【Amulet - Virgo -乙女座のアミュレット】ワイヤーストラップ

シリシャスシスト1（薔薇ビーズ）
チェリークォーツ2（4mm丸玉）
フラッシュローズクォーツ2（4mm丸玉）
淡水ケシパール11
ペリドット3（さざれ）
ガーネット1（ミニボタンカット）
レッドスピネル2（さざれ）

5.5×2.5

委託用作品No.88号！

10月委託分最後になります。
毎月作ってる星座のアミュレットシリーズ、今回は乙女座でございます。
だいぶ、時期がズレてますけども。（汗）
星座シリーズは、一応その星座の期間中に作る事にしてますので、制作日記を書く順番的に、現在タイムラグが著しく発生しております。www

て事で。
パーツの形自体は、中央のマーク以外はいつも同じなんですが、今回は乙女座から連想して、髪の毛を編んだようなイメージが浮かんでましたので。
土台は、こんな感じになりました。






私の作品には珍しく、ワイヤーを三つ編みにして、枠をとりまして。
髪の毛の感じをかなり、意識して作りました。


出来上がってみると。







乙女座のアミュレット。


それはまるで、長く美しい、乙女の髪の毛を表したような星座ストラップになりました。

ゴールドのワイヤーと、シルバーのワイヤーを、あえて混ぜて編み込んでいて。
それがまた、天使の輪が輝くような、ツヤツヤして、サラサラの髪の毛のように思えてきまして。

その長く美しい髪の毛に編み込まれているのは、薔薇の花飾りのような、シリシャスシストや、葉っぱのペリドット。

そこから、続けて花冠を作っていくかのように、花と、髪飾りがどんどん、髪の毛に編み込まれていく。

チェリークォーツや、フラッシュローズクォーツは乙女心を表しているかのような、優しげなピンク色。

上品に散りばめられ、ワイヤーと、他の石達を繋げながらまとめていく、淡水ケシパール。

ガーネットと、レッドスピネルをほんの少しだけ、アクセントにして。

全体を眺めれば、まさに、"乙女"そのものという雰囲気になりました。

この髪の毛から連想するだけでも、可愛らしくて、純粋で、無邪気に微笑みかけてくれそうな女性の姿を、思わず浮かべてしまいますし。

今までのストラップの中でも、ダントツにとても女性らしい雰囲気の、乙女のストラップだなーとか思いました。

そして、モチーフが髪の毛というのも、やけに象徴的だなぁと思ったんですけども。

美しい髪の毛というのは、乙女の命！という感じですし。

それだけ、大切なもの。
価値があるもの。というのを表しているのかなと思ったんですけども......。

しかし、このストラップ、確かに外見だけ見れば、美しくツヤツヤした髪の毛だとか。髪飾りだとか、編み込まれた薔薇の花だとか。そういう、外側の美しさにばかり、目がいきがちなんですが。

その実、この乙女が1番大切にしているものは、髪の毛そのものではなくて、内側にある"乙女心"のようなもの。






これは外見の美しさに目を奪われ、囚われてしまっては、気づきにくい部分かなと思いますし、説明しにくい部分でもあるんですけども。

それは、"ただの髪の毛"に価値を見出し、大切にしようとする乙女心のようなもの。
常に綺麗に在ろうとする心のようなもの。

内側にある、その心があるからこそ、髪の毛もまた美しく彩られ、飾られていく。

それは、髪の毛だけに留まらず。

何か、自分の中で確実に、ありありと決まっている乙女心のような、美意識。

その心に従って、美しい何かを織り上げ、作り上げていく。

単に、最初から美しい外見だった。
何もしてなくても綺麗だったというものではなくて。

自分の中にある、その乙女心に従っていく内に。他の誰かから見れば、みるみる美しくなっていくような何か。
価値があると思って編み込み、織り続けていった結果、他人から見れば。

こういう所や、考え方なんかは、すごく美しくて、"乙女"なんだなー。

という風に見えるポイントみたいな、部分かなー？とも思うんですけども。


私は、星座に関しては詳しくないですし、この乙女座のアミュレットの解説は、乙女座の性格などではなくて。
あくまで、この作品に関して私が勝手に感じた事として捉えてほしいのですが。


そうやって、自分の中で価値を見出し、編み込み、飾られて。
他の誰かにに向けてアウトプットした時には。
もう既に、使われてる素材がどうこうとか。そんなものは一切関係なく、他の誰かから見れば、まるで乙女のように可憐で美しい！というものに感じられるんじゃないのかなと思いました。

それが、それこそが、とても凄い（？）所なのかなーなんて思うんですよね。

私は、母が乙女座ですし、友達にも乙女座が多いので、それでそういう風に感じるのかもしれないですが。

自分の中で、確固たる"美意識"みたいな、乙女の部分みたいなもの、ここで急に出てくるんだなぁー。

とよく思うんですよね。w

それは、単純にオシャレする事や、外見や、見た目の美しさなどにこだわる事とは少しだけ違っていて。

むしろ、中身の美意識や考え方、やり方、接し方などでも、ふっとそれを感じるというか。

もしかしたら、それは当たり前すぎて、本人は美意識や乙女の部分と言われても、ピンと来ないくらいなんじゃないかな？

とかも思うんですけども。w

その部分が、誰かにとっては、とてつもなく魅力的だったり。
奥ゆかしく、純粋で、可愛らしく見える事もあるのかなと思いました。w






乙女座のアミュレット

それは美しく、花のように可憐で、繊細に織り上げ、編み上げていくもの。

内側にありありと感じる、乙女の美意識。

長くたゆたう髪の毛を、美しく編み上げて。飾り付け。

それを、とても大切にしている、貴方の心こそが美しいのだ。

周りにそう言わしめてしまう、美しい乙女の横顔。



そんなイメージの作品なのかなーと思います。