ムーンストーン
淡水ケシパール
マルチカラームーンストーン
シンセティックオパール
ブルーレース
昨年の12月に開催しました、
購入者限定!感謝感謝のプレゼント企画2015!
アフリカンサンストーンのセミオーダー!に当選された
はなのはる 様への作品です。
オーダーリクエストは
*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★* @
太陽と月のマリアージュ。輝く白い星。
あとはおまかせで!
*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★* @
ということで。
今回のオーダー系プレゼント、当選者の方のリクエストは、おまかせで!というのが多かった中。
短い文章ながらも、具体的かつイメージが湧きやすいオーダーリクエストだったのと。
新年といえば初日の出!
これはアフリカンサンストーンから作るっきゃないでしょう!
てことで。
プレゼント企画のオーダー制作第一弾は、メインのアフリカンサンストーンは、Blue Whale もりっと母さまご提供のセレクトストーン。
こちらは、灼熱の太陽!というイメージがピッタリな石でしたので。
そこから、リクエストである太陽と月のマリアージュや、輝く白い星をイメージしながら作ってみました。
まずはゴールドカラーワイヤーで土台を作っていきます。
こんな感じです。
太陽の威厳や包み込むような柔らかさを意識して。
最初からワイヤーを混ぜるのではなく、太陽の部分をハッキリとさせます。
それから、石を盛っていきました。
出来上がってみると。
-white star shining-
太陽と月のマリアージュ
太陽と月が寄り添うように。
光が優しく、世界を包み込んでゆく――
輝く白い星からの祝福と。
新しい世界のはじまり。
メインのアフリカンサンストーンは、私の中では頼もしい太陽神。
男性性を表してる感じもしまして、今回盛り込んだ石で、太陽を表している石はアフリカンサンストーンしか無いので。
ゴールドカラーワイヤーで、太陽の威厳や広く強い光の範囲を示してみました。
その、太陽神と寄り添うように配置したムーンストーンの6mm丸玉。
こちらは、優しげで控えめな月の光を表せるように、シルバーカラーワイヤーのより線をゴールドワイヤーの上から重ねまして。
こちらは女性性を表したような、月の女神のような雰囲気を出してみました。
うっすらとした水色のブルーレースは、空を表していると同時に。
白い星が輝きながら、二人を祝福してゆく。
淡水ケシパールや、マルチカラームーンストーン、シンセティックオパールは、白い星の輝きと重なりながら、花嫁衣装のように着飾られてゆきました。
今回はプレゼント企画用の作品でしたので、石のセレクトにはある程度の制限がありましたので。
少なめにしようとは思ってたんですがw
それでも雰囲気を出す為、この数盛りまして。www
さらに立体感を増す為に、ワイヤーを重ねて。
石を盛ってまたさらに重ねて。
と、いう風に厚みを出して作りました。
太陽の光と、月の光。
それぞれ、制作の段階では、自分の中でも明確に分けて重ねてみたんですが。
それだけですと、ただ別々の光を重ね合わせたただけで終わってしまいますので。
そこから、さらに太陽の光が月を抱きしめるようなイメージで、ゴールドカラーワイヤーを重ねて、まとまりを出してみました。
太陽と月のマリアージュ。
大きさも役割も全く違う存在の結婚。
今回は非常に想像力を掻き立てられるリクエストだなーと思ったんですが。
単純に考えると、太陽と月は、昼と夜の象徴でもあって、本来なら交わらないイメージのものというか。
皆既日蝕などのイレギュラーはありつつも、それさえも一瞬でとても特殊なもの。
という感覚が大きいかなーとか思ったんですよね。
だからこそ。
現実にはあり得ない、ファンタジーな何かを表現したくなりました。
太陽の光が強過ぎて、本来なら月の光なんてものは見えない筈。
だけどこの作品は、ハッキリと月の光が明確に分かれ、混じっています。
昼と夜が、同時に顕れる。
そんなあり得ないイレギュラーの中で。
バラバラに散らばったパズルがはまるように
統合されてゆく世界。
全体を眺めてみると、大きな太陽が、月を寵愛して、愛しげに頬ずりしているようにも見えまして。
力関係でいえば、圧倒的に太陽の方が強く。
単純な"強さ"、大きさでいうのなら。
月と比べれば到底、勝てる筈もないほどの力の差があると思うんですよ。
勝つか負けるかであるならば、圧倒的に不利な力関係に見えますが。
この作品から感じるのは、その力の差があったとしても、何一つ関係なく。
太陽が月を愛してる。
という所なのかなーと思ったんですね。
その力の差を何よりも理解して。
月の光を消し去ってしまわぬように抱きしめる。
――お前には、敵わないよ。
圧倒的な力を誇る太陽神に、そう言わしめてしまうほどに。
惚れ込まれてしまった、月の女神の存在。
そして、月の女神もまた、その太陽神の力を恐れることなく。信頼して委ねている。
輝く白い星の祝福を、純白のドレスに変えて。
二人仲良く、並んで写真を撮った姿のように。
物語でいえば、美女と野獣にも近い感じかなーと思いました。
視点を変えてみれば、
太陽と月は
男性性と女性性の象徴だったりとか?自分の中で分かれていたものの象徴で、結婚というのは、統合を表していたりだとか。
そういう意味合いもあるのかなーと思いました。
どちらも均等で、同じ力を持つもの同士の関係ではなく。
はたから見れば、どちらか片方だけが、圧倒的な力を持っているカップル(?)
だけど2人の関係性は、片方が支配されるようなものではなく。
何処かできちんとバランスをとってる、対等なものなんじゃないかなーなんて思いました。
そしてふと
太陽にとっては、月の存在はシャドウを表しているのかなぁなんて思いまして。
心理学用語で、シャドウというのがあるそうで。
昼と夜のように相容れない、正反対な存在の結婚。
ていうのは、このシャドウと向き合うということも隠されているのかなーと思いました。
月の光は、太陽の光を反射したものですので。
自分が発したものが、鏡のように跳ね返ってきて現れる、光。
この作品には影の部分が無いのは、太陽が拒否することなく、その光を自分の中に受け入れているからなのかなーとか思いまして。
普通だと、なかなか、シャドウだと言われても受け入れにくいし、やだな~とか、嫌いだなーとか苦手だなー。
で終わると思うんですよ。w
だからこそ、月の光ごと寵愛しているような、太陽の器の大きさは、なんだか凄いなーなんて思いました。(笑
お前の全ては、私が受け入れる。
邪魔のものとして
月の光を消し去り影を作るのではなく。
内側に宿して、自身はさらに光輝いてゆく。
太陽神の圧倒的な力とパワー。
その強すぎる力を、月の女神は、繊細で細やかで、丸みのある柔らかな光に変えてゆく。
夜を優しく照らす光に――
統合された世界の中。
太陽と月のマリアージュ。
輝く白い星が、瞬いて祝福する。
――あれをごらん。
幸せそうな2人の姿が、君には見えるかい?
終わりのようにみえて。
これは新しい、世界のはじまり。
そんなイメージの作品なのかなーと思います。
ルースセレクトオーダーもはじめてみました!
まだ石の種類も少なめですが、少しずつ増やしていこうと思います♪
気になる石がありましたらよろしくお願いいたします。^^
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