーム。
この、ルームに入ったら。
全てがシンプルで、複雑で。巨大で、極小で。そんな、相反するものが全て存在する。不思議な、空間。
癒す事、癒される事。
外側の宇宙と、内側の宇宙。
光と、闇。
そんな全てが産まれる、生命のゆりかご。
作品のタイトルを考えた時に、何故かラルクの、ネオユニバースが頭から流れてきまして。ww
歌詞を見てみると、これも何だかイメージピッタリだな〜と思って、
ユニバーサル ヒーリング
と英語表記でつけました。
universal とは、
1 一般的であるさま。すべてに共通であるさま。普遍的。「―な考え方」
2 宇宙的なさま。全世界的。「―な規模」
そんなイメージの作品なのかなーと思います。
ルースセレクトオーダーもやってます!
まだ石の種類も少なめですが、少しずつ増やしていこうと思います♪
気になる石がありましたらよろしくお願いいたします。^^
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