コラボ作品【The good harvest of autumn *＊ 豊穣のリース ＊*】Pendant Top

もりっと母さまコラボの石

ファイアーアゲート

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ヘソナイト（オニオンカット）
カーネリアン（4mm丸玉＋6mmカット丸玉）
シャンパンカラークォーツ（4mm丸玉）
トルマリン（さざれ）
シトリン（さざれ）
琥珀（さざれ）
ガーネット（ミニボタンカット）
カルサイト（3mm丸玉）


委託用作品No.80号！


今回は久々！もりっと母さまコラボ作品でございます。

お預かりしていたのは、ファイアーアゲートという石でして。
このファイアーアゲートの解説としては、

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名前の通りアゲート（瑪瑙）の変種として分類されアゲート特有の縞模様が炎の様に輝くことからファイヤーアゲートまたはファイアアゲートとして親しまれています。

この輝くファイヤーは褐鉄鉱（リモナイト）が光の干渉を引き起こすために見られる特殊効果です。

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との事で、ぶっちゃけて言えば、この石をお預かりしてからかれこれ、半年以上？←(^^;;
とか。そのくらい前から、長々とお預かりしておりました。（汗

んで、それはどうしてかというと。
もりっと母さまからファイアーアゲートをお預かりした時から、こういう感じに作れますか？
と、リクエストをされておりまして。

それが、今まで全く作ったことがなくて、ワイヤーで再現するの、今の私じゃあ、意外と難しいかも......。(^^;;
という事もあって、作るのがだいぶ遅くなってしまいました。

その時のもりっと母さまリクエストは、ワイヤーで円形に作った装飾の中に、ファイアーアゲートをぶら下げているようなデザインでしたので。

最近、やっと円形のピアスなども作れるようになったので、そろそろイケるかもしれない！！

チャレンジしてみました。
という事でこんな感じに土台を作っていきました。







ちょっと、イメージしていた感じよりも、大きめの円にしたんですが、中央に何かをぶら下げる場合は、どうしても少し大きめにしておかないと、ぶら下げてから、幅が足りないなんて事があるもので(；￣Д￣)

こんな感じかなー？なんて、石を置いたりしてました。







それから、石を盛っていきました。


出来上がってみると。







豊穣のリース。

それは、秋の豊作、秋の実り、ありとあらゆる、秋の豊かさを集めてリースにしたような、そんなイメージのものでした。

中央にぶら下げたファイアーアゲートは、私の中ではドングリのようなイメージでしてw
しかもそれは、ただの普通のドングリではなくて。
不思議な炎のような揺らめきを宿しながら、チラチラと光に反射して輝く、不思議な木の実。

トトロなどで、ドングリを植えたらニョキニョキと大きな大木になるシーンがありますけども。w
あれと似たような雰囲気で、見た目こそ、ただのドングリとあまり大差なかったとしても。
トトロから貰ったドングリというのは、やっぱり何か特別なものですしww

その木の実を植えていると、やがてニョキニョキと大きな大木になり、毎年、秋になると沢山の木の実が落ちてくるような気がしました。

それはどこでも手に入るものや、どこでも拾えるものではなく。

特別な誰かから手渡されたり、ちょっと特殊な場所から拾ってきた不思議な木の実。

最初はたった、一粒であったとしても。
その後に、その一粒が大きくなり、沢山の実りになるもの。

という雰囲気がしました。

そして、その木の実の周りを彩っていくのは、秋そのものを象徴しているかのような、豊穣のリース。

トルマリンや、琥珀、カルサイト、ヘソナイト、カーネリアン、ガーネット....と、秋色を思わせる石をリースに配置してみましたが。

それは、紅葉や、銀杏、落ち葉のようにも。
沢山の秋の収穫物のようにも見えました。

枯れ枝のようなガンメタワイヤーを円形にして。

その円の中を覗き込むと、ゴールドのより線のワイヤーがアクセントになって、金色の稲穂が風に靡く景色のようなものが、微かに映し出されている。

そして、リースに描かれている、沢山の秋の収穫物の間をすり抜けるように、シトリンやシャンパンカラークォーツが輝きを放ちながら。
同時に、その輝きは風のような軽さを感じました。






私の祖母の家は米農家ですので、子供の頃は毎年、稲刈りを手伝ったりしていたんですが。

秋風に揺れる稲穂。
広大な、金色の絨毯のようになっている水田。

遠くから見ると密集して入り込む隙間などないように見える水田の稲も、根元をよくよく見れば、ちゃんと、隙間や適切な間隔が、均等に空いていて。

その中を風が通り抜けて、さわさわと、金色の稲穂の波が揺らめいていく。

この、ペンダントも、実はぱっと見は、ぎっしり石が詰まっているように見えますが、実は適度に隙間が空いていて。

そこから風や、水が通り抜けて、円を描きながら循環していくように。

丸いリースの中には、秋色の豊かさが沢山詰まって、誰かに収穫されるのを待っている。

そんな気がしました。


そして、もりっと母さまにこのペンダントの写真を見せた所
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豊穣の女神に捧げる秋のリースな感じです。金のより線が、小麦畑や稲穂の黄金の波みたい。
いやいや、ナウシカラストの王蟲の金色の波か・・・
私的には、左下の、ブロンズの曲線がドストライクです！
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とご感想頂きましてw
いつもありがとうございます！((*´∀｀*))

特に、王蟲の金色の波の例えは、まさに！！そういう感じだなー！！
と思いました。w

そう、これは、ただ秋の風景が美しい。

というようなものではなくて。

生命の息吹というか。

生きる源というか、金色のエネルギーみたいなのが込められているような、そんな気がして。

きっと、、、。

これからまた、寒い寒い、冬が訪れるから。

季節は巡り、冬の訪れを避ける事はできないけれど。

貴方が凍えてしまわないように。

その手に、何も食べるものが無いと、震えてしまわぬように。

あの寒い冬を、乗り越えていけるように。


さあ、好きなだけ、この豊穣の恵みを。

さあ、好きなだけ、この豊かさを。


貴方のその胸に、蓄えておいて......。







豊穣の女神に捧げた筈のリース。

だけど、その捧げた筈のものが、後から役に立つから、必要になるのだから。

貴方のぶんも、ちゃーんと、受け取っておいてね。

と、女神はそんな風に言ってるような気がしました。

これは、このペンダントを持つ事で、豊かになる効果がとか、お金の流れが良くなるとか、そういう直接的な効果があるのではなくて。
あくまで、こういうイメージや雰囲気というか。
内面にフォーカスしている感じなんですけども。

与える事、受け取る事。

捧げる事、頂く事。

それらはいつも、自然と共に淀みなく流れ。

貴方が必要な時には、それが常にもたらされるように。

そして、同時に貴方も、自然と誰かに、何かを与え、捧げているように。

季節は巡り。
人の出会いも、人生も巡り。

リースのように、淀みない円を描きながら。

沢山の豊かさが、貴方にもたらされますように。

沢山の豊かさに、気づく事ができますように。

そんな、祈りが込められているかのような、豊穣のリース。


そして、実は、このペンダント。

この円形にしたのでちょっと、大きめになってしまったんですが。(^^;;

例えば、ペンダントだけじゃなくて、お部屋のちょっとしたインテリアなどとして、ぶら下げたり、壁に飾ったりするのも素敵なんじゃないかなと思います。






たった、一粒の木の実からでも。

季節は巡り、豊かさが育ち。
いずれ、沢山の収穫になって、貴方の元へも流れ込んでくる。

それは、秋色に染まった、暖かな恵みをギュッと閉じ込めた。

豊穣のリース

そんなイメージの作品なのかなーと思います。