トルコ石
ブルーベリークォーツ
ファイヤーオパール
アマゾナイト
グリーンアパタイト
名前が不明な石(クロスカットされてるものです)
※過去に開催したプレゼント企画用の作品です。
7月に開催予定の、プレゼント企画用作品!お次はワンドを作ってみましたー。
(つ∀`*)
随分前に、TOMOKOさんからトルコ石を何個か頂いてたんですが、これを使用してワンドを作ってみようかなーと思いつきまして。w
アラゴナイトの御守りに引き続き、民族ぽい杖をイメージして作っていきました。
ガンメタワイヤーとシルバーワイヤーを合わせまして。
いつもワンドは可愛らしい感じになる事が多いんですが。
このワンドは、どことなくツンデレ←というか。笑
ツンツンしてる所があるんだよなーwwとか思いながら、石を盛って仕上げていきました。
出来上がってみると。
柊の杖
この名前の由来は、実は制作中に、夏目友人帳に出てくる、柊という妖怪(?)キャラクターが浮かんでいたからなんですが。
それにプラス、ワンドもギザギザしていて、柊の葉に似ていたのでその名前をつけました。
が、実は制作中に感じていたイメージは、柊だけではなくて。
映画アバターに出てくる青い宇宙人(?)ナヴィという種族のイメージがすごく強くてですね。
メインに使用したトルコ石や、ブルーベリークォーツは、まさに映画に出てくるナヴィ独特の、青い肌を表している気がしていました。
アバターに出てくる、女性ナヴィ、ネイティリぽい雰囲気と。
夏目友人帳の柊のキャラクターと重ねて見ても、このワンドは、女性的な側面を表してるのかなーとも思ったんですよね。
どちらも、ちょっと(かなり?)ツンデレキャラなんだけど。爆
信頼を勝ち得るまでは、かなりツンツンした態度を取られたり、拒否られたりするものの、何かのキッカケで1度でも受け入れられてしまえば、それ以降は裏切られようも無いほどに強く向けられる想い。
それは、忠誠心にも似ているけれど、それ以上に女性らしさがプラスされて。
包容力のような優しさがあるのかなーと思うんですよねー。
そして、浮かんで来た2人のキャラクター、どちらも、簡単には人と相容れない存在でもあります。
映画アバターでは、宇宙人という別種族であり。
夏目友人帳では、妖怪という存在である。
それは、このワンドの中で混ざり合い、異教の姿を表しているのかもしれないなと思いました。
ネイティブアメリカンとか、インディアンとか。
あとは、アマゾンの奥地に住む原住民とか。少数民族が崇めてきたような、異教の神様や、精霊のような感覚。
それはもう、今は忘れ去られてしまった存在なのかもしれない。
逆さにしたクロスの杖の先端から、柊の葉が茂り。
大きな大樹が、忘れ去られた墓標のように、朽ち果ててしまっている。
ガンメタワイヤーで描いた羽は、本当の翼ではなくて。
蔓で形を成して作られ、巧妙に隠されているもの。
アマゾナイトの6mm丸玉は、アマゾン川のような大きな川であると同時に、まるで降り続く雨のように、大地を潤してゆきながら。
朝日のようにも、夕日のようにも見える、ファイヤーオパール。
今はもう、誰も訪れる事の無い所だけど。
今でもまだ、変わらずに在り続ける神聖な場所。
映画アバターでは、確かナヴィ族であれば皆、尻尾を繋いで色々な情報や、心のやりとりしていて。
その中で、エイワという神様みたいな木と尻尾を繋いでアクセスするシーンがあるんですけども。
このワンドも、かなり、そういう雰囲気が強くてですね。
シャーマン的な交信をしているような。
目には見えない何かと繋がっている。
遥かな太古の昔から、受け継がれてきた力。
その情報にアクセスするような感覚。
自然と共に生き、自然の言葉を聴き、木々の声を、鳥の声を、雨の声を。
あらゆる、周りにある声と共鳴し、波紋が広がるように、自然との繋がりを感じて一体化する。
神といいつつも、このワンドから感じる神様とは人格のあるような存在ではなくて、自然そのものの、自分から延長して連なってゆく、大きな繋がりを表しているような感じがしました。
アラゴナイトの御守りで感じたのは、男性的な側面でしたが。
こちらは、女性的な側面や、受け入れる、受け止めるような部分が大きいのかなと思いまして。
特に、異教や、宇宙人、妖怪などのイメージは、自分とは全く違う存在を表してますし。
そういう、自分とは違うという感覚は、そのまま、隔たりや、差別などの思いの象徴なのかなと思うんですよ。
簡単には自分の中で受け入れられずに、拒否してしまいがちな部分。
ツンツンしてて、態度は冷たくて、厳しくて。全然優しくなくて。
言ってる言葉も、何もかも、自分とは違い過ぎて全く理解もできない存在。
なのに、ふと...。
その存在の、冷たく厳しい言葉の内側にある想いを垣間見る瞬間。
自分とは全く違う存在との接触により、変化する何か。
忘れていた大切な何かを思い出すような感覚。
大切な本質を教えてくれる存在。
ワンドに描かれている、その女性は。
アバターのネイティリや、夏目友人帳の柊のように、一筋縄ではいかない、最初からニコニコと友好的な存在ではないのだけど。
時間をかけ、相手の気持ちと言葉を組み、会話をして。
信頼されれば、きっと。
最も神聖で大切な場所へ、貴方を導いてくれる存在なのだと思います。
それは常に神々しい光を放つ場所ではないのだけれど。
鬱蒼とした森の奥深くに、ポツンとある、忘れ去られた祭壇。
だけど、そこに朝日の光が差し込めば、なによりも美しい場所に変わってゆくような、そんな場所。
そこでシャーマン的に何かと繋がるといっても、やはり人格的な神様というのではなくて。
地球や、自然そのものと繋がるような感覚なんじゃないかなと思います。
普段の日常生活でも、ゆっくりする時間なんて無かったり。いつも何かしら忙しくて、仕事や、街中で行き交う人混みに晒され、ついつい、忘れがちになっている事。
明日しなければいけない事、今日やらなければいけない事。
そういう何かに追われていてもふと。
この杖を握りしめた時に。
その追われるような思考から逃れ、大きな繋がりを改めて思い出すような。
大自然に包まれているように清々しく、ほっとして懐かしい感覚になるんじゃないかなと思いました。
貴方の中にある、忘れ去られた最も神聖な場所へ。
誰も居ない深淵の森の奥深く。
祭壇に立てかけられている、柊の杖。
さあ、忘れかけていたその繋がりを、思い出してごらんよ。
これまで貴方を案内し、導いてくれた女性が、優しく囁く。
恐る恐る、掴み。
手に取った柊の杖と共に。
やがて、美しい朝日が登りはじめる。
そんなイメージの作品なのかなーと思います。
ルースセレクトオーダーもやってます!
まだ石の種類も少なめですが、少しずつ増やしていこうと思います♪
気になる石がありましたらよろしくお願いいたします。^^
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