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【Sword - Archangel Chamael -大天使カマエルの守護剣】

2014年3月21日金曜日

ショップ販売用作品-ペンダント-

t f B! P L













中国産穴あき水晶ポイント 1

ガーネット 1+3+1(オーバルファセットカット+ミニボタンカット+4mm丸玉)
インペリアルトパーズ 3(ペアシェイプブリオレットカット)
ゴールデンオーラ 3(4mm丸玉)
ブラックスピネル 4(ミニボタンカット)
シトリン 3(ミニボタンカット)
レッドスピネル 3(さざれ)
カーネリアン 2(4mm丸玉)
7.8×3.5


委託用作品No.109号!

今月の委託分の、大天使ミニ剣シリーズ、ラストでございます。

今回も意外と長いシリーズモノになってしまい、しかも剣というのは結構作るの大変なんですけども。
やっぱり、定期的にシリーズで作る方が楽しいので、今度はドラゴンのミニ剣とかもチャレンジしてみたいなーとか、思っとるんですがw

そんなこんなで、最後はカマエルさん。
こちらも、ツイッターの方でリクエスト頂いたので、作ってみましたー。

大天使カマエル、といえば。
調べると、戦いの天使という感じらしくて。wikiによると。


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カマエル(Chamael,Camael,Kamael)は、「神を見る者」という意味の名をもつ大天使で、十四万四千もの能天使の指揮官とも、一万二千もの「破壊の天使」を率いているともされる。火曜日の守護天使であるともいわれる。
神の力を象徴しており、神の立てた正義を前提にして、神に敵対する者達を容赦なく攻撃するといわれている。ヤコブと格闘した天使とも、ゲッセマネにおいて受難を予期したイエスを励ました天使ともいわれる。
その攻撃的な性格から、オカルト教義では堕天使や岩にうずくまる豹の姿をした地獄の悪魔として扱われることがあったとされ、そのことから「赤い豹」という通り名で呼ばれたともいわれる。

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てことで。
実は....私がカマエルさんをイメージしていつも浮かぶのは、何故かわからんですが、ガンダムのシナンジュです。(爆
しかも、シナンジュが出てくるガンダムのアニメ見たことありません。←ちょ
アニメは見たことないくせに、ガンプラだけ作って飾ってます。←


て事で。
最後にいっちゃん強そうな大天使リクエストがきましたので頑張りました!(爆

今回は、角線のガンメタワイヤーに、ゴールドワイヤーで装飾しながら、土台を作ってみました。

こんな感じです。









つ、強そう....www
何が強そうって、ガンメタワイヤーを全て塗り潰さん勢いの、ゴールドワイヤーの行け行けな感じwww

光と闇が隣接している感じがしつつ。
何故か今回は、オーバルファセットカットを、剣の柄の先端に配置しろとの命令が←もとい、アイディアが。www

ここが、ちょっとだけこだわりポイントなんですが、意外とこれだけでも苦労しました。
それから、赤と黒の石メインで、石を盛っていきましたー。


出来上がってみると。









大天使カマエルの守護剣


漆黒の闇の中から。
突如として、まばゆい光の閃光が、走り抜ける。

全てを蹴散らすような、輝く光の翼。
何もかもを燃やし尽くすような、容赦のない、激しい炎。

ここは、光と闇が常に隣接する所。

その境界線。

最も危険で。
最も、激しい火花が散る場所。

いつものミニ剣では全て、中央あたりに付けていた筈のオーバルファセットカットのガーネットは、この剣では柄の先端に取り付けられ。
そこから、4mmのガーネットや、レッドスピネルが、赤く、熱く。
激しい炎が、熱せられ、圧縮された光が、剣の先端まで伝い、燃え上がっていく。

ゴールドワイヤーや、シトリン、ゴールデンオーラ、インペリアルトパーズの金色の翼。
その羽と共に強烈な閃光が重なり、稲妻のように走り抜けてゆく。

まるで、炎と、強烈な光で、闇を照らし、炙り出しているかのように。

ガンメタワイヤーと、ブラックワイヤーで表現した闇の部分は、炎と光に晒され、動きを鈍らせていき。
ブラックスピネルの小さく連なる暗闇は、赤い炎と混じりながら。

確実に、ジリジリと後退して、その姿を浮かび上がらせてゆく。


光と、闇。

お互いが最も近く。
最も、ぶつかり合う場所。

その戦いの、最中。






ぱっと見では、光と闇が混ざってるようにも見えるこの剣は。
よくよく見ると、金色の部分と、ガンメタの部分で、全く異なる表情を見せていて。
お互い、相入れない、反発する強さが常にぶつかり合っているようにも見えます。

最初に、この剣を見た時に感じたのは、物凄い緊張感の中で、常に心を張り詰めらせ、神経を尖らせながらも、光を放つ天使という感じでした。

それは例えば、危険な場所とか、大変な所、いつも忙しい所で長時間仕事をしていたりして。
常に心を張り詰め、神経を使わなくてはいけないような、そういう、ビリビリとしている緊張感。

一瞬でも、気を緩める事などできないような、物凄い圧力。

余裕なんて、何処にも無くて。
張り詰めた心は、闇の中を蠢くように。
心の内で戦い、せめぎ合う。

金色の光の翼は、走り抜ける稲妻のように。
闇の中をくぐり抜け。

これ以上、先には行かせない。

と、永遠に戦い続けている。


ひとつ前のサミュエルの守護剣では、あえて闇の中に入って、貴方を守るようなイメージでしたが。

この、カマエルの守護剣は。
闇に最も近くにいて、絶対にこれ以上通さないぞ!という強さを感じるんですよね。

鉄壁の防御の光と。
漆黒の暗闇が、同時に存在する剣。

それは、例えるのなら。

月明かりさえも無い、真夜中の暗闇で。
轟音と、強烈な雷のような閃光が、何度も空と大地を照らすようなもの。

イレギュラーな事態。

その光は、一瞬で。
なのに、何度も、何度も。
貴方の心の中に、ビリビリとした閃光が走り抜け、道を指し示し、後押ししてゆく。

それは、一言でいえば。

今までのどの作品よりも、"厳しい"んですよね。






これは、先生など、目上の人に怒られる厳しさとは違っていて。
ミカエルなどの、スパルタな厳しさとも違っていて。

常に、心を張り詰めていなければいけない状況で。
折れそうな心を何度も立て直し、何度も、何度も、挫けそうになるのを立ち上がってきた、自分の中での、戦いの厳しさというか。

終わる事が無い戦いに、常に身を投じているような感覚。
誰かに強いられている厳しさではなく、己の中にある基準。

とても、ストイックな部分というか。

時に、それは自分自身を縛り。
赦す事ができないほどに、激しく。
攻め立ててしまう事もあるけれど。

だけど...。
その厳しさの中で。
その戦いの中で。

何度も立ち上がり、立ち向かっている状態。

ここでの、光と闇とは、自分の心のバランスを表してるような感じもしまして。
闇がそのまま=悪なのではなく。

この作品での、闇とは、自分の心の平穏を保つのが難しいほどの、心の揺らぎや、苦しみを表してるんじゃないかなと思いました。

そして、この苦しみの中でも。
なんとか、心のバランスを保てているのは。

それだけの、価値を感じる。
大切なものがあるから。

自分以外の、守りたいもの。
大切な人の為に。そういう人が居るからこそ、ここまで頑張れる。

という気持ちのようなものでした。






それを表してるのが、剣の中央にある、カーネリアンの4mmの丸玉で。
これが、カットが入ってキラキラしている石でもなくて。
真っ赤に燃え上がるような、怒りの炎や、焼き尽くすような激しいものでもなくて。
あえて言うのなら、ありふれて、何処にでもありそうな石であり、"普通"の色合い。

だけど。

大切な人を常に想うかのような。
カーネリアンの赤色。

闇と光の戦いの最中。
その緊張と、すり減るような心の葛藤の中で。

守りたい。

そう思える、大切な人が、剣の中央に。心の真ん中に、在るということ。

これは、自分のためだけに頑張るよりも。
自分と、そして大切な誰かの為に頑張る方が、パワーが湧いてくる。

という感覚にも似ていて。

両方の想いを汲みながら、過酷な状況に向かい合い、進んでいこうとする事を表してるのかなと思いました。

だからこそ、これほどの厳しさでも、耐えられてこられたのだという、原動力のようなもの。

ストイックな人とか、自分に厳しい人とか、常に気が抜けないような、緊張感のある場所で働いている人とか。

一歩間違えば、簡単に心のバランスを失いかねない、ギリギリのラインを、綱渡りのように渡っているような感じもするんですよね。

普通に考えたら、もうちょっと心の余裕を持ってリラックスして、だとか、そういう事を言いたくなるもんですけども。

でも、このカマエルの剣は。

そういう、緊張感からすぐに解放するような光ではなくて。
断ち切る光でもなくて。

むしろ、ガンガンに後押しするような、光なんですよ。

その、厳しさの先にあるものが、何なのか確かめたい。
危険と隣り合わせで、ギリギリの綱渡りをしているのに。

立ち止まるのではなく。
諦めるのでもなく。

それでも、進み続けて。

その先を見つめろというのか......。


という、なんだその、半端ない厳しさは。(汗)
と、ツッコミを入れたくなるくらに、過酷に見えるんですが。






しかし。
やっぱり、これもなんだかんだで。

誰かにやらされてるだとか。
嫌々やってるだとか。
強制的にだとか、そういう事じゃ無いんだと思うんですよ。

どんなに、それが過酷にみえたとしても。

自分自身が、それを選んでいる。
その先にある景色が何なのか、見てみたい。
進み続けてみたいと、そう思っているから。

最も、過酷な道を選び、進もうとする。
そんな、貴方を守れるように。

最も強い光で。
最も熱い炎で。

闇を切り裂くように、現れる天使。

大天使カマエルから手渡される。
小さな剣。

大切な何かが、胸の奥に在るから。
大切な、守りたい人と、想いがあるから。

この暗闇の中。
茨の道を進み続け。
例え何度、傷ついたとしても。

貴方が側に居るから。
この道を、突き進んで行ける。

そんな、決意の瞬間に弾ける光。

金色の、稲妻。
輝く閃光の翼。

揺れる心の中を、強く、強く。
光で満たすように。

震えそうな心を、強く、強く。
赤く燃える炎で、熱してゆく。

ならば。
私が、お前と共に行こう。

閃光で道を照らし。
暗闇に足を取られぬように。

燃え上がる炎で。
茨の道を、焼き尽くしながら。

貴方を後押ししてゆく、眩い光。

己の中にある。
光と、闇の戦いの果て。

大天使カマエルが指し示す、
道の先にあるもの。

強烈な、稲妻のように。
貴方を解放する光。


大天使カマエルの守護剣。

そんなイメージの作品なのかなーと思います。








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