レモンクォーツ(コンケーブカット)
委託用作品No.50!(桜祭りの作品も含めて)
えー…コラボの後の、久々の委託作品です!のわっ!←(*'д'*)
レモンクォーツのコンケーブカットを巻いてみました。
比較的、小さめのこのレモンクォーツ。シルバー色のワイヤーと、より線ワイヤーを組み合わせて作ってみようかなぁー。
と思いながら、何気なく作ってみました。
最初は、特に何も考えずに作っていったのですが。より線を混ぜて作っていくと。
…これ、なんだろうな。
と。←
羽でもない。トゲでもない。
なにかを束ねたようなワイヤーのライン。
最初は、なんだか、麦畑のようなイメージが浮かんでいました。
麦や、もしくは、稲穂をギュッと束ねたような。
収穫間近の、黄金色に色づいた、稲穂の田んぼの光景。
そして、タンポポみたいな感じの、花の花弁のような。そんな踏まれても踏まれても蘇るような。強いイメージ。
それを浮かべながら、不思議な装飾を作っていきまして。
最初は、これに何か石を盛るつもりで、ストップしたんですけども。
その後、どうしても…他の石が盛れませんでした。
こういうパターンは実は初めてで。
だいたい、どんなに小さくても、石を盛る予定で作ったものは、何かしらの石を合わせるものなんですが。
今回は、この土台の装飾が出来た時点で、もう、完成しちゃったような。
そんな気がしました。
何かが足りないような気もするのだけど。
しかし、何かの石を盛ってしまうと、この雰囲気が崩れてしまうような。
そんな…ものすごく繊細な感覚。
なのに、とても…力強い感覚。
そんな、相反する感覚を感じながら、出来上がった作品をじっくり見てみると。
これは。ドラゴンの涙…?
そんな気がしました。
それは、ファンタジーの世界であれば、とても貴重なアイテムのような雰囲気で。
とても強大で、強力なドラゴンの瞳からポタリと零れた。
ひとしずくの涙のよう。
普段であれば、絶対に見られないモノ。
それは、ドラゴンが心を許したものでなければ、絶対に、手に入れる事は出来ない。
その信頼を勝ち得なければ、見る事さえも叶わない。
そんな、貴重な(?)ドラゴンの瞳から零れた涙を視覚化したような。
そんな感じがしました。
私は、何故かコンケーブカットの、レモンクォーツを見ると、
何か、奇跡的な力を持った涙。
に見える事が多いんですけど。
以前にも、レモンクォーツで作ると涙がモチーフの作品になったり、委託の作品での、バルキリーの羽でも、やっぱり涙のイメージがありました。
そんなこんなで。
今回の、このドラゴンの涙は。
不思議な金色の光を帯びたひとしずく。
ぽたりと、一度地面に落ちれば。
枯れ果てた土地さえも、あらゆるものが蘇り。
豊穣の実りが約束される。
そんな伝説とかがありそうな(?)感じのアイテムっぽい雰囲気がします。
しかし、これを手に入れるというのは。もう本当に苦労するんじゃねーの?とか。もう、あんな危険な(と思われてる)ドラゴンの近くに行って、しかもあわよくば、涙をゲットしよう。
なーんて。そんな命知らずな考えを持つ人なんてそうそう居ないものだから、伝説だけ一人歩きしてる。w
なんて感じなのかもしれませんw
それでも、不思議と。
この金色の光を帯びたように見える、コンケーブカットのレモンクォーツは、何かを蘇らせてくれるような。
奇跡的な力を持った万能薬。
ていうんですかね。
ドラクエで言えば、世界樹の葉とか、世界樹の雫とか。希少だし、一度使えば無くなっちゃうんだけども。
それでも、その効果は一瞬だけど抜群。
ていう。そんな雰囲気がします。
(効果じゃないです。あくまで雰囲気)
レモンクォーツの解説も色々あると思いますが、今回は他の石は盛ってないので、レモンクォーツ自体にはこんな効果もあるようです。
http://www.power-stones.jp/dictionary/quartz/lemon-quartz/
そして。
その手にした涙のひとしずくに、想いを馳せる時。
そのドラゴンは、一体、どうして涙を流したのだろう。
手に入れた人は、一体、どうやって手に入れたのだろう。
そんな物語を、ふと…思い浮かべる。
その時に浮かび上がる物語には、正解なんてなくて。
それを問いかけられた人、イメージした人、それぞれに、きっと、違ったストーリーや物語が展開していくのだと思います。
そういう意味では、これは。
例えるなら、塗り絵のような感じなんじゃないかと思いました。
ある意味、未完成なんだけど。 だけど、完成されてもいるような作品で。
石も周りに盛っていない。
素材そのままの。
まだ、味付けもしてないような。
ドラゴンの涙
なんじゃないかなぁと思います。
普通ならきっと、強いイメージで。涙なんかみせないような、ドラゴンがこぼす涙とは。
それは、もしかしたら。強大でとても敵わないと思っていたドラゴンが、ふとした時に見せる、繊細な弱さみたいなものの象徴なんだろうか。
それとも、ドラゴンが、誰かの事を想って零す涙なのだろうか。
悲しみの涙なのだろうか。
それとも、喜びの涙なのか。
もしも、この作品に私が、何か他の石も合わせて盛っていたとしたら。
その石の色合いや雰囲気が混じって、もしかしたらこんなドラゴンだったんじゃないか。とか。
そういうカラーのようなものが出てきてしまったんじゃないのかなと思うんですけど。
この作品には、それがありません。だからこそ、手にした人や、その物語をイメージした人だけが、それぞれに、その物語を見つける事で完成する作品なんじゃないのかなーと思ったり。
珍しく、石も盛ってない、ワイヤー装飾とコンケーブカットのレモンクォーツで勝負してみました!!(キリッ
って感じの作品ですが。
サイズも小さめだったのと、より線である程度、補強していてるので。
ワイヤーの装飾そのものを楽しめる作りだと思います。w
↑応援よろしくおねがいします(n*´ω`*n)
ルースセレクトオーダーもやってます!
まだ石の種類も少なめですが、少しずつ増やしていこうと思います♪
気になる石がありましたらよろしくお願いいたします。^^
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