ブラジル産レーザー水晶
アクアオーラ(4mmカット丸玉)
フロストクォーツ(4mm丸玉)
ペリステライト(さざれ)
(ブルームーンストーン)
ホワイトトパーズ(ミニボタンカット)
サファイア(ミニボタンカット)
ガーネット(ミニボタンカット)
ブラックスピネル(ミニボタンカット)
台座
レインボームーンストーン(さざれ)
ホワイトラブラドライト
委託用作品No.51号!
久しぶりに剣を作ってみました。
今回は、穴あきではない、普通のブラジル産水晶ポイント。
比較的細長く、シュッとしている水晶なんですが。近くで見ると、黒い点々が無数に入ってまして。
この水晶の黒い点々、なんだかちょっと、ダークな雰囲気といいますが。
キラキラ!な感じじゃないよねぇ。どっちかといえば、ちょっと、ダークでカッコ良い!って感じだよなぁ…。
と思ったもので。今回は、黒い色のワイヤーを使用してみました。
しかし、この黒いワイヤー、光沢も割と独特でwなんか、あんまり使い過ぎると、めっさグロい剣になるんじゃね?
と心配になるものでw(^^;;
シルバーワイヤーと混ぜつつ、剣の形に土台を作っていきました。
写真は撮ってないんですが、えらく…魔術的だなぁ…と、作りながら感じてまして。
シルバーワイヤーで三日月のような形を作り、六芒星のパーツを剣の中央に取付けてみました。
それから、石を盛っていくとですね…ゴスロリな雰囲気がバンバンしてきまして。(爆
ちょっと、古いですが、マリスミゼルのmana様みたいじゃん…と(爆
そんな事を思いつつw
出来上がってみると。
消えるギリギリの三日月を捉えたような、そんな剣だなぁと思いました。
アクアオーラや、ホワイトトパーズ、フロストクォーツや、ペリステライトが、ほんの少しだけの淡い光のようで。
薄青い色が、新月になる前のギリギリの月明かりのような輝きを表しているのかなと思ったんですが。
たぶん、こちらの角度で見た時は、新月になる直前の三日月なのかなぁ?と思うんですけど。
普通の三日月よりも、さらに、さらに。弓を引き絞るかのように細くなり。新月を待っているような。
そんな感じがします。
そんな、新月間近の、夜と溶け込む境界線のような、サファイアの濃い青色。
新月の夜の暗さってのは、満月と比べるとこれほど違うのか!と思うくらいに。たかだか、月の明かりで…とバカにできないくらには、月ってのは明るいんだなぁと思う時がありますが。
この剣は、こちらから見ると。満月を待つ剣ではなくて、新月を待つ剣だというのが、この辺も少し魔術的な感じがするなぁーと思いました。
六芒星のまわりのガーネットや、ブラックスピネル、中央のアクアオーラが少し怪しげな雰囲気を醸し出していてw黒いワイヤーの装飾が、六芒星の形と呼応しているような。そんな感じに思えました。
確か、新月には願い事をすると叶う。なんて言って、ノートに自分の願い事を書き出すというのもあるそうですし。実は私も試した事がありますが←(爆
新月、満月とか。月の満ち欠けには、どこか神秘的で不思議な力が働いているような。
そういう雰囲気を視覚化した感じなのかなぁーとか思いました。
マリスミゼルのmana様チックな、何かの儀式に使うような感じや、ゴスロリ的な雰囲気、夜や闇を自ら受け入れるような。
そんな、夜や闇の魅力の部分っていうんですかね。
不思議なもので、漫画やゲームでも、完全に悪役で、心の闇や、影を抱えたキャラクターとかでも。
何故か…妙にそれが魅力的に、カッコ良く見えるような時があるのと似ていてww
例えるなら、FF7のセフィロスとか、ラスボスなのに人気なのも、そういう感じなんじゃないかなーと思ったり。w
と、そんな側面がありつつも。
この剣は単純に願い事を叶える剣とか、怪しい儀式に使う剣とか、そういうものではないような気がします。
実は、上の解説とは全く真逆になりますが。
この、三日月というのは実は、
剣を逆さまにすると。
新月の後の三日月の形にもなりますので。
見方を変えれば、今度は新月を待つ剣から、満月を待つ剣に変化するんじゃないのかなと思いました。
深い、深い夜の闇の中で、ほんの僅かに光り輝く、三日月の月明かり。
それは、あっても、無くても同じなんじゃないかと思えるほどに微かな光が。
寄り添うように、側に在る。
ネガティブだったりとか。かなり凹んでいる時だとか。そういう時には、夜になるとさらに凹んでしまって…なんて事よくあるんですけども(^^;;
夜というのは、割と、ネガティブになりやすいというか。
なんだか、よくわからない不安が胸を包んでいるような、もやーっとしたものを感じやすいものなのかなぁと思うんですよね。
そんな夜の闇の中で、僅かでも輝く三日月を見つけられるように。
眩しい光でも無く、輝きに満ちた満月でもなく。そっと、寄り添うような。
その淡い光を見つけられるように。
ゆっくりと、いずれ満月になるまで…待てば良いさ。
そう言って、月明かりの下で、優しく一緒に居てくれる人。
クランプの作品に、CLOVERという漫画があるんですが。
たぶん、この漫画は、知らない人の方が多いと思うんですけど。
その漫画の中で、
銀月というキャラクターが出てきます。
少し影があって、過去に色んな辛い事を経験してそうなのに、そういうものは自分の中にだけ留めて、あまり喋らない知的キャラというかw冷たそうに見えるのに、実はすごく優しくて。
剣の三日月の部分には特に、そんな寄り添うような雰囲気を感じました。
月が浮かんでいる星空も。
夜の暗闇も。自分の周りにある闇も。
その後ろには、ありとあらゆる夜と闇の暗さがあったとしても。
寄り添うような、三日月の輝きは、いつも側に。
それは、例えるなら。
暗闇を知っているからこその、やさしさ。
そんなイメージの作品なのかなーと思います。
今回は、何故か台座の部分にも、レインボームーンストーンをつけてます。
本当は剣につけたかったのですが、どうしても剣につけると見た目のバランスが悪かったもので、台座に取付けました。
台座に乗せた時に雫のようにポタリと落ちる月の光。
そういうイメージなんじゃないかと思います。
ルースセレクトオーダーもやってます!
まだ石の種類も少なめですが、少しずつ増やしていこうと思います♪
気になる石がありましたらよろしくお願いいたします。^^
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