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*オーダー作品*【Sword -key blade of Darkness-闇の中にある光-】

2014年2月1日土曜日

オーダー作品

t f B! P L













エレスチャル水晶ポイント

ラブラドライト(カボション+5mm丸玉)
ラリマー(6mm丸玉)
アメジスト(オニオンカット+4mm丸玉)
ヘソナイト(オニオンカット)
ブラックスピネル(オニオンカット)
カイヤナイト(ダイヤシェイプ)
ガーネット(4mm丸玉)
オニキス(6mmカット丸玉)
ミックスタイガーアイ(6mm丸玉)
トルマリン(さざれ)
タンザナイト(さざれ)
ブルーサンド(さざれ)
アンダリュサイト(ミニボタンカット)


オーダー作品No.20号!

前回のオーダーに引き続き、某ゲームのキーブレード風の剣、対の片割れ、闇バージョンです。

前作の虹色のお守りが、冒険のはじまりや、某ゲーム1のイメージのものなら。

こちらは、2の終盤をイメージしたような作品なんじゃないのかなと思いました。

という事で、まずは土台つくり。

丁度、びっくりするくらいにイメージにピッタリの水晶を既に持ってまして。
黒の模様が霧のように立ち込め、閉じ込められた水晶ポイント。
これは闇の剣とかを作るんだろうなぁと思いながら仕入れていたので、こちらを選びまして。

光バージョンに使用したヒマラヤバシール産水晶と、長さがほとんど一緒だったのもありまして。まさに対の剣!
という事をイメージしながら土台を作っていきました。

こんな感じです。




今回は初のアーティスティックワイヤーの、ガンメタ角線を仕入れて、ふんだんに使用しまして!
黒のワイヤーに、シルバー色のワイヤーと、闇をイメージしながらもわりとカラフルさを出していきました。

石を盛る時も、黒い石一色ですと、統一感はありますが、そこからのテーマはただ、実体の見えない恐ろしい闇、という側面ばかりになってしまうので。
色合いは暗めですが、様々な石を盛り、さらに、アクセントに青色の細いアーティスティックワイヤーをアクセントにしながら、作り上げていきました。


出来上がってみると。




この剣から、展開されてゆくのは、光の世界とは正反対の、闇のグラデーション。

闇の霧や靄をほんの少し閉じ込めたような、エレスチャルの水晶ポイントから。

黒いワイヤー、ガンメタの角線と、青色の細いワイヤー、シルバー色ワイヤーと、様々色のワイヤーを使用しまして。
さらに、盛った石も、基本的にはとても濃ゆい色の石ばかりを使いました。

ヘソナイトやガーネットの蠢く赤色。
これは、光バージョンの、虹色のお守りと比べると、永遠の夕暮れの街とは対象的な、ひたすらあやしげな黒と赤色の街になってまして。w
ナイトメアビフォアクリスマスの世界観のような色合い。

目線を上に向ければ、魔女のようにあやしげに光る、紫色のアメジストのオニオンカット。

そしてミックスタイガーアイの黄色は、周りの黒色と混じり、美しい!というよりは、周りのオニキスや、ブルーサンド、ラブラドライトの闇色にじわじわと侵食されてゆくような感じで。

赤、青、黄、紫、と様々な色を使って闇の側面を表しながら。
ブラックスピネルの黒色が凛々しく暗黒に溶ける。暗闇の格好良さみたいなもの。w

暗いとか、怖いとか、そういう雰囲気で目を背けるのではなくて、あえて闇というものをじっくり見つめてみた時に現れてくる世界。

そういうものを表したのかなと思いました。





その、夜に蠢くような、闇の世界を駆け抜ける爽やかな青色。

私にはこの色は、某ゲームの主人公の友達であり、ライバルキャラクターのイメージの色でして。
一度は闇に取り込まれ、闇に染まり。支配されてしまったものの。
それでも、自分を取り戻し、自分の中の闇を見つめてゆき。
最後はコントロールできるまでになった。
しかし、その代償に自分の姿を失い、戻れなくなるのさえも覚悟して独りで戦っていた。

この剣も、そんなイメージで。

闇を遠ざけ、否定するのではなく、その中でもがきながら、それでも、受け入れてゆく姿。
闇の様々な側面を旅して、見つけてゆくもの。
光だけの世界では、知らなかった事。わからなかった事。

夜の闇を怖がるのではなく。
それを怖がって否定している、自分自身の内側にある闇の世界を開き、見つめてゆく。

だけど、もしかしたらこれは見たくない世界なのかもしれない。
その住人は、人を恐怖に陥れる事がなによりも喜び。みたいな部分があるのかもしれない。
闇の世界に居る住人とは全て、自分自身の方が大事で、それ以外はどうでもよかったりするのかもしれない。

だけど、その闇の世界の中にも友情は芽生え、存在するにも、それなりの理由や、意味があるように。

その世界を旅して初めて、己の闇の側面に気がつき、受け入れてゆくように。

だけど、それは同時に危険な事でもあると思うので。

囚われ、完全に闇に同化し、取り込まれてしまわないように。

必ず、戻ってこられるように。





タンザナイトの青色から、剣の右端にラリマーをつけているんですが。
このラリマーは、光バージョンの剣にもある、主人公と同じ故郷の海を思わせるイメージの石で。

この色だけは、唯一闇の色に一切染まらず。
光バージョンの剣のラリマーの海にも繋がり。
その周りには暗いながらも闇の世界にある海を表している。

海というのは、遠い世界でバラバラになったとしても何処かで繋がっているという感じがするんですよね。

閉ざされた闇の世界に入り込んだら、もう戻れないのではなくて。
必ず、光への扉や道筋は隠され、繋がっている。
だって、闇も光も同じだけ自分の中に存在するのだから。





闇の中にある、光。

某ゲームの中のセリフで、闇の中には必ず、光があるんだ。
という言葉がありまして。

これが後々までとても意味のある、重要な言葉になってくんですが。

剣の中央に位置しているのは、その、闇の中の光を思わせるラブラドライトの薄青く、黄色いシラー。

写真では青くみえますが、角度によってはかなり黄色い光のシラーに見えるんですよ。

これが、私の中ではゲームの終盤のエンディング直前のムービーのイメージで。

黒と灰色の世界にある、空と海の砂浜。
砂浜に座りながら、主人公達が見ていた、闇の世界と。
光の世界へ帰る為に突然現れた、輝きを放つ扉の色。

それが、ラブラドライトのカボションのシラーと重なりました。

深い闇の世界をくぐり抜け、駆け抜けてゆき。もう歩けないと、疲れ果て。
最後の最後に、辿り着く場所。

それは、光の世界へ帰る為の扉と、光の道しるべ。





たとえ、どれほど長く、どれほどの時間がかかったとしても。
どれほど深い闇に染まったのだとしても。

貴方が望むのなら。
必ず、またここに。
あの場所に。
帰ってこられるように。


途切れる事のない想いと。
光と闇の側面。
切り離される事なく。
繋がっている、空と海。

開かれる扉は、闇の中にある、光。

だから。

必ず、また逢える。

そうだろう?

−−だから、君を探しにゆくよ。
−−だから、君を助けにゆくよ。


この作品も、内面にフォーカスしているものなのかなぁと思いますので。
内面のワクワクするような光の世界を探索すると同時に、暗闇の世界をも探索し、受け入れたり、解放したりするような感じなのかなと思いました。

12月のオーダー全てに共通するもので、バランスが大事!ていう感覚が強くありまして。
光だけ、闇だけに偏るのではなくて。
囚われずに、それは自分自身の中に在るのだと受け入れてゆくこと。

そして、内面の世界が変わると、不思議と、現実で起こる事や、受け取り方まで変わってきたりして。
自分自身の内側と、現実での外側もまた、別々ではなく何処かで繋がり、変化してゆく。


光と闇の世界を開く為の鍵。
世界を探索し、解放する為の剣。

そして、その世界を安全に旅して戻ってこられる為の。

光と闇の二つのお守り。







そんなイメージの作品なのかなーと思います。









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