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【Barrette -Bahamut-バハムートの髪留め】

2014年10月3日金曜日

ショップ販売用作品-髪留め-

t f B! P L





フローライト(穴あきオーバル)
ガーネット(8mm丸玉+6mm丸玉)
レモン×スモーキークォーツ(6mm丸玉)
シャンパンカラークォーツ(4mm丸玉)
シトリン(さざれ)
琥珀(さざれ)
スモーキー(さざれ)

新館用作品No.19号!

少し前に、友達からのオーダーで、バレッタタイプの髪留めを作ったんですが、その時に、このタイプがすごくワイヤーの枠組みと相性が良くて作りやすかったんですよね。
モチーフや石など、組み込みやすいし、バリエーションが豊富にできるかも!と思ったので、今回は別のテーマで作ってみることにしました。

メインに一つ、大きな石があるとバランスが取りやすいので、フローライトの穴あきオーバルを使って。
ガンメタワイヤーで、ちょっとドラゴンぽい感じかなぁ?という風なラインを作っていきました。

土台はこんな感じです。






この辺で、もう、ドラゴンというよりも、完全にバハムートやん!!(FFの)←て感覚でwww

えらい強力なもんが髪留めになっちまったwww
とか思いながら、石を盛っていきました。


出来上がってみると。







バハムートの髪留め。

メインに使用した、穴あきオーバルのフローライトは、よく見れば少しだけバイカラーになっておりまして。
ベースは殆ど緑なんですが、薄っすら紫色の部分も混じる不思議な色合い。
それが、茶色のガンメタワイヤーと組み合わされると、怪しげな雰囲気がさらに増した、バハムートの大きな瞳のように見えました。

ガンメタワイヤーのみで作り上げた、トゲトゲした部分や、ドラゴンの翼のような装飾。

髪留めなので、一応、片側にリボンのような形を作り、アクセサリーとして広がりをもたせながらも。
要所要所に、ガーネットを置くことで、どくん、どくんと脈打つような、血液が流れているような、そんな雰囲気を感じられました。

そしてこの感覚や、石の配置から。
どうにもこうにも、バハムートを遠くから見ている、眺めているのではなく。
召喚しちゃって、すごくすごく、自分のすぐそばの、近いところに居る存在なんだよなと思ったんですよ。

ぶわぁっ!と、まるで台風のように激しい、暴風が吹き荒れる強い翼の羽ばたき。

吹き飛ばされそうになりながら。

地面に落とされる強大な影と、シルエット。

見上げた空を覆い尽くすように。
私の前に現れた存在。

大きな瞳に、見つめられ。
触れられそうなくらいに近く。

まるで、心臓の鼓動が聞こえてきそうなほどの、距離や距離感の近さを表してるんじゃないのかなと思いました。






そこに、レモン×スモーキーの丸玉と、スモーキークォーツが、さらに暗さと強さを増してゆく。
ごごごご......と圧迫されるような、圧力と、迫力を増すような配色は、しっかりと、地に足をつけているような感覚で。

浮き足立つことなく、しっかりと大地を踏みしめながら。
その強大な翼と体躯で、守ってくれそうな感じだなと思いました。

そして、シトリンの黄色や、シャンパンカラークォーツのクラックが入った金色の光の粒は、召喚される際に放っている光や輝きのようにも見えました。

wikiなどで調べてみると、本来、バハムートとは巨大な魚の姿らしいのですが。
私はFFの召喚獣のバハムートのイメージが強かったのと。笑
神撃のバハムートという、名称がふと浮かびまして。このゲーム自体はプレイしたことが無いので、さっぱり知らないんですが。

攻撃的にガンガン進んでゆくようなイメージの(笑言葉が浮かんでいました。

それもあって、これはかなり、グイグイと押し進んでゆくような、アクティブな髪留めだなと思ったんですよね。

たとえば、守護するだとか、お守りという側面でいえば、危険なものから身を守るとか、回避行動が優先事項かなと思うんですが。

こちらは、攻める事が守りに繋がるという感じで。

攻撃は最大の防御なり。

な雰囲気なんですよね。

なので、この作品での守護、守りというのは、先に進むことや、自分からアクティブに動き出す事で、危険を回避する、身を守るというような、側面があるのかなと思いました。

髪留めの姿になりつつも。

後ろからギロリと睨みをきかせて、余計なものは踏み込ませない!
という護りがありつつ。

それだけで終わるのではなく、口からビームなんか←爆でも出して、多少強引にでも道を切り開いてゆくような。
ある意味で、容赦の無い行動や、戦いを挑む姿勢。

自分から動かなければ、ならない。

という決意の咆哮。

広げた翼から感じる、ありありとした自信。

強気な眼差し。







攻撃に特化しているイメージというのは、私の作品では珍しい部類になるんですけども。笑

なんというか、攻めと守りという部類に分けた時に、これはどちらが良いか悪いかではなく、単純に得意な事が違うだけなんだろうな。と思うんですよ。

RPGとかで、攻撃力が高いキャラクターは、守りに入るよりも、攻撃重視で動いた方が早く敵を倒してサクサク進めますし。
それが、自分の内面で、どの部分で発揮されるのか。
というのでも、違うのかなと思いまして。



例えば、気が弱かったり、自信が無くて引っ込み思案で、外に出るのが苦手で....ていう、まあ私ですが←爆
そういう人であっても、アクティブな面が一つも無い訳じゃないと思いますし。

自分の中にある、攻撃の面、強気な面、これは得意だと思える部分。
それを上手く活かしていく事でもあるのかなと思いました。

特に、どちらかに偏りがちですと、反対側にある部分ってのは、自分の中では良い部分として捉えられずに、ダメな部分だと思いがちですし。

守ってばかりで、自分から全く動けないというのも、時と場合によっては考えものです。
かといって、ガンガン自分で動きすぎれば、周りが見えなくなってしまうことだってある。

ですので、今回のような、どちらかに特化した作品というのは、バランスを取るためにあるのかなとも思ったんですよ。

自分の中で、偏っていたり、足りないと思っていたり。

理由は様々だったとしても、その中で何か、象徴的なものがあるだけで。

よし!と意識して動く事ができるもの。

それが、髪留めとして、頭の後ろにある訳ですから。

後ろや、背中を預けられる存在が、
最も強そうな、攻撃に特化したバハムートというのは、なんとも頼もしく。

だからこそ、自分は目の前のことに向かって、後ろを気にせず、真っ直ぐ集中して進む事ができるんじゃないかなと思いました。







そして、上手に写真は撮れなかったんですが、実際頭につけると、かなりファンタジーな世界の髪留めの雰囲気がバリバリでして。www
まさに、ロードオブザリングなどの世界観の中で売っていそうな感じで。
インパクトがあると思います。w



背中は私に任せるがいい。
お前は、ただ、目の前のことに集中して突き進め!

迫り来る敵を、咆哮一つで怯ませながら。
巨大な翼を翻して、睨みをきかせる。

今はただ、進み続けるしかない。
そう解っていても。

恐怖に囚われ立ち止まり、動く事もできずに。
たった一人。

もうダメだと......諦めかけていた。

足が竦んだ自分の背中を、押してくるように。

天空から、突如として。
空を覆い尽くすほどの影が、地面に落とされる。

囲まれ、閉ざされ。
諦めかけるほどに。
開かれることの無かった道は。

強大な翼の羽ばたきと、鋭い咆哮で。
やがて再び、切り開かれてゆく。

大きな瞳が、触れられそうなほどに近く。

側で私を見つめて、語りかけてくる。

進むのなら、今だ。
さあ、早く。

堰を切ったように。

震えて固まっていた、足が動く。

駆け出して、走り抜けて。

囚われていた何かから。
囲まれていた、何かから。

貴方を解放する為に。

-Bahamut-
















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まだ石の種類も少なめですが、少しずつ増やしていこうと思います♪
気になる石がありましたらよろしくお願いいたします。^^


















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