純銀線(silver1000)使用
ペリドット
レインボームーンストーン(ドロップカット)
アンダリュサイト(ミニボタンカット)
アメジスト(ミニボタンカット)
エメラルド(さざれ)
ルビー(ミニボタンカット)
新館用作品No.18号!
純銀線作品シリーズ。
制作の順番が違うんですが、純銀線で続けてアップしたかったので、こちらから。
何故か、八月くらいからずーっと、この手持ちの大粒(?)ペリドットのイメージが離れませんで(笑
この石は昨年、一目惚れして仕入れた石なんですが。調べたら丁度、一年前の9月に仕入れていたというシンクロがありつつ。www
いつ巻こうかなと取り出してはまた仕舞うということを何度か繰り返し、それでも私の中で巻け巻けコールが鳴り止まなかったので、せっかくならと、銀線で巻いてみることにしました。w
今回は、普通に盛ってみよう!というチャレンジもしつつ、まずは土台作り。
柔らかく太めの純銀線を使用してるので、やっぱりいつもと感覚が違いますが。羽もつけたりして、こんな感じになりましたー。
この時点で、騎士キタ!!爆
と思いまして。笑
私、過去に何度か、フローライトを使用したエメラルドの騎士とか。
アクアマリンの騎士とか、アメジスト騎士とかの作品を作った事がありまして。
そのシリーズで、ペリドットの騎士ついにキター!w
とか思いながら、石を盛っていきました。
出来上がってみると。
ペリドットの騎士。
美しい緑色の、大粒タンブルカットのペリドットをメインにして。
純銀線で描いたラインは、どんどんと騎士の兜のような形になってゆきました。
凛々しい面差し。
美しい白き翼を広げるような、銀線の羽の装飾に。
兜の羽飾りのような、レインボームーンストーンのドロップカット。
貴方の為に。
いつでも、この翼を広げて馳せ参じる。
空から舞い降りてきた、頼もしい騎士。
なんですが。
その周りの装飾の、アンダリュサイトの茶色や、紫色のアメジスト、ルビーの赤色に、エメラルドの緑色と。
見た目もかなりカラフルな感じになってまして。
この配色それぞれが、何故か私は孔雀の尾羽のように感じました。
たとえば、騎士という言葉のイメージだと、普通は甲冑でガチガチな感じだったり、或いは、騎士らしいかっちりした服装で、主君の命令には絶対服従で、融通が利かないような感じがしますけども。
この騎士さんは、それとは正反対のイメージでして。
しかも、この孔雀のイメージや、孔雀が尾羽を広げることというのは、求愛行動を表しているそうですし。
見た目もカラフルで。
なんというか......ちょっと、どうしても、チャラい感じがするんですよね。笑
どんな女の子にもとりあえず声をかけそうな、ワンピースでいえばサンジとか、あとはディズニーの塔の上のラプンツェルに出てくるフリン(ユージーン)みたいだと思いまして。w
あとは、最近のドラマで、あすなろ三三七拍子ていうの見てたんですが、あのドラマでいうと翔くんみたいな感じで。
ぱっと見での外見や、やってる行動は、ハタから見るとかなり、不真面目そうだったり、チャラかったり、フラフラしてるように見えても。
その実、中身を知れば、すごくしっかりしてる所があったり、男らしかったりするじゃないですか。
ぱっと見の、外見や見た目だけでは気がつけない、誰よりも強い、男らしい芯のある気持ちや、真っ直ぐでカッコ良い所。
この作品も、そんな感じで。
ぱっと見は華やかで、カラフルで。
孔雀の尾羽を広げるように。
誰にでもニコニコして、人当たりがよく。
柳のように柔らかで、何でも軽く受け流してしまえる人。
それが場合によっては、チャラく見えてしまうんですけども。
中央のペリドットの、芯の部分はとても頼もしく、優しいイメージの、強い騎士さん。
そして、もしかしたら、こういう雰囲気の騎士さんが守る主君というのは、もの凄く真面目な人なのかなとも思ったんですよ。ww
融通が利かなかったり、頑固だったり、真面目だったり、自分で自分の心を縛りがちで。
いつも気がつけばしかめっ面してて、ギュッと唇を噛みしめながら、何かに耐え、辛抱しているような。
重たい何かを背負っているような。
強い覚悟と決意を持った人。
騎士である自分とは、抱えている荷物の重さが違うからこそ。
大切な主君の為に。
せめて、自分自身は、いつも明るく。主を笑わせられるように。
時に不真面目で、時に軽々しく、あえて、おどけてみせる。
奥歯を噛み締め、ガチガチに固められた主の顔を。
少しでも和らげ、ほころばせる事も、自分の使命なのだと言わんばかりに。
これは、全く真逆な性格の騎士さんが側に居ることで、バランスをとっている感覚というか。
いつも張り詰めている肩の力をふっと抜かせるような、そんな行動が、周りから見ればちょっとチャラく見えてしまうという事でもあるかなと思いました。
真面目な主君と、ちょっと遊び人風な、不真面目に見える騎士さん。
でも、それがなんとも良いコンビで。
なんだかんだと、お互い言いたいことを言い合いながら。
すごく仲が良いんじゃないかなーなんて思いました。
行動も、性格も全く違えど。
お互いを認め、お互いを大切に想ってる。
真面目に、優しく主君を守る人だけが、騎士という訳ではなくて。
例え不真面目で遊び人風だとしても、誰よりも主君を大切に想ってる騎士さん。
これは、ギャップがあるぶん、なんだかキュンとして心を掴まれてしまいそうです。笑
そして、外見は遊び人で不真面目そうでも、危険な時には逃げずにキチンと向き合い、己を盾に、主君を守る強さ。
この騎士さん、やっぱり天使のような羽がついてますから。笑
どんなにチャラく見えてもしっかり、がっちり守ってくれるんじゃないかなと思いました。
そして、この騎士の強さと守りは、人当たりの良さや、柔らかさ、対人関係での苦手意識とかにも関係あるのかなと思いまして。
ふと、もしかしたらその騎士さんは、仲介役のような感じや役目もあるのかな?と思いました。
堅物だったり、真面目だったり、人付き合いがちょっと苦手だったりする主君のかわりに、この騎士さんがちょっと手助けして。
コミュニケーションが円滑に進むように計らってくれたり、
サポートしてくれる感じというか。
孔雀の尾羽を持ってるというのは、それだけのアピール力や、魅力も表してるのかなと思ったんですよ。
守るというのは、何も常に戦いに対してだけじゃないと思うので。
コミュニケーションが苦手な部分を、ちょっと補って助けてくれる。
対人関係とか、物怖じせずに得意そうで、人見知りせずに誰でも仲良くなりそうな感じの騎士さんなので。笑
いかにして売り込むかという、営業能力もありそうな感じです。笑
そういう意味でも、とても頼もしいんじゃないかなと思いました。w
我が主よ。この私にお任せあれ。
必ずや貴方をお守り致します。
白き翼を広げ。
自信たっぷりに空から舞い降りてきたペリドットの騎士。
鮮やかに彩られた孔雀の尾羽を片手に。
忠誠の証である、剣を主に捧げる。
唇を固く噛みしめたまま。
心が詰まるような閉塞感を押し込め。
恐る恐る、差し出された剣を受け取る私。
――そんな堅苦しい表情ばかりしていると、美しい顔が台無しですよ。
ほらほら、笑って笑って。
不意に、孔雀の尾羽で、こちょこちょと頬をくすぐられ。
何するの!と驚きながら。
思わず笑ってしまった私の顔を見て。
ほら、やっぱり。
笑った顔の方が、ずっと素敵だ。
これからよろしく。
我が、主よ――。
うやうやしく頭を下げた。
私の頼もしき、ペリドットの騎士。
そんなイメージの作品なのかなーと思います。
ルースセレクトオーダーもはじめてみました!
まだ石の種類も少なめですが、少しずつ増やしていこうと思います♪
気になる石がありましたらよろしくお願いいたします。^^
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