【Feather of Angel-天使の梯子-】Pendant Top

中国産水晶ポイント （穴あき）
クラック水晶（4mm丸玉）
水晶（ボタンカット）
ホワイトトパーズ（ミニボタンカット）
グリーンアメジスト（さざれ）
レインボームーンストーン（ドロップ）
（ホワイトラブラドライト）
ブルームーンストーン（さざれ）
（ペリステライト）


委託用作品No.57号！

という事で天使の羽シリーズパート2です。

今回は、大天使〜とかではなく、単純な天使モチーフで作ってみました。
前回と同じ中国産水晶ポイントですが、これは透明なものを使いました。

ワイヤーも、シルバーワイヤーに、金色のワイヤーをより線にして、混ぜて羽の形を作りまして。

作り方は前回のケルビムと似てるんですけどねぇ。やっぱり中央の水晶が違うだけで、また全然別物になっちゃいました。

盛っている石も、今回は真っ白というか。ふわふわで透明な感じを出したくて、石も透明な石〜ムーンストーンの白っぽい石でなるべく統一して作ってみました。


出来上がってみると。






ふわふわの天使の羽。

だけど、その一枚の羽が舞い降りてくる背景の空には、大きな天上の柱にも似た、天使の梯子があるような。

そんな雰囲気を感じました。

中国産水晶ポイントが、まるで、柱のようだな…と思っていたのですが。

柔らかそうな白い雲のようにも見える、ペリステライトのさざれや、レインボームーンストーンのドロップ。

ボタンカットのキラキラした水晶や、クラック水晶、ホワイトトパーズの、純粋で透明な輝きに。

ほんの少しだけ、淡い緑色の、グリーンアメジスト。

それは…雲の切れ目から、太陽の光が柱のように輝きながら、地上へと差し込む瞬間。

目の前に、ふわりと白い羽が舞い降りてきたような。

そんな光景が、思い浮びました。







前回のケルビムの羽は、なんというか、深い深い、重さのようなものを感じていたんですが。

この天使の羽は、もう真逆です。

軽く、軽く…何処までも軽く。

舞い降りるのも、舞い上がるのも、自由自在に、飛び立てる。

という感覚。

あまりにふわふわと飛んでしまうと、何処までも行けちゃって大丈夫か？←

てなりそうなもんですがw

なんとなく、目的もなしにふらふら、ふわふわしているというよりは、天使の梯子のイメージもありましたので。

光の柱が、その羽を支えて、真っ直ぐ、行き来可能になってる感覚。

に近いのかなと思いました。

そして、全体を眺めると、一人の天使を形どったようにも見えまして。

柔らかな羽毛が、その暖かな翼が。
ふわりと包み込んでくれるような。
そんな風にも見えました。

天使の梯子って、天使からのサインだったりとかそういう意味もあるとあると思いますが。
単純に、見れるとすごく嬉しいものだよなぁと思います。

普段見上げてる、何気無い景色と、空から差し込む光。

なのにそれが。たったそれだけの空の景色が。すごく神々しく感じて。

いつもの見慣れている筈の景色や、街並み。
それが、急に輝かしく変化してしまったような。

そんな感覚になるように。


いつもと同じだと思っていたものに、スポットライトを当てて、光を差し込んでいく。

天使の梯子のような、そんな不思議な光を当てて…。

その瞬間、新しく見えてくるもの。

何ひとつ変わらない景色から、浮かび上がってくるもの。






そういう感じで、もしかしたら、羽の背景にはたくさんのものが浮かび、変化して見えるのかもしれません。


高く、高く…どこまでも高い、あの空の彼方から。

舞い降りてきた、たった一枚の天使の羽。

その純白の羽を、手にとった瞬間。

何気無い日常や、見慣れた景色や、当たり前だと思っていた風景に。

ほんの少しだけ、光が差し込んで。

今までとは違う景色が。
今までとは違う、世界が。

ほんの少しだけ、目の前に浮かび上がる。

柔らかな、その羽と共に。






そんなイメージの作品なのかなーと思います。