プレゼント企画作品 【Crystal Lamp-Gelato of Angel-氷の天使】

ガラスパーツ
サンキャッチャー20mm
青、クリア、6mmカット丸玉

フロストクォーツ（10mm）
シンセティックオパール（8mmカット丸玉）

-----

※過去に行ったプレゼント企画の作品です。



Blue Whale×虹色の花
お客様限定！プレゼント企画！！

【感謝、感謝なプレゼント2014】








アイスカップを使用した、LEDランプ。

この作品は、かなり、実験的というか。遊び心満載で、作りました。

こちらは、なんと。
氷型（アイスキューブ型）LEDを入れるタイプのランプになります。

通常、販売しているタイプのアイスカップシリーズは、全てLEDコースターに乗せて楽しむタイプなんですが。

こちらは、プレゼント企画用ということで、ちょっと違う風にしようかなーと思いつきまして。
逆に、氷型LED入れちゃえばいいんじゃねーの？！！w

と思ったので、プレゼント企画作品限定として、そうしました。（爆）

作り方は基本的に、アイスカップの天使シリーズと同じなんですが。

今回は、氷型LEDを入れるためには、それなりの空間とスペースが必要になりますんで。
ステンレスワイヤーの角線を使用して強度アップしつつ、シンプルに。

天然石を沢山使うと、えらいこっちゃになりますんで。爆
ほとんどガラスビーズを使用して、プレゼント作品仕様にしております。

それ以外の作り方は、通常のアイスカップのシリーズとほとんど変わらない作り！！

氷型LEDも付いてきて。
しかもしかも！

これ、立体物になりますんで、当選者の方には定形外ではなく、クロネコヤマトで発送することになりますんで。

その送料も私が持ちます。（爆）

そのくらい、私はランプ好きなので。
是非とも今年はこれを、どなたかにプレゼントしたい！←


今年初めて作った、アイスカップのシリーズランプ。
プレゼント企画に出したら、お客さんにどんだけ驚いてもらえるだろう...。ワクワク
(つ∀｀*)

ていう、それだけのノリで、作っちゃいました！！www

そして送料の事は後から気がついた！！wwww

なので、この作品に関してはクロネコヤマトによる、国内発送限定になります。

てことで、出来上がってみると。







-Gelato of Angel-
氷の天使


いつものLEDコースターに乗せるのではなく、氷型LEDを、アイスカップに入れるタイプの、LEDランプ。

この作品だけは、ガラスパーツを多めに使いまして。
青色や透明の6mmカット丸玉は全てガラスビーズになるんですが。
人工オパールのシンセティックオパールと、フロストクォーツを組み込んで。

とても、とてもひんやりとした。
冷たい作品に出来上がりました。


凍りついた、美しい氷の一欠片を。
この魔法のカップに、そっと入れてみて。

輝く光りが、あたりに満ちて。
きっと。

小さな天使が、呼び出されるから。



ずっと冷凍庫のような、冷たい場所に封印され。
長い間保管されていた、不思議なカップ。

取り出してみても、中身は空っぽ。
外に出しても。
どの場所に置いても。

ひんやりとした冷たさが変わることなく。

やがて、この魔法のカップは。

以前の持ち主から大事に仕舞われていたけれど、長い時が経ち、カップから出る冷気によって、まるで封印されているように見えていたのだと。

後から気がついたのだった。

それほどに、大切にされていたもの。

お湯や水を注いでも。
暖炉の側に置いても。
溶ける事もなく。

たちまち、中身が無くなり。
ただ、凍りついてしまう魔法のカップに、首を傾げる。

一体、何に使うために？

使い道に、考えを巡らせながら。
様々なことを試しても。

何も起こらない。
不思議なカップ。

だけど、偶然にも。

一欠片の氷をそのカップに落とした事で。

不思議な出逢いが、始まった。







こちらの作品は、氷型LED（アイスキューブ型）を、カップの後ろからそっと入れて、光りを楽しむタイプの作品なんですが。
7色の光りの色の指定が自分でできますので、それがまるで自分の意志で、好きなカラーの天使を呼び出すような雰囲気だなぁと思ったんですよ。







こんな風に後ろからぽんと入れられる作りなんですが。

現れる天使のイメージは、ミカエルとか、ラファエルとかが、ばばーん！！と目の前に出てきて、指導しますぜ！というよりは。

妖精くらいにちっちゃい天使が、貴方の周りをふわふわと飛び回って、微笑むような感覚。

妖精と少し違うのが、やっぱり天使なだけあって、アドバイス的なものをする役割な感じがするんですけども。

その存在が小さいのは、指示を仰いだり、お願いを聞くとかそういう事で出てくるんじゃなくて。より身近で、親近感を持って接する事ができるように。ていう感じなんじゃないかなと思いました。

そして、全体的な青い色や、氷の冷たさは。
まるで、鏡のように自分自身の心も映し出しているように思えたんですよね。

魔法のカップに偶然落としてしまった。

氷の一欠片。

そこから、小さな光りが生まれ。

現れたのは、手のひらに収まるような小さな天使。

こんにちは。
私を目覚めさせてくれたのは、貴方？

その天使の声は、まるで透明なクリスタルのように純粋で。

僕の心に響いた。

眠そうな目をこすりながら。
ふふっと、微笑みかけられる。

ずっと、貴方と逢えるの。
待ってたのよ。

それは、一欠片の氷のように。
すぐにでも溶けて。
消えてしまうんじゃないかと思うほどに、儚く感じられた。

小さな光。
小さな、翼の羽ばたき。

その光りと共に感じられる。
純粋な微笑みと。
優しい声。


何故だろう。

孤独な僕の心の中に、小さな明かりが
灯されていく。

忘れていた。大切な何かを。
思い出しているように。






この、アイスカップから出てくる天使というのは、大天使ミカエル的なものではなくて。
心の中に存在する、自分の中に居る天使や、良心のようなもの。
または、生まれたての何かのように、純粋なものなのかなーと思うんですよね。

ずーっと冷たいままの、魔法のカップに、あえて氷を入れる事で生まれる光。

暖めたり、熱を加えてみたりしても、全く変わらなかったものが。

何故か、カップと同じ、冷たい氷を入れる事で、変化してゆく。

これは勝手な解釈になるんですが。

冷たいままの魔法がかかったアイスカップを、温めようとか、普通の温度に戻そうとか、そういう事をしてた段階では。

使い方もよくわかんないし、その存在、その冷たさそのものを、無意識に否定してたんじゃないかなと思うんですよ。

何の役にも立たないものとして、勝手に見ていたもの。

そこに、同じ冷たい氷を入れるというのは、そういう自分の中で否定して居たものを、偶然だろうと何だろうと、認める事にも繋がったのかなと思いまして。

光りと共に現れるのは。
小さな天使であり。


自分自身の、忘れていた何か。

それは、暗いダークな存在とか。
閉じ込めてしまってた闇のものとかじゃなく。

むしろ、自分自身の中で、凍りつかせ。閉じ込めてしまっていた、小さな光。

勝手に、自分の中で、これはダメだと思い込んでたものとか。
幼い頃に否定されたりだとか、どこかの段階で、冷たい場所に、置き去りにしていたもの。


だけど、本当は心の中にとても大切に仕舞われていて。

自分の中で、既に忘れ去られてしまっていたとしても。

いつか。
もう一度、貴方に逢える日を。

ずっと待っていた。





これは...
まるで、自分自身と向き合うような気持ちに近くて。

でも劇的に改善しなきゃいけないものとか、温めて変化させなきゃいけないもの、とかじゃないんですよね。

冷たいままでもいい。

その状態に向き合う事はするのだけど、その冷たさに苦しむようなものでもなくて。

ただ、そんな自分を受け入れて認められるように。

客観的に見せてくれる為に
天使という形、存在で現れてくれる。

映し出されるのは、氷から描かれてゆく。
美しい天使の姿


ああ、そうだったのか。
これは、この冷たさそのものは。
そんな悪いもんじゃなかったのかも。


まるで、小さな天使が。
貴方の心に、いつも、必要な光を届けてくれるように。

いつも、微笑んで。
僕の側に居てくれていた事。

一つの冷たいアイスを、小さな天使と共に。
分け合って仲良く一緒に食べるようなもの。

なんて、不思議な。

君との出逢い。




クリスマスの夜。
家の外では、冷たい雪が降り積もってゆく中。
暖かな暖炉の側で。

一欠片の氷から。
光と共に現れた、小さな天使。

きっとこの、冷たい魔法のカップに惹かれていたのは。
自分自身の心も、いつの間にか、こんな風に冷めてしまっていて。

冷たくなっていた事に。
何処かで本当は、気がついていたからだ。

涙さえも凍りついたかのように。
落とした氷のカケラ。

現れた小さな天使と。
自分を重ね合わせる。

どれほど冷たく。
凍りついてしまっていても。

ピュアで美しい。
天使の姿。

ごめんね。
ずっと、君の声が聴こえていたのに。

無視して君を閉じ込めていたのは、僕の方だった。

一雫の涙が。
カップにポタリと落ちる。

こんなにも冷たい、僕の胸の中にすら。
優しく微笑んで、現れてくれた君。

聖なる夜。

君は、その小さな明かりを絶やすことなく。
僕の心の中を、ずっと灯し続けてくれてたんだね。

-Gelato of Angel-
氷の天使