【Amulet - Taurus -牡牛座のアミュレット】ワイヤーストラップ

星座土台パーツ（プラスチック）

ゴールデンオーラ（6mmカット丸玉）
タイガーアイ（3mm丸玉）
ペリドット（2mm丸玉）
琥珀（さざれ）


委託用作品No.53号！

牡羊座に続き、牡牛座ストラップも作ってみました。

いつものように、土台パーツを見ながら、一度wikiで牡牛座とはなんぞな？と確認しまして。
たみえさんから、最近、牡牛座のエレメントは土だよと教えて頂いたのでそれも参考にしつつ作りました。

そして、牡牛座、牡牛……とイメージした時に、何故か牧場の牛が浮かびまして（爆

それもあって、今回ワイヤーの色は、黒のワイヤーに、シルバー色のワイヤーを組み合わせて作りました。

しかし、この黒いワイヤー、わりと曲者で…。
あんまりこの黒の量が多いと、悪魔的になりそうだったんでwww
最初にある程度の形を黒ワイヤーで形作り、牡牛座の特徴である、大きな角を作ってみました。

その後、黒ワイヤーで折角作ったツノを覆い隠すように、ほとんどシルバーワイヤーで巻いてかぶせてしまったもので、ぱっと見は、黒ワイヤーがあんまり見えませんけれどもww

これは、骨組みは黒ワイヤーだけど、表面はシルバーで。って感じだったのかなーとか思いました。

それから、石を盛っていきました。

出来上がってみると。





一言で、牡牛、牛といっても、色んな色があると思いますが、黒から白から茶色から、全部取り揃えました。←w

という感じの、黒のワイヤーと、シルバーワイヤー。
そして、飴色のような茶色の琥珀とタイガーアイ。

牧場とか、そういう場所で草をゆっくり食むような、そんなイメージの小さなペリドット。

そして、神話ではゼウスが牡牛に変身した姿のように。
ただの牛ではなく、どこかキラリと光る力のような、ゴールデンオーラ。


そして、このストラップの中でも特徴的な、ワイヤーで作った、大きく突き出たツノのような形。

もともとの丸い土台パーツを突き破るかのように、飛び出てしまった角なんですけどもw

何故か、星座パーツの下の方にニョキっ！！と出来てしまいまして。w
作った時は角のイメージだったのですが…その後に、なにか別のものにも色々と見えてきました。

エレメントが土なんだよなぁという先入観もあって、なんだか…全体的に見れば、土の精霊みたいな？そんな形にも見えるんですが。
どことなく、雰囲気はとても可愛らしく、今話題のゆるキャラっぽい感じがします。w

しかし、この可愛いらしさ、っていうのは、単純な見た目判断の可愛さではなく、内面からじわじわ滲み出てくるような可愛さのような気がして。

例えるなら、本人は至って真面目で、しっかりしている性格だと思っていても。
周りから見れば、真面目でガチガチのお固い性格ではなくて、その真面目さの中に、どこか滲み出る可愛らしさや、良い意味でのユルさを感じられるような、そんな気がします。

そして、これは牡牛座の性格判断や、星座の牡牛座の解説とは違って、作品を見た時、作っていた時の、あくまで私の勝手な解釈になりますので。
私は各星座の詳しい知識も無いですし、牡牛座の人はこうだ！とか言ってる訳でもないんですけども。

本来の丸いパーツを飛び出した角というのは、常識とか、普通はここまでとか。

そういうものを突き破る力なのかなぁとか思うんですよ。

だから、例えば控えめだったり、真面目な性格だったとしても、そういう突出したパワフルな部分は備わっていて。ただ、基本的には、そういうパワフルさを普段はあまり、ガンガン出さないんだと思うんですよ。

常に何でもかんでも突き破っていくぜ！ガンガンいくぜ！っていう強さじゃなくて。

それは、土台が非常にガッチリしている強さのような気がしました。




実は見方を変えると…その角みたいに見えていたものは、足のようにも見えてきましてw

地面に突き刺さしているんじゃないか？というくらいに安定してるのに、それでいて、フットワークは軽くて、バランス感は抜群。

っていう感じのイメージがありました。

これが、サーカスでの、綱渡りとかのバランス感覚とか。

スケートを滑るとかのバランス感覚に近いんじゃないかと思うんですけど。

バランスが悪い場所でも、安定していられるための、強さ。

パワフルだから、猪突猛進というのではなく。

そういう、自分のパワフルさを利用して、色々な自分のバランス、周りのバランスを取るのがすごく上手なのかなと思いました。

そして、バランスを上手にとれるその内面には、たぶん、すごくドッシリとした何かがあるのかなぁと思ったんですよね。

隠されている黒いワイヤーは、まるで深い深い地中の土のようなもので。
そんな深々とした、どっしりとしたものに常に繋がっている。

その、内側にある安定感みたいなものが、常に自分を支えて、瞬時にバランスをとって。

それと同時に、突出したその角が、何かをガツン！と、突き破って行くのかもしれません。

その大きな角は、ごり押しする為にあるのではなく、上手にバランスをとって推し進められる、推進力。

その強引ではない上手なバランスの取り方が、周りから見れば、可愛らしさや、ユルさのようなものに感じられるような。





そんなイメージの作品なのかなと思います。