【Wand-Golden Angel-天使の羽】ワイヤーワンド

エンジェライト（12mm丸玉）
淡水パール
ブルームーンストーン（さざれ）
（ペリステライト）
レインボームーンストーン（ドロップカット）
（ホワイトラブラドライト）
シトリン（さざれ）
コーラル（珊瑚）6mm丸玉
シャンパンカラークォーツ（4mm丸玉）
クラック水晶（4mm丸玉）
水晶（氷柱）



委託用No.29号！



エンジェライトの丸玉で作ってみました。


最近羽ばっかり作ってる私w

これはもう、天使なワンドでしょうw


と思いながら作りました。



なんの天使とかは意識してなかったのですが、最初は真っ白な羽になるように石を盛りまして。

レインボームーンストーン（ホワイトラブラドライト）や、ブルームーンストーン（ペリステライト）をふんだんに使って翼のようにしてみました。

中央はシトリンのさざれや、ベージュ色のパールを盛って、立体感（？）を出してみました。
これが思いのほか、ふわっふわっな感じが出てます。






出来上がってみると。


ふわっふわの、柔らかな羽。

羽毛布団や、クッションのように、触ると心地良さそうな。ふんわりとした羽の天使さん。

全体を見た時の、エンジェライトの上部にある翼は、頭の上に天使が舞い降りてきたような。そんな感じがします。w

そっと、幸運を運んでくれるような、優しい色合い。


そして、視点を変えれば、エンジェライトから下の部分は、羽が生えかけてる女性の姿のように見えました。


その羽は、天使や、見守ってくれる存在を意識した時、そう感じる度に。

心はどんどん軽くなって、まるで自分にも羽が生えたように、自由になる象徴のように。

縛られていたものから、ふっと自由にしてくれる、金色の翼。

それは、"そうなりつつある姿"のような、そんな気がしました。






物語の、北風と太陽の、太陽のイメージに近いのかもしれません。

吹き荒ぶ北風では脱げなかったコートも、暖かでポカポカの太陽の光を浴びたら、暑くて思わずコートを脱いでしまうように。

頑なに着込んでいた何かも、緩んで自分から手放してしまうような。

その瞬間、自分の背中にある羽に気がついて、もっと高く、もっと遠くまで行けるんだという事に気がつくのかもしれません。


だけど、このワンドは、飛び立つ事がメインではなく。

いつか、その羽が生え揃い、いずれ飛び立つ時が来るのだろうと、予感はさせますが。


今は。


頑なに着込んでいたものを手放し、自分自身にある羽、翼に気がついた。

その瞬間なのかなーと思いました。


翼は、上部の見守ってくれてる天使や、存在達と同じようですが、ワンドの中央はパールではなく、コーラルを使ってますので、ほとんど同じように見えても、少しだけ違う翼。

それは借り物ではない、自分自身の中にある翼。






金色の光を帯びた、白く柔らかな天使の存在に気がついた時。

不思議な暖かさが心を包み込んだ。

その瞬間、氷が溶けてしまうように、頑なだった心さえも一緒に溶けてしまったみたい。


それは、まるで自分に羽が生えてしまったみたいに軽やかで。
きっと…その翼も、白く柔らかな金色の光を帯びているのだろう。

いつか飛び立つ日がくるから。

涙が出るような暖かさに包まれながら。そんな声が聞こえた気がした。





そんなイメージの作品なのかなーと思います。