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【Green Fairy-緑の妖精-】ピアス

2014年10月15日水曜日

ショップ販売用作品-ピアス(イヤリング飾り)

t f B! P L



グリーンオニキス(カボション)
ツァボライト(さざれ)
エメラルド(さざれ)
タンザナイト(ミニボタンカット)
アパタイト(ミニボタンカット)


委託用作品No.22号!

ピアス、お次はラウンドカボションを固定してピアスが作れるかなー?と思いまして。
今までは穴あきの石を使用して作っていたんですが、今回は穴あきではないので、固定の仕方を変えてチャレンジ!してみました。(つ∀`*)

ピアスなので、大きさも考え、なるべく小さなカボションで作ってみたかったので。手持ちでグリーンオニキスがいいかもーと使用しまして。

石が外れないように、ワイヤーも硬めの角線を使って、作ってみましたー。
(つ∀`*)


出来上がってみると。





Green Fairy-緑の妖精-

グリーンオニキスの濃ゆい緑色のラウンドカボションをメインにして。

小さな妖精の羽が、森の茂みの中からフワリと飛び立ち。

貴女の顔を横切っていった。

アーティスティックワイヤーの角線で描いた、小さな妖精の薄羽に、光が透けるような薄紫色のタンザナイト。
青空の色した一粒のアパタイトは、丁度、妖精の顔の位置にもありまして。もしかしたら、水色は髪の毛の色なのかもなーなんて思いつつ。笑

深い深い、森の中で。

まるで、ジブリのもののけ姫に出てきそうな、神秘的な森の奥深くで出会った、小さな存在。

深い緑の茂みから、突然、ふわっと現れた小さな妖精さんは。
のんびりと森の中を散歩していた、貴女の顔の前を、横切るように飛んで行った。

目を凝らしてみて、ハッと気がつく。

あれは......もしかして妖精?


驚きと共に、心がウズウズするような。そんな気持ちを止めることができずに。

あの妖精の後を追いかけて。

私も、思わず走り出していた。


どうも、この突然現れた妖精さんは、その小さな身体で、薄羽を広げて精一杯飛びながら、両手いっぱいに緑色の葉を抱えて運んでいるようなイメージがありまして。

抱えきれずにこぼれた葉っぱが風にさらわれ、一つ一つと、地面に落ちてゆく。

後を追いかける私の姿なんて、気がつきも、見向きもせず。

一生懸命、その緑の葉を抱えて飛んでゆく。

脅かしてしまわないように。
邪魔しないように、静かに。

あの妖精さんが落としてゆく、葉っぱを道標に。
地面に落ちた葉を拾い集めては、また追いかけてゆく。

ここにも。
あ、あそこにも落ちてる。

一枚拾っては、また周りを見渡して。


緑の葉を沢山抱えて、飛んでいる妖精さんの姿。その、煌きを探して。

見つけた!あそこに居る。

どうしてだろう。
その姿を見ると、とても気になって。
走り出さずにはいられない。


どうして、あんなにも一生懸命、
あの妖精さんは、葉っぱを抱えて飛んでいるんだろう。


なんとなく、この妖精の物語のイメージで浮かんで来たのが、ベルセルクに出てくる妖精のパックというキャラクターでした。

あの漫画、結構グロいシーン多い、男性向け漫画なんですけども。その中で唯一(?)の超絶癒しキャラ←wというか。ギャグ担当な妖精が出てくるんですよね。ww
私は、個人的にベルセルクの中でもパック大好きなんですけど。

すんごい力を持ってるとか、そういう強い存在ではなく、基本的に主人公のガッツに興味を持って、たまに助けたりギャグ言ったりして(笑)ついてまわる存在なんですが。
凄くシリアスな話になっても、パックがギャグを言うシーンでは、場がすごく和んで、緩和しちゃうあの感じが思い出されました(笑。

そしてどうも、この妖精さんもそういうイメージの存在なのかなと思いました。

妖精を追いかけ続けた、先。

せっせと、妖精さんが葉っぱを集め、運んだ先には。

傷ついた男性が、倒れていて。
妖精さんは癒しの魔法と、沢山集めた薬草で、一生懸命、傷口を癒そうとしていたコトを。
この場所まで辿り着いて、やっと。

初めて知るのかもしれません。

ただ、気になって。
ただの、興味本位で。
妖精さんを追いかけていた筈なのに。


あの妖精が、あれほど葉っぱを抱えて飛んでいたのは、この為だったのね。

妖精が落としていった緑の葉。
それはまるで、道標のように。


一つ一つ拾い集めた薬草を。
私は、手のひらで、そっと握りしめる。

脅かしてしまわないように。
ゆっくりと近づいて。

これ、沢山落としてたよ。
私にも、手伝えることある?

微笑みながら。
小さな妖精さんに薬草を手渡すと。

倒れている男性に手当てして、不安そうな顔をしていた妖精さんが。
こちらを見て、嬉しそうにそれを受け取った。


妖精が導く、不思議な出逢い。







なんというか。
これはまるで、ファンタジーの物語の中で、一緒に冒険するメンバーと出会うような、シーンだなと思ったんですよ。

もしも、その時。

同じ時間、同じ森に居たとしても。
進むべき道も、方向も全く違っていたのならば、出会う事さえも、できなかったかもしれない。

そして例え、出会えていたとしても。

こういう出来事やキッカケが無かったのだとしたら、お互いの関係性は、ただの他人や、知り合い、顔見知り程度で終わっていたのかもしれない。

そういう、運命的な出会いのタイミング。

傷ついて、倒れたその男性と。
それを心配して、手当てしようとしていた、優しい緑の妖精さん。

もしも、この妖精さんが、私の顔を横切らなければ。
もしも、私が、妖精さんの落とした葉っぱを気にもとめなければ。

もしも、私が。

妖精さんを追いかけなかったとしたら。

きっと、出逢う事はできなかった。
きっと、これほど大切な存在に、なりはしなかった。

その、はじまりの物語。


その後、倒れた人の傷の手当てと介抱をきっかけに、その3人は仲良くなったりして。
一緒に旅するような、仲間になったりするのかなぁーなんて思いました。笑


そしてこれは、作品の効果などではなくて、あくまで作品に対しての私が感じたイメージや、物語なんですが。

この作品に描かれた妖精さんは、こんな風に、ちょっとした運命的な出会いや、不思議なキッカケを与えてくれる存在なのかなと思ったんですよね。

しかしキッカケ、と言いましても、それってとても小さなもので。

気がついたとしても、自分の中で、まあいいやと無視しないで、行動できるのか。

て所が、とても大切な部分なのかなと思うんですよ。

なので、最初のイメージで、妖精さんがあえて、顔を横切ってわかりやすく、気がつきやすいように飛んでいた。

てのは、ある種の言葉ではない、猛烈アピールだと思ったんですよね。笑

言葉ではない、興味を引いてくれる。
何故かすごく、気になってしまう。

そういうやり方というか。笑

例えば、普通に、妖精さんが出てきて、助けを求められるようも。
逆に何も知らないまま、自分から追いかけてしまう方が、はるかに、運命的な出会いになる。

そんな感覚。




例えば、長年続いている、大切な友達とか。
自分にとって、とても大切な人だとか。

その出会いを後から振り返ってみれば、実はかなり運命的なキッカケ、というものがあったのだ!

と、後から気がついたりすることは多いんじゃないかなと思いまして。

それが、どんなに些細なキッカケであったとしても。
その時に、このタイミングで。

貴方に、出会えたからこそ。


運命が導いてくれるように。
緑の妖精が、貴女を、不思議な出逢いへと、導いてゆく。

旅する二人の男女と、その二人の周りをくるくると、陽気に飛び回る小さな妖精さん。

あの時、私の前を横切って飛んでくれて。ありがとう。

もう、一人じゃないんだ。
共に旅する道すがら。

心の中で、ふと、そんな風に感謝する瞬間。

あの時、大きなキッカケを。
大切な出会いを、与えてくれた。

Green Fairy
-緑の妖精-









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まだ石の種類も少なめですが、少しずつ増やしていこうと思います♪
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