Blue Whale コラボストーン
ラブラドライト( スクエアカボション)
--------------
スカイブルートパーズ(オーバルファセット+4mm丸玉)
サファイア(ミニボタンカット)
アンダリュサイト(ミニボタンカット)
ガーネット(ミニボタンカット)
タンザナイト(ミニボタンカット+さざれ)
委託用作品No.101号!!
今回は久しぶりの、もりっと母さまセレクトストーンによる、お店とのコラボ作品です!
このスクエアのラブラドライトも、数ヶ月前からお預かりしていたんですけども。
もりっと母さまからコラボ用にお預かりする石は、毎回、一癖も二癖もあるぜ!←w
もとい、いつも作っている作品とは全然、違うものになりますので、作れそうな時に作りますね!
という事で、特に期間は決めずに、作るのはいつでも良いですよ♪という事でお預かりしてるんですけども。
今回作ったのは、コラボとは別の、もう一つの意味があります。
次回販売日から、Blue Whaleに、ルースコーナーができる予定で、只今準備を進めておりまして。
もりっと母さまセレクトの、一点もののカボションや、ルースなどが並びますので。単体で購入できるのはもちろん。
お客様が、その石の中からお好きなものをセレクトして、作品をお作りするオーダーというのも、計画してます。
なので、そのサンプル代わり、見本代わりの意味もありまして、巻いてみる事にしました。
今回は珍しく、ラブラドライトの単体の写真撮ってまして。
こんなに綺麗なんですよ!!!!爆
以前にも、もりっと母さまセレクトの、ラブラドライトのルースを使ってペンダント作りましたが、もう、ほんっっっっとに、綺麗!
まさに宇宙!!(≧∇≦)
私は、以前の作品で、もりっと母さまの選んだラブラドライトルースを見て、ラブラドライトって、こんなに綺麗な石なんだ!と思ったヤツなもんで。
今回もねー、美しいブルーのシラーにうっとりでした。
そんなスクエアのカボションを、角線と丸線を合わせて巻いていきました。
土台はこんな感じです。
これがねー、、今まで、こんなこと初めてだったんですけど、土台を作っただけで、非常に懐かしい気持ちでいっぱいになりまして。
何が懐かしいのかはわからないけれど、もしも、前世とかの記憶があるのならば、そこからきてるんじゃないのかなと思えるくらいに、漠然とした。
だけどもとても強い、懐かしい気持ち。
私は、基本的には、感情を込めて作品を作るという事はしませんし。
あとあと、出来上がってからそういう気持ちやイメージを感じる事は多くても、作ってる時は集中してますから。
感情を感じる事は、少ない事なんですけども。
だけど、これはちょっと今までとは違う気持ちになりました。
実は、それに関連して不思議だったのが、最初に石を盛ろうとした時に、オレンジ系のヘソナイトとかを盛ろうと細いワイヤーに通してたんですが、あっさり細いワイヤーの方が突然切れて拒否されまして(爆
ダメだしをくらったので、気を取り直してスカイブルートパーズに変更したりしつつ、石を盛っていきました。w
出来上がってみると。
ありったけの星空と宇宙を、そのまま閉じこめたものを。
地上からではなくて、あえて海の中から覗き込むような感覚。
−−あの空へ、帰りたい。
そう、海の中からつぶやくような感じ。
メインの、ラブラドライトのスクエアカボションは、地上から見るだけではない、あらゆる空を映し出してゆくように。
ラブラドライトから浮き上がるようなシラーからは、青空のように美しい色が。
角度を変えれば、キラキラと細かな光が煌めく、夜空の星が。
ひし形に切り取られて、角度を変えれば揺らめくように変化してゆく。
角線と、丸線を使用したシルバー色のワイヤーは、私の中では、何故か地球のものではなく、宇宙的なイメージという印象の方が強くて。
石の留め方も、全体的な形も、宇宙や、宇宙人、UFOの感じがするというかw
そういう雰囲気をヒシヒシと感じていました。
その、周りを彩るのは、スカイブルートパーズや、アパタイト、タンザナイト、サファイアなどの青色の石を中心に盛ってみたのですが。
この部分が、私にはどうも、海の底のような雰囲気と、星の配置が重なっているような気がしてまして。
遠く、遠く......。
遥か彼方の星から、この地に降り立ち。
さらに、さらに。
深い海の底に沈んだまま。
懐かしい故郷の星空を見つめている。
その存在の瞳には、故郷の星空と。
そして、地球の星空が重なってゆき。
ひし形に切り取られた、小さな、小さな、懐かしい空に手を伸ばしてゆく。
ーーあの空へ、帰りたい。
海の底から、そっとつぶやいた言葉。
静寂の中で、ぽつりと。
この場所に、たった一人なのだという事を実感するかのように。
もしかしたら、もう......故郷の星は、存在しないのかもしれない。
もしかしたら、もう、故郷の星には、帰る事はできないのかもしれない。
空を見ているのが、地上から、ではなく、海底から、というのが......。
宇宙からの距離を、故郷の星からの距離をさらに、さらに遠くしているようで。
懐かしい気持に、切ない気持ちが合わさってゆきます。
その、青色の石達の中で、唯一の赤いガーネットもまた、星を表しているような気がしてまして。
星座のように三角に繋がる、赤き星。
アンダリュサイトの薄い茶色は、その星に寄り添うように、そして、赤い星をダブらせているようにも見えて。
それは、地球と、故郷のの二つの星空が重なっているような感覚と。
故郷を想いながら、浮かべた涙で視界が滲んで、星が二つにダブって見えてしまってるのかもしれないなと思いました。
そして、よく見ると、なんとなく全体的な雰囲気が、魔方陣を描いてるような感じにも見えてまして。
スクエアのラブラドライトだったので、特にそういう風に感じるだけなのかもしれませんが。
何かしらの、ミステリーサークルだとか、ああいう宇宙的な魔方陣のようなwそんな気がしました。
もりっと母さまが、この作品を見て、コクーンという映画を教えてくれたんですけども。
http://movie.walkerplus.com/mv3238/
公開日が1985年で、私はその時1歳なので、全然知らない映画だったんですが、あらすじを読んでとてもイメージが近いなと思いました。
このあらすじでは、結局海に沈んだ宇宙人は助ける事ができずに、そのまままた放置(?)されてしまうらしいのですが。
帰りたいと言いつつも、帰る事のできなかった感覚と似ていて。
そして、宇宙人が、地球人として転生した事を意味する、スターピープルという言葉がありますが。
このペンダントを見て感じる事は、その感覚にも、もしかしたらかなり近いんじゃないのかなぁなんて、思いまして。
全く別々の、価値観も、姿も、何もかも違う星から来て。
それが、例え望んでこの地へ来たのだとしても、愛する故郷への想いは消える事が無いように。
帰りたい、というのは、辛いから帰りたいとか、一人で寂しいから帰りたいとか、そういう事ではなくて。
懐かしい、あの故郷へ。
もう一度、戻れるのなら。
もう一度、帰れたのなら。
そんな気持ちというか。
もう、簡単には戻れない事がわかっているからこそ。
込み上げてくる、懐かしい想いと、涙。
故郷から、最も遠い場所で。
見上げた星空から映し出されているのは。
もう自分の中だけにしか存在しない。
記憶だけが描きだす
故郷の星空。
そういう、ただひたすらに懐かしい想いと、美しい故郷と宇宙、そして地球の星空をペンダントに閉じ込めて。
心の中で、お守りするような気持ち。
見上げれば、いつも空があるように。
たとえ、それが海の底だとしても。
この星空は、誰に奪われる事もなく。
私の中に存在しているから。
それを胸に、また、歩き出してゆく。
この場所で。この地球で。
故郷への想いを抱きながら。
深い、深い。
海の底で、守り続けているもの。
私は、海の底というのは、潜在意識というか。自分では気がつかない、意識できないような深い部分という感じがするんですよね。
だから、誰にも意識されず、気がつかれず、さらに、自分さえも気がついていなくても。
その深い、深い部分から、消えない想いが、海の底から、泡のように浮かび上がり、自分を動かしているように。
地上の星空を見上げる時に。
微かだけど込み上げてくる、懐かしい気持ち。
それは、きっと。
自分の奥深くに眠ったままの、故郷の星空の想い出と。
あの、美しい空を重ねて見つめているから。
降り注ぐような、流星。
流れ落ちる涙が、どれほどこの空を滲ませ、かき消したとしても。
たとえ、どれほどこの海に深く沈んだとしても。
私の心の中に消える事なく残り続ける。
今は亡き、故郷の星空。
そんなイメージの作品なのかなーと思います。
ツイッターで公開していた画像もこちらでアップ。
この写真の方が、星空っぽく見えますね。w
--------------------
↑応援よろしくおねがいします(n*´ω`*n)
ルースセレクトオーダーもやってます!
まだ石の種類も少なめですが、少しずつ増やしていこうと思います♪
気になる石がありましたらよろしくお願いいたします。^^
0 件のコメント:
コメントを投稿