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【Hydrangea of Rain-紫陽花の君-】Pendant Top

2014年7月24日木曜日

ショップ販売用作品-ペンダント-

t f B! P L


ブラジル産 スコロライト(大粒穴あきペアシェイプ)

アメジスト(オニオンカット+4mm丸玉+ミニボタンカット)
アパタイト(ミニボタンカット)
タンザナイト(さざれ)
ツァボライト(さざれ)


新館用作品No.5!


ということで、お次はペンダントを作ってみましたー。(つ∀`*)

手持ちに、スコロライトという石がありまして、薄いラベンダー色した綺麗な石。
結構、値段もお高めの石なんですが、みた時にその色合いに一目惚れしまして。(爆
これでペンダント作ったら素敵だなーと思ったので、仕入れてみました。

大粒の穴あきペアシェイプでしたので、ワイヤーの枠組みもシンプルにと思いまして。
土台はこんな感じです。




この辺は、まどマギのソウルジェムみたいになってますが。ww
それから石を盛っていきましたー。


出来上がってみると。





紫陽花の君

大粒のスコロライトの、透明感のある優しいラベンダー色をメインにして。
アーティスティックワイヤーの角線を使用して、ぱきっと、スッキリとしたラインで作ってみました。

丁度、この作品を作っていたのが梅雨時期だったのもありまして。
メインのスコロライトは、梅雨の降り続く雨を留め、ぷるぷるのゼリーのように固めたものに見えました。

周りを彩る、紫陽花の花のような、アメジストの紫色と、タンザナイトとプルーアパタイトの青色。
紫陽花の葉のような緑色のツァボライト。

梅雨時期には、紫陽花!!

てくらいに、雨とセットの花ですので、スコロライトの大粒の雨を浴びながら。
美しく咲き誇る紫陽花の姿が浮かんできました。

この作品は久々に、景色や風景を写真のようにを閉じ込めたような、そんな感覚でして。

梅雨時期に咲いていた、1番美しい紫陽花を胸に留める。

紫陽花の君。

君に会う時は、この梅雨空の下。
降り続く雨の中でさえも。

何ひとつ障害になりはしない。

紫陽花のように、その雨の中でさえも美しく佇む君よ。

どうか、待っていて。
どれほどの長雨が続こうとも。

僕は何度でも、君に会いにゆくさ。






紫陽花柄の浴衣を着た女性が、雨の中で傘を差して。頬を染めながら大切な人を待っているような、そんな光景。

待ち合わせに遅れないようにと、雨の中を傘も差さずに、走りぬける男性。

この、光景が浮かんだ時に。

梅雨の雨とは、もしかしたら二人の間に立ちはだかる障害を表してるのかなと思ったんですね。

順風満帆の恋ではなく、何かしら、二人を引き裂こうとしている障害や試練、乗り越えるべきものが、雨となって空から降り注いでゆく。

果たして、男性はその雨の中を走りぬけ、待ち合わせの場所に辿り着けるのだろうか。

果たして、浴衣姿の女性は、雨の中で大切な人が来るまで、待ち続けることができるのだろうか。

どちらかが諦めてしまえば、簡単に終わって、引き裂かれてしまう恋。

だからこそ、手放さぬようにと。

紫陽花の花を胸に抱く二人。


だけど、長雨に晒されているその二人の心は、梅雨の雨にも負けず、希望を抱いてるのかなーと思うんですよね。

想い合う二人が再び出会った時。

その時はどうか、降り注ぐ障害や、試練、乗り越えるべき雨だったものが、恵みの雨に変わりますように。

思わずそう願ってしまうような。

まるで映画のワンシーンのような光景。

これはただ、障害があるから苦しい、試練に乗り越えられず悲しい恋というだけではなくて。

まるで、その雨の中をスキップしていくように。
走りぬける男性の心は、晴れ晴れとして、生き生きとしています。

紫陽花の君よ。

君があの場所で待っていると。
そう思えるからこそ、僕はこの雨をものともせず、真っ直ぐに君の元へ向かうことができるのだ。

僕に、勇気を与えてくれた君へ。


土砂降りの雨の中。

真っ直ぐ、君が待っているあの場所へ。

紫陽花の花が咲き誇る、あの場所へ...。

他には、何もいらないから。





どれほどの雨が降り続いたとしても、男性の心を曇らす事はできないように。
もう2度と離さぬと胸に抱いた、紫陽花の花。

ポタポタと、雨音が聞こえてきそうなほどにみずみずしく。
潤いのある、色褪せる事の無い気持ち。

この作品は、景色や、ワンシーンを切り取ったものという感じですので。

梅雨が終わったとしても、終わらないもの。
夏が来ても、冬が来ても、季節が巡り、また同じ梅雨が訪れても。

それでも、離す事ができない、大切なもの。

そういう想いを、そのまま紫陽花の花に重ねて。

大切な貴方を見るように。
紫陽花を見つめている。


だから、この作品の紫陽花は、例え梅雨が終わったとしても枯れないように。
ドライフラワーなどの保存方法ではなくて。笑

写真を残すように、そのまま。

梅雨の雨も、紫陽花のみずみずしさも、大切な人も、大切な気持ちも。

全て、あの時のまま。

忘れないように。枯れないように。
もう二度と離さぬように。

潤いを残したままに。
美しい姿のままに、そのまま閉じ込めてる。

必ず、君が待つ場所にたどり着くから。
どうか、待っていてーー

消えない想いを残したままの。

不思議な、想い出のペンダント。






手にすれば、忘れていた大切な思い出が蘇るように。

溢れるような紫陽花の花が、心の中に咲き乱れてゆく。

浮かび上がる姿は、懐かしい面影の、大切な貴方。


紫陽花の君よ。
ずっと、待たせてしまって...ごめんーー



あれからどれほどの時が経ったのだろう。

土砂降りの雨の中、息を切らしてこちらへ駆け寄ってきた貴方を。

私も、この紫陽花と共に、降り止まぬ雨と共に。

ずっと、待ち続けていたのよ。


もう一度、逢いたかった。


お互いの気持ちが重なるように。

梅雨時期に咲く、紫陽花の花束を君に。














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まだ石の種類も少なめですが、少しずつ増やしていこうと思います♪
気になる石がありましたらよろしくお願いいたします。^^














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