もりっと母さまセレクト
ラブラドライト(半月型カボション)
レッドスピネル3(ミニボタンカット)
アイオライト3(ミニボタンカット)
アクアクリスタル2(ミニボタンカット)
タンザナイト3(ミニボタンカット)
ホワイトトパーズ4(ミニボタンカット)
5×2
もりっと母様セレクトルースとのコラボレーション!w
今回の作品は、非常にタイミングが良い出来事が起こりまして、既に売約済みになっております。爆
ごくごくたまーにそういう事がありますのでご了承ください。w
てことで、これも確か1年ほど前にお預かりした、ラブラドライトの半月型のルース。
半月型って珍しいー!でも、どういう風にペンダントにしたらいいか、わからなーい!←
て感じで、手をつけてなかったんですが。w
メタモのスカラベちゃんを巻いて勢いがつきまして、チャレンジ!してみました。
土台はこういう感じです。
まさかの!半月型のルースを、三日月型に!←wwww
て感じで、なんかよくわからんけど、うまいこと三日月型になりました。
次回同じ形のルースがあったとしても、作れるかどうか不明!w
作り方はさっぱり忘れた!どうやって作ったかもう覚えてない!w
て感じで。
何故か三日月型になりましたー。(つ∀`*)
そこから、石を盛っていきました。
出来上がってみると。
Clair de Lune
月の光
三日月の土台を作っていた時から。
何故かずーっと、ドビュッシーの月の光が頭の中で聴こえていました。
メインに使用した、もりっと母さまセレクトの、半月型のラブラドライト。
ラブラドライト自体は、実はシラーの無いそのままの状態ですと、地味な色合いなんですが。
私は、初めてラブラドライトのルースを見た時、実物はこんなに綺麗なんだ!!と感動してから、大好きな石になったんですが。
シラーの美しさはもちろんのこと、灰色のラブラドライト特有の色も、良く良く見れば、まるで宇宙のような煌めきが隠されている、不思議な石に思えたんですよねー。
星の煌めきの中で。
薄っすらと青い月明かりを映し出してる、半月型のラブラドライト。
アーティスティックワイヤーの角線と、丸線を混ぜて作った、不思議な三日月。
そして、レッドスピネルの赤色や。
アイオライトの青紫色。
ホワイトトパーズや、アクアクリスタルの透明な輝き。
それら全てが、私の中では。
月の光のように感じられました。
紅く染まった、少し怪しげな月の色や。
新月に近づくにつれて、闇色が増えていく姿。
逆に、満月の、夜を照らす月明かり。
それは、全て月の光そのもの。
常に変わりゆく、月のサイクルを表したような感覚で。
ペンダントの形こそ三日月で固定の形になってはいますが。
それはわかりやすく、単純に月というのを表した記号みたいなもので。
たぶん、このペンダントで本当に表現したかったのは。
月という形ではなく。
掴むことができない、月の光の方。
毎日、毎日変わりゆく月の光と共に歩く。
月夜の散歩のような、穏やかな道のりが照らし出される。
闇の中であっても。
緩やかに、ゆっくりと。
しかし確かに。
進んでいる事を感じられる。
何故なら、満月の後には、必ずゆっくりと月が欠けてゆき。
新月の後も、またゆっくりと月が満ちてゆくのだから。
私を常に照らし続ける。
夜の中で感じられる、柔らかな光。
しかし。
この月のサイクルのようなものは。
どうしても、同じ所をぐるぐる回ってしまっているという感じや、同じことを繰り返している風に思ったり、そう見えてしまいがちだとも思ったんですよね。
繰り返し、繰り返し、
ぐるぐる、ぐるぐる同じ所を回ってるような錯覚。
しかし、例えそういう風に見えてしまっても。
着実に、確かに、ジワジワと。
前に進んでいる事を表してるんだと思ったんですよ。
そして。
例えば、変化しないものなんて何も無いと言いつつ。
実は、普段の生活や日常でその変化を常に感じる事って、凄く少ないんですよね。
だから、安定していて変化の無いことが、良い事のようにも思えるし。
常に、一定に何かを保っている方が良いように思えて。
変えてゆくコト、変化するコトを恐れてしまったり。
逆に、何も変わってないんじゃないかと思って落ち込むコトだってある。
でも、自然のサイクルとして、当たり前のように月が満ち欠けしてゆくように。
私の身体も、心も、実は常に変化して、自然に、気がつかぬうちに。
本当はものすごく、変わってしまっている。
そういう、当たり前のようで、気がつきにくい変化に気がつき、受け入れていくようなものなのかなと思ったんですよ。
自然のサイクルに委ねるような気持ちと。
その月のサイクルのようなものに気がつくような感覚。
安定や、一定に何かを保ちたいと思うことは、悪いことじゃないですし。
そう思うこと自体は全く問題の無いコトですが。
同時に、月明かりのように優しく。
だけど、確かに。
時が経つに連れ。
その移り変わる、変化を感じている。
メインのラブラドライトのシラーも、正面の状態では、あまり青くならないんですが。
ちょっと角度を変えると、こんなにも変化して、美しい青色のシラーが出てきますので。
ちょっと、角度や見方を変えて見る。
という視点と共に。
真っ暗な夜の道さえも照らしてくれる、あの、月の光。
その明かりは、毎夜、毎夜、常に変化していて。
赤色に染まって、進むのを躊躇する月夜もある。
満月が後押しするような、強い輝きの夜も。
そして、新月の暗闇の中。
星の煌めきだけが強く映し出され。
月明かりの届かない、そんな夜の時は。
ちょっと一休みとばかりに休憩して、進む足を止めながら。
それでもまた、前を向いて進んでゆく為に。
一歩、足を踏み出した。
この道を照らし始める、三日月の光。
もしかしたら、その光は頼りなく、
先の見えない弱々しい光のようにも感じてしまうかもしれないけど。
光というのは掴めないものですし。
掴まなくてもいいもの、でもあると思うんですよ。
常に、変化しているけれど。
照らしてくれてるんだ。
そう、気がつくだけで良い。
そんな感覚。
それは、
闇夜の中でも貴方に常に寄り添う。
心強い味方。
夜空に輝き、常に移り変わっても。
貴方のゆく道を、きっと照らしてゆく。
掴むことのできない。
その光を、貴方に。
Clair de Lune-月の光-
そんなイメージの作品なのかなーと思います。
ルースセレクトオーダーもやってます!
まだ石の種類も少なめですが、少しずつ増やしていこうと思います♪
気になる石がありましたらよろしくお願いいたします。^^
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