星座パーツ
ガーネット(4mm丸玉+ミニボタンカット)
グリーンオニキス(ミニボタンカット)
ブラックスピネル(ミニボタンカット)
アメジスト(ミニボタンカット)
マンダリンガーネット(さざれ)
委託用作品No.98号!
だいぶ遅くなってしまいましたが、射手座のアミュレットです。
実は、一年ほど前にmixiページ【月のヒトリゴト】にてコラボプレゼント企画を開催した時に、当選者の方に作った星守りが射手座でして。
一度作ったことがある星座でしたが、プレゼントしたものはお月ちゃん指定の石を使うというものでしたので、今回は、私の中にある射手座というイメージで作ってみましたー。
まずは、土台作りですが、射手座といえばやっぱり弓矢!て事で、今回はシルバーワイヤーで弓の部分を。
ゴールドワイヤーで、弓の弦の部分をイメージして巻いてみました。
普通に考えると、弦の部分てのは細いものなんですけどね。弓と同じくらいに線が絡みつく感じになりました。
こんな感じです。
これから、石を盛っていきました。
出来上がってみると。
射手座のアミュレット。
出来上がった時に真っ先に感じたのは。
すごく遠く、遠くまで矢を放つ為の弓と、風を味方に、炎を動力に、ギリギリまで引き絞り、放つ渾身の矢。
シルバーワイヤーで形作られた、銀色のきらめきを放つ弓に、標準を定め、風を読んでいるかのような緑のグリーンオニキス。
ガーネットの、燃えるような、熱い赤色と、マンダリンガーネットのオレンジ色の炎の力で、弦をギリギリまで引き絞っていく。
その間をすり抜けるようなブラックスピネルの黒さと、アメジストの紫色は、簡単に何度も放てる矢ではなく、一発勝負!を思わせる、ワクワクするような、ビリビリするような緊張感のようなものを感じます。
そして、金色の輝きを放つ弦に、光が束ねられるかのように、力が徐々に集まってゆく。
はるか彼方、どこまでも遠くまで、矢が飛んでゆけるように。
このストラップの中に、矢は形作られていないのですが。星座のマークが、私には矢のように見えましたので、今回はあえて矢は、作りませんでした。
そして、いつものストラップですと、だいたい6mmの丸玉などの石を盛るのですが、今回は石の大きさも非常に小さく細かくて。
それは、遠くまで矢を放つ為に、ただありったけの力を込めた豪快な弓矢というだけではなく、物凄く綿密に計算して放つ側面というものも表しているように思えました。
全体を見てみると、シルバーワイヤーとゴールドワイヤーで真っ二つに分かれていますが、これは二面性を表しているというよりは、何かの証や、紋章のようにも、バランスがとれた姿や、均衡を表しているようにも思いまして。
そして最近、進撃の巨人というアニメにすごくハマりまして。w
そのオープニングに紅蓮の弓矢というのがあるんですが、これがこの射手座のテーマ曲にピッタリだなーと思いました。
これは、射手座の性格判断などではなくて、この射手座のアミュレットを見て私が感じた事になるんですけど。
この射手座に描かれているのは、とても、とても、強く、遠くまで矢を放つ事のできる強い弓です。
だけど、遠くまで矢を射る為には、それを扱えるだけの強い力が自分にも必要になると思いますので。
それだけの鍛錬を重ね、力をつけて。そして、とても長い時間をかけて、ようやく弦を引き絞る事のできる弓と、矢。
これは、誰でもお気軽に、簡単に放てるようなものじゃないぶん、弓を引く前、鍛錬を重ねている間もずーっと、目的や標準を定め続け、目的の場所まで、矢が届くように見つめ続け、出来うる限りの準備をしてきたような。
そんな感じがしました。
長い時間をかけ、弓を引ける身体を作り、ゆっくりと、ギリギリまで弦を引き絞ってゆく。
消える事のない、炎を動力にするように、熱い思いを燃やし続け。
風を読んで、味方につけていく。
最適な時のタイミングを計り、緊張感を感じ、全てを委ねるかのように放つ矢。
その矢には、自分の思いや、今までかけてきた全てが込もっている。
それは、矢を放ってしまえば自分にできる事は、これ以上何もないのだという事を知っているから。
だから、それまでにできる事を全てを揃えて放つ、渾身の、ありったけの力を込めて放つ矢。
この射手座に、矢がないのは、もしかしたら既にその矢は放たれ、手放した瞬間を表したものなのかもしれません。
綿密に準備したとしても、どれだけの鍛錬を重ねたとしても。
毎回、毎回が一発勝負!であるならば、結果はどうなるのかはわからない。
だけど、やるべき事は全てやりきった。
そんな、積み重ね続けてきた、強さを感じる弓矢。
それは、ありきたりな表現だけど。
長年続けた努力が、力に変わる瞬間。
これは、もしも矢が目的の場所に届かなかったとしても、それまでの努力が無駄だったとか、意味がなかったと嘆くようなものではなくて。
むしろ、長年目的を定めて培ってきたものが、初めて形になった瞬間のような、喜びを感じるものなのかもしれません。
今回は届かなかったけれど、諦めずまた、届くように努力していく決意を秘め、明るさを持ちながら。
その強い弓で矢を放つ事が出来た自分自身を、誇れるような気持ち。
目的の場所に届いても、届かなくとも。
どちらにせよ、この燃えるような情熱は消える事はないのだと理解する瞬間。
そして、もしも目的の場所に矢が届いたのなら。
また新しい標準を定め、矢を引く事のできる楽しさと喜び。
そう、この射手座は、目的や目標を定めて努力していく事は、苦痛ではなくむしろ、生き甲斐や喜びのような感じがしてまして。
どちらにせよ、弓を引く事は辞めることができない。
それだけ、楽しい事だから。
それだけ、長い時間をかけてきた事だから。
射手座のアミュレット。
それは、
炎を動力に、風を味方に、渾身の力を込めて放たれるもの。
それだけの想いを込め、ありったけの時間をかけてきたと、胸をはって誇れるもの。
努力の結晶のような、証の紋章。
だから、どこまでも遠くを目指して、この弓を引き。
何度でもそれを目指して、矢を放ってゆくのだ。
そんなイメージの作品なのかなーと思います。
↑応援よろしくおねがいします(n*´ω`*n)
ルースセレクトオーダーもやってます!
まだ石の種類も少なめですが、少しずつ増やしていこうと思います♪
気になる石がありましたらよろしくお願いいたします。^^
0 件のコメント:
コメントを投稿