【 Center of the Earth-地底人のピアス-】ワイヤーピアス

モリオン（6mm丸玉）
マンダリンガーネット（さざれ）


委託用作品No.86号！


ガンメタシリーズ、残すところこの作品を含めあと2つとなりました。
次回ガンメタシリーズ最終回！←w

えーっと、そしてここにきて、急にピアス！なんですが。w
ひよこチャームの応用ピアスとして、今回はちょっと変えてみるかぁーと思いまして。
メインの石として、ふっと浮かんだのがモリオンだったので。

これは渋いピアスになりそー！

なんて思いながら作ってみました。

ひよこチャームの応用なんですけども...全然、ひよことは違っちゃいましたね。(；￣Д￣)

て事で、出来上がってみると。






地底人のピアス。

モリオンに、ガンメタワイヤーを組み合わせると。

それは、小さな小さな、地底人のような気がしました。

人なのかどうかもかなり、怪しいですが。（爆

もしかしたら、精霊や妖精の類なのかもしれないなーとは思うんですけども。w

地底に住まう者。

地底を住処にする者。


モリオンという石自体が、グラウンディングの石と言われますし。
同じ黒でもオニキスなどとは違って、ずずずず...と下に向かっていくようなイメージが浮かびやすいというか。
上よりは下って感じがするのですが。

それにガンメタワイヤーの色合いと合わせると、地面に、というよりは。

地下へ、地下へ。

秘密の地底都市へレッツゴー！w

みたいな感じがします。

それにプラスして、チラチラと揺れるマンダリンガーネットのさざれは、足元を照らす小さな光のように思えました。

太陽の光が入らない地下の暗闇。

その道を、その地底の世界を。
案内する小さなガイド。

それは、あなたに踏まれないように、ぴょんぴょんジャンプしながら。

【オレ、案内する！】
【......案内する！】

【コッチだ！】
【......コッチだ！】

片言の言葉でガイドしてくれながら、ほんの少し先の道を照らしてくれるような、そんな可愛らしい雰囲気がしました。w

現実的に、地下世界というのは存在しないとは思いますがw
地面よりさらに下というのは、光が遮られた暗闇の世界でもあるのだろうなぁーとか思うんですよね。
人口的に太陽を作って明るかったり、色んな設定での地下世界というのも映画やアニメであるもののw

今回の作品は、その地下世界へ至るまでの道のり、というイメージでした。

たどり着いてしまえば、その空間は明るいのかもしれないけど。

それまでの道のり、地下の暗闇。

想像するだけでも、うわぁ←（汗）ていう感じで。
暗闇というのは、すごく恐怖心を煽られるというか。w
何が起こるわけでも無いのに、勝手に恐怖心を募らせてしまうものでもあるかなと思います。

私はかなり、ビビりなのでw
お化け屋敷とかも苦手ですし、暗闇の空間はすごく苦手！なんですけども。


そんな、延々と続く暗闇の道のりで。
それでも地下の世界を目指して進む時に、居てくれたら心強い小さな案内人。







そんな感じなんじゃないかなーとか思いました。

地下世界というのはたぶん、比喩だと思うのですけども。
これは、例えば

上を目指す時というのは、割と目標や、成果を見出しやすいと思うのですが。

反面、基本的な事や、基礎、土台。

上ではなく、下を見る時。
足元を見つめる時というのは、もう暗闇を突き進むくらいに、成果も、何も見えず物凄く地道で。
進んでいるのかどうかもわからず。
非常に時間がかかって、手探りで。
わかりにくく、実感しにくいものなのかもなぁーと思いました。


手探りの暗闇の中。

足元の道を照らされるような、小さな光。

不思議な地底の世界の住人と出会い。

ふと、何かのキッカケのような道標を掴む。


だけど、彼らとのコミュニケーションはなんだか少し独特で。
行きたい場所を伝えたら、あとは方向しか示してくれそうにありませんw

どれくらい時間がかかるのかとか。
どれくらい歩けばいいのかとか。

そんな事は全然教えてくれないんだけど。w

【オレ、知ってる！】

【案内する！コッチだ！】


それについて行くのか。
それとも、一旦休憩するのか。
引き戻すのか。

それは自由なんだけど。
彼らは急かしたりしません。

立ち止まる時は同じように立ち止まり。
進む時はあなたのペースで進み。
地上に戻る時は引き止めもせず、笑顔でさよなら！と手を振るのだと思います。

ピアス自体の見た目は、かなり渋い色合いというか。古代に存在していたアクセサリーみたいな、不思議な感じがしますが。

その実態は、とてもユニークで、可愛らしい案内人。

あなたがこの暗闇の中でも、迷わぬように。

進む時も。
戻る時も。
立ち止まる時も。

いつも、足元を照らしてくれる。
ほんの少しの灯。

広大に広がる地下の世界。

その道のりで。
その暗闇の中で。

あなたが独りで取り残される事のないように。

不思議な、地底の世界で寄り添う。
小さな小さな、案内人。






そんなイメージの作品なのかなーと思います。