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【-Flame of Magic-魔法の炎-】ピアス

2014年10月11日土曜日

ショップ販売用作品-ピアス(イヤリング飾り)

t f B! P L


ガーネット(8mm丸玉)
カーネリアン(4mm丸玉)
レッドスピネル(さざれ)


新館用委託No.21!

ピアスも少しずつ、いろんなものを作りたいなーと思ってまして。
その中で突然、火のエレメントみたいなピアス作りたいわー。(つ∀`*)
と思ったので、今回はシンプルなものを作ってみましたー。

こちらは石を盛らずにワイヤーで一発書きな感じのシリーズです。
私が、毎回計画性もなにもなく、片方の形を作るもんで。もう片方はその出来上がった形に合わせるように巻いてペアにしてますので。(汗
左右対称に作るのが非常に難しいんですが。←

今回は、火のエレメント!てことでガーネットを使って作ってみました。

出来上がってみると。







Flame of Magic
魔法の炎


アーティスティックワイヤーのゴールドカラーを使用して。

ガーネットの8mm丸玉の、ギュッと圧縮された火の玉と。
オレンジがかった、パチパチと炎が爆ぜる火の粉のようなカーネリアン。
レッドスピネルの小さく、鮮やかな赤色は、炎の揺らぎのように見えました。

もともと、エレメントの火をモチーフとした、ピアスを作っていたのですが。
現れたのは火の妖精などではなく、まるで手のひらから魔法の炎を呼び出すようなイメージでした。

ピアスという形なので、それはとても小さな炎なんですけども。
ドラクエで言えば、完全にメラだなこれ。

メラ!w

と唱えたくなるくらい(笑)
すごく細かいことをいえば、FFのファイヤではない所がポイントで。
または、ハウルの動く城の、カルシファーのような感じの、アニメ風な手で握れちゃいそうな塊の炎だったんですよね。

テレビ番組なんかでよくあるマジックでは、手のひらからボッ!!と瞬間に炎を出しても、すぐに消えてしまうものですが。

私の中のイメージでは、手のひらから、小さな炎が出現して。
そのまま静止して持っているような感じでして。
何かを燃やす為に呼び出すのとは少し違う、魔法の炎なんですよね。






杖を振り、
呪文を唱えながら集中する。

光の魔法陣が描かれ、手のひらから初めて現れた、小さな炎。

その明るさ。

ぱぁーっと、心の中にさえも光が届くようなワクワク感。

半人前の、魔法使いが。

初めて成功して放った、初級魔法。

漫画やRPGなどでは定番の炎の魔法。
ゲームなどでも最初の方に出て来ますし。やがて、レベルが上がるに連れて、その威力も上がってゆくものですので。

初級魔法、最初に覚える魔法というのは、威力も弱いし、そして後半は使わないから。
そんなもん、と軽視しがちなんですけども。


初歩の初歩、最初の最初。

てのは、結構大事なもんじゃないのかなーと思うんですよね。

私は、結構コツコツやるタイプなので、一気に物事などが進むことは少ないもんで。

この魔法の炎というのは、そのコツコツやる過程で初めて現れた、一つの結果のようなものを表してるんじゃないかなと思いました。

引き寄せの法則などにも近いのかもしれないですが、呼び出したい対象を意図し、呪文という言葉を唱え、杖を振るという行動を起す。
例えば、ハリーポッターの最初の方、魔法の授業を受ける時に、杖を持っていても、なかなか上手く魔法が発動してくれないのと似ていて。

呼び出したい魔法は、なかなか、現れてくれない。
自由自在なんて、まだまだ、程遠い。

修行中の、半人前な魔法使いさん。

覚えたての呪文と。
真新しい杖を握りしめ。

何度も、何度も魔法を唱え。
何度も、何度も杖を振ってゆく。






例えば、ただ火を着けられればいいのなら、チャッカマン使えばいいやんと思いそうですけども。笑
これは、何かを燃やす事を目的に、炎を出そうとして魔法を使うのではなくて。

魔法を使えるようになりたいから、炎を呼び出そうと練習してる段階なんですね。

あくまで、最終目標は、魔法を使えるようになる事、一人前になるという事であり。
この魔法の炎というのは、その過程の、練習段階のような、小さな魔法なんですよ。

だけど、その最初の一歩の成功から。
魔法を使うことの魅力や楽しさを知ってゆく。

それは小さく、初歩的で、誰でもできるものだとしても。

その、最初に現れた小さな炎が。

やがて、自分を動かす、大きな原動力になってゆく。

魔法や、炎というのは、なんらかの比喩だと思うんですけども。

例えば、私は初めてワイヤーワークにチャレンジした時に、もう全く手探りで、一発で上手くなんていかなかった訳ですよ。
んで、何度目かの練習の時に、自分なりに良いなと思えるものが初めてできた時。今までないくらい、すごく嬉しかったんですよね。

まるで、その時から、消えることの無い、情熱の炎がぽっと心の中に灯ったように。

それから、本当に熱中してしまって作り続けて今に至るんですけども。ww
最初の、作るって楽しい!!という、炎のような情熱が無ければ、飽きて辞めていたんじゃないかなと思うんです。

半人前の魔法使いさんが、初めて放った魔法というのも。
もしかしたら、こういうものなんじゃないかなーと思いました。

小さな成功、ほんの小さな炎が。

やがて、少しずつ。

違う形で、自分の中で大きくなってゆく。

敵を倒す為にではなく。
外側のものを燃やす為ではなく。

一人前の魔法使いになる為に。

何度も、何度も振り続けた杖から。
唱え続けた呪文から。

やがて、光が溢れるように。
呼び出され、現れる。

小さな小さな、魔法の炎。

初めて手にして、掴んだそれは。
小さな小さな、成功の証。

その喜びは、やがて心の内側を燃やして。
消えることの無い、情熱の炎となる。

Flame of Magic

貴女の耳元で、揺れる。
魔法の炎を。











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まだ石の種類も少なめですが、少しずつ増やしていこうと思います♪
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