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【Crystal Lamp -Sun of Dusk-黄昏の神殿】

2014年8月28日木曜日

LEDクリスタルランプ

t f B! P L



市販の鳥籠のオブジェ

サンキャッチャー
20mm
サンフラワー
八角形ガラスパーツ

水晶(各種とりまぜ)
シトリン(さざれ、大粒タンブル)
コーティングクリスタル(穴あき)
ルナフラッシュ

コースターLED専用

新館用作品No.13号!

LEDランプシリーズ、お次は、ちょっと哀愁漂う感じにしたいなぁ。爆
と思いまして。
ランプ用に仕入れた、シトリンの大粒タンブルをメインに使いたいなぁと思いながら作ってました。

そして今回こだわったのは、サンキャッチャーを中央でかなり、揺れる仕様にしたくてですね。
LEDコースター乗せた時にこのサンキャッチャーが揺れやすいと、光の揺らぎもめっちゃめちゃ綺麗なんですよ。
逆に中央にサンキャッチャーごちゃっと沢山つけると、安定しちゃって光の揺らぎは無いものの、光の反射は良くなるので一長一短あるんですけども。
今回は揺らぎをメインにしてますので、中央はシンプルな作りになってます。

そんで、ガラスパーツも少なめで、なるべく天然石を多めに使って、ちょっと贅沢な感じを意識してみましたー。


出来上がってみると。










黄昏の神殿。


シトリンの黄色と、コーティングクリスタルのオレンジ色が混ざりあってゆく。

夕暮れの光の中。

黄昏の神殿が、そっと静かに現れる。


今回のランプでこだわったのは、光の揺らぎでして。
動画が撮れないのが残念ですが、中央のサンキャッチャーを、平たいサンフラワーと20mmのサンキャッチャーを付けて、長めにしていますので。
まるで、時計の振り子のように。
とても光が揺れやすくなっています。

その形ゆえ、スペースの問題で、こちらは氷型LEDを入れられない、LEDコースター専用になっておりますが。

太陽の光にかざしてみれば。
朝日だろうと、昼間の光だろうと。

ガラスでできた振り子が揺れて、いつの間にか時を進めてしまう。

たどり着く場所はいつも、夕暮れ。
黄昏時。

見つめた空に現れる。懐かしい場所。

あれ?
もう夕暮れになってしまったの?

一日の中で、日が沈む瞬間は、終わりを感じる寂しい時間。

すぐに夜が訪れ、眠りに落ちて、また朝が来る。

そして、また。

振り子が揺れて時が進み。

見上げた空が、再び、オレンジ色に染め上げられてゆく......。

永遠の夕暮れ。

だけど、確実に、時は進み続ける。

その、寂しさと虚しさ。


時の流れがありつつも。

夕暮れ時で時が止まってしまったように。
繰り返される日常を嘆いてるようにも見えました。







この作品は夕暮れや、黄昏時にかなりフォーカスした作品でして。

正面の、クロスさせたような水晶の配置は。制作している時は、コンセントのプラグのように。コードのように。
何かと何かを繋いでいるような気持ちになってまして。

例えるのなら。

昼と夜を繋ぐ黄昏の神殿

その、曖昧な境界線の中。


足を踏み入れれば、まるで迷子になりそうなほど複雑で。
迷路のような不思議な構造の建物の中。

コードやプラグを一つ、一つ。

確認しながら差し込んでゆくように。

己の中の道を、光を。

探しだして受けとってゆく。

プラグを差し込むというのは、作業的なものにも感じますが。

どちらかというと、探している、探っているという、ダンジョン探索の方が近いかなと思うんですよ。

そして。

この神殿そのものも、昼と夜を交互に繋ぎながら。
気がつけばどんどんと、自分の中の時を進められてゆく。






振り子が、揺れ続け。

プラグが、差し込まれ。
エネルギーが充満するように。

やがて、光が、神殿の外へと溢れ出してゆく......。


途切れてしまっていたものを、新しく繋ぎ直すように。

私の中で、忘れていた何か。
切られていたコードを、配線を、繋ぎ直して表れる、光。

LEDコースターを乗せると。
写真ではどうしても映らないですが。
時計の振り子のようなサンキャッチャーが、溢れんばかりの光を振りまいてゆきます。






コースターに乗せた途端。

まるで、全身にエネルギーが巡り。
生まれ変わってしまったように。

黄昏時の終わりのような寂しさは消え去り。

夜には、新しい希望の光を灯すように。
キラキラとした光が、部屋に拡散してゆく。

例えばもしも、夜七時になったら突然、電気を消すように空が真っ暗になって、はい夜きましたね。
とかだったりしたら、寂しさを感じる暇もなく、受け取る感覚は違ったのかなーと思うんですよ。

黄昏時は存在しないことになりますし。それなら、それほど寂しい気持ちにはならないのかもな、と。

夕暮れで、徐々に、徐々に、日が沈むコトによって。
空の色や、周りの明るさの変化を感じやすいし。
それに伴って時間の経過も、直接感じられるもんですから。

黄昏時は、一日の終わりを最も実感しやすい時間帯だと思うんですよね。







黄昏時のほんの僅かの時間。
夕暮れの薄暗さと儚さに。
自分自身の人生を重ね合わせ。

一日の終わりを、自分自身の終わりと重ねて見てしまいそうになる。

美しい夕暮れであるなら、なおさら。

そういう、言い知れぬ寂しさが浮き上がってくるのかもしれません。

でも、この黄昏の神殿は、夕暮れ時の寂しさを表してそれで終わり。なんじゃなくて。

また明日も、美しい夕暮れが見られるように。
夜に眠りに落ちる時には、心に希望が灯るように。


自分の中の希望のプラグを繋ぎ。
エネルギーが充満して、また明日、輝く朝日が登り、生まれ変わったような、清々しい気持ちになるようにと。

シトリンの、金色の光を。
自分の中で溢れさせてゆく。

星空にも負けない光を、振りまき。
自分の中へと、注いでゆく。

時が進み、いつの間にか、同じような毎日と。同じような夕暮れを眺めて。

寂しさに心を暗くしてゆくばかり。
なのではなくて。

毎日、美しい夕暮れの空を眺めながら。
新しい明日に、心を繋いでゆく。

曖昧な境界線の中。

黄昏時に迷い込んでしまった、迷路のような神殿を歩き続け。

見つけられる、

溢れるような、沢山の希望の光。



ひとつ、ひとつ。

自分自身の、心に。

毎夜、新しい光を灯してゆく場所。

-Sun of Dusk-
黄昏の神殿。









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