【Amulet-Gemini-双子座のアミュレット-】 ワイヤーストラップ

星座土台パーツ （プラスチック）

グリーンドラゴンブラッドジャスパー（6mm丸玉）
アクアマリン（さざれ）
ペリドット（さざれ）
カルセドニー（4mm丸玉）
ブルーメノウ（4mm丸玉）


委託用作品No.54号！


委託日に合わせて、双子座のストラップまで、作ってみました。

予め、wikiで双子座の神話を読んだり、エレメントは風なんだなぁと、調べてみまして。

今回は、その、エレメントが風というのを読んだからか？羽のデザインが左右についたようなイメージが浮かんでましたので、それを意識して作りました。

ワイヤーの色は、ガンメタワイヤーと、金色のワイヤーで、双子のイメージで巻いてみたんですが、私はキッチリ左右対称にするデザインが苦手なもので←w若干、左右非対称な部分もあります。

それでも、今回は金色と、ガンメタ色が、同じバランスになるように気をつけつつ、それから、石を盛っていきました。







出来上がってみると。


ブルーメノウとアクアマリンの青い翼と、ペリドットとカルセドニーの緑色の翼。

エレメントの風を意識して、翼のモチーフになりましたが…この二枚の翼とは、双子の象徴のような気がします。

ワイヤーの色は金色を使っているので、豪華になるかなと思いきや、ガンメタワイヤーの色合いと混ざると、とても落ち着いた雰囲気になりました。

神話では、双子座の弟が神で（諸説あるそうです）兄が人間だった。
という部分をイメージして、金とガンメタにしたんですけども。

そのワイヤーや石達の中で、ちょっと目を引く、グリーンドラゴンブラッドジャスパー。
基本的に、この石はもっと濃ゆい色をしてるビーズが多いんですけど、その中でも、少し色味が薄い石をあえて選んでみまして。それが青と緑が混ざり合ったような、不思議な色合いになってます。

弟が、自分の神としての不死性を兄に、半分分け与えた。

という神話の部分を読んで、別々でありながらも、混ざったような感じがする金とガンメタのワイヤーや、グリーンドラゴンブラッドジャスパーの独特の色の部分が、双子の離れ難い感じや、分け与え、力が混ざり合った感じに思えました。

だけど、それでも完全に同一になっている訳ではなくて、それぞれ全く別々の感じってのも出てるんじゃないかなーとか思ったり。






そして、これは双子座の性格判断や、星座の双子座の解説とは違って、作品を見た時、作っていた時の、あくまで私の勝手な解釈になりますので。
私は各星座の詳しい知識も無いですし、双子座の人はこうだ！とか言ってる訳でもないんですけども。


この作品の特徴は、二つの異なる翼を持っている。

双子だから、同じ顔、同じ姿に見えていても。性格や性質はどうしたって、違うんだと思いますし、いくら似ている部分が沢山あるからといって、全部が全部、同じ双子ってのは、居ないもので。

その、翼もまた。

見た目は似ているようでも、その性質や、役割は全く違う翼のような気がしました。

そんな、役割や、性質の違う二枚の翼が内側にあるようなイメージ。

それは、例えば。

カチっと自分の中で物事がハマったり。二つの翼の方向性が、一方に定まりさえすれば。
その速度は二倍になったようにぐんぐん、早くなり。

自分の中の、その二枚の翼を使いこなして、とても器用な部分や、効率のよいスピード感、習得する早さみたいなもの。

そういう早さや、効率、みたいなものを2枚の翼で協力してグングンと上げて上昇するような。

そんなイメージが浮かんでいました。

しかし、その反面、その方向性が定まらなかったりだとか。
二つの翼があるが故に、迷う時。

一方は進みたいのに、
一方は、進むのを拒む時。

みたいな。
どちらにしていいのか…異なる気持ちを感じる時。
その速度は急にガクンと落ちて。自分の中に、二つの人格がいるかのように。

スパッとすぐに決めて行動する！というよりは、なんだか…とことん迷ったり、検討してみたり、そのうちに別の意見も出てきちゃって、うーん。どうしようw
なんて事もありそうです。

それでも、やっぱり、この翼というのは、どうも…とても器用なイメージなんですよね、

器用さというのは、なにも手先だけじゃなくて、物事をこなしていく事全てに共通するものだと思いますし、対人関係とか、幅広い意味での器用さ。

みたいな感じなんですけども。

得意なものは、それぞれであったとしても、その器用さは、速度と関係しているような感じがして。

だから、迷った時があっても、立ち止まっていた時があったとしても。

その場所から。
その地点から。

どんなに停滞していたとしても。

自分の気持ちが定まった時。
その二枚の翼が同じ方向を向いている時は。

飛翔するかのように、羽ばたくように、その速度を徐々に上げていけるんだと思います。

二枚の翼を使いこなしてる瞬間。お互いが、お互いを必要として、上手く混ざり合った姿。

自分の内にある、二枚の羽ばたく双子の翼。

そういう、イメージの作品なのかなと思います。