お客様のセレクトルース
ゴールデンセラフィナイト
アイオライト
アクアクリスタル
ホワイトトパーズ
【おまかせシンプル制作】をご注文頂きました!
ありがとうございます!(つ∀`*)
※こちらのオーダーは以前委託販売していた際に販売していたものです。
おまかせシンプル制作は、形などは全ておまかせで。
盛り込む石も少なめで、形も極力シンプルになります。
石は少なくて3石〜 その時々で違います。
という説明だったんですが。←
意外と豪華になっちまいました。爆
お客様からは、ゴールドカラーワイヤー希望という事と、こちらのゴールデンセラフィナイトのカボションが、少し大きめなのもありまして。
頑丈に作れるように、今回は太めの角線を混ぜて使用して。土台を作っていきました。
シンプルでとのことで、最初は羽のモチーフなど組み込むかどうかも迷ったんですけども。
もりっと母さまの解説に
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黒地に金の模様という組み合わせは洋の東西を問わずあるもので、西洋風だと重厚で豪華な感じですが、
この石はとても「和」な雰囲気の、ストイックというか渋いというか・・・、そういう感じの黒と金の組み合わせを感じさせます。
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とのことで、このカボション自体が、非常に和風なイメージの石でして。
ゴールドワイヤーと、少なめの石だけで、和風なイメージを出すのは難しいからどうしようかなぁ?
と思いながら作っていきました。
出来上がってみると。
Planetary angel
-惑星の横顔-
お客様がセレクトした、ゴールデンセラフィナイトに、ゴールドカラーワイヤーを角線も混ぜてお作りしたペンダント。
全体を眺めてみると、まるで、惑星の側面といいますか。
星をまるごとひとつ、ペンダントにしてしまったような、迫力のある作品になりました。
メインのゴールデンセラフィナイトは、まるで強大な惑星の横顔。
その惑星の周りに、幾つもの星の軌道や動きが、金色の線となって彩られてゆく。
シンプル制作ですので、盛る石の数は少なめなのですが、今回は、何故か、
アイオライトだけは絶対入れる!キリッ!
て感覚がありましたので。
小さなボタンカットを盛り込み、さらにアクセントとして、アクアクリスタルとホワイトトパーズで少なめではありますが、飾り付けてみました。
そしてこの、ペンダントの右側の、ちょっと豪華な装飾の部分は。
まるで、ゴールデンセラフィナイトの惑星の上に寄っかかるようにして佇む、天使のシルエットのように見えるなぁと思ったんですよ。
そしてさらに、このペンダントの形。
土台の時から、かなり独特で、変わった形になっておりまして。
なんというか、常識をぶち破れ!的な感じの独特さで、小さく、無難に収まる事ができない感じがしておりました。
それはまるで、懐中時計のような、精密機械のようなものを作っているような感覚で。
不思議な道具のようでもあり。
また、左側のシンプルなラインの装飾は、私の中では日本的なイメージで。
黒の着物に、金色の装飾を施したような感覚だったもので。
左側のとてもスッキリした部分は、お坊さんのような感じなのかなと思いました。
左側は私の中では、日本のお坊さんのようで。
しかし、右側になると、途端に洋風の、金色の羽が生えた天使の姿に見えてしまう。
その間を繋ぐように取り持つのは、惑星のように大きな、ゴールデンセラフィナイトの渋い色合い。
この作品は、どうも、登場人物は一人ではなく。
若いお坊さんのような姿の人が、正座をして、静かに落ち着き払って、座っているようなイメージと。
普段想像するような、ミカエルだとか、ラファエルなどの大天使のイメージとは少し違って。
地球ではない、別の惑星の大きな天使の姿というのが、浮かんでいました。
住んでいる時代も、存在も、空間も。
何もかも違う二人が。
星を跨いで、遠くの彼方で繋がり、影響しあっている。
懐中時計のような、精密機械のように感じた何かは、通信機器のような、はたまた、場所や時間を移動する装置のような感覚で。
二つの空間を行き来するように。
遥か彼方の場所が、隣接しあっている。
惑星や宇宙のイメージもありましたので、もしかして、これはスターピープルなのかな?と考えた時に。
この作品には、故郷に帰りたいとか、そういう哀愁のような気持ちを、一切感じないなと思ったんですよ。
この作品に描かれた、惑星や。
日本のお坊さんや、和風のイメージ
これは、どちらも大切な場所であり。
どれほど遠くに在ろうとも、
切り離されてはいない。
戻ろうと思えばいつでも戻れる。
帰ろうと思えば、行こうと思えば、いつであろうとも、行くことができるけれども。
それでも、今居る場所が、自分にとって最も相応しい居場所だと知っている。そんな強い感覚。
お坊さんのイメージが、その落ち着き払って座っているイメージが、あまりに安定していますので。
なんというか、何処へ行ったとしても、大丈夫だなと、思わせてくれそうなんですよね。
たとえば、私は日本に住んでいて、海外旅行に行ったコトはまだ無いので。
たぶん、海外旅行に行くとかになると、楽しみな反面、すんごい不安だったりとか。笑
ビビりですので、知らない場所に行くのはとても怖いなぁと感じてしまうんですが。
そういう、住み慣れた日本や、自分にとっての住処を出るコトを一切、躊躇しない感覚といいますか。
お坊さんは、お坊さんのままで。
たとえ日本を出たとしても、落ち着き払って過ごしているような。
そんな、ボーダレスといいますか。
スケールが大きなものを感じたんですよ。
お坊さんの姿になっているのに、日本のお坊さんという、枠に囚われてない。
海外だろうとなんだろうと何処にでも行ける、何処へでも自分の居場所にできる。
そこに、不安という気持ちは一切無くて。
それが、たとえ、地球ではない、違う星だったとしても変わりなく。
おそらくは、故郷の地球に帰りたいと思うのでは無く。
ここが、自分の今の居場所だと。
そんな風に思えてしまえそうな、あまりに大きなスケールで。
ちょっと驚くんですが。笑
形にはまらない。枠に囚われない。
自分の居場所や、住処さえも、こだわらない。
無理やりここに居るのとも違う。
帰りたいのに、帰れないとも違う。
楽しくて仕方ないから、ここから離れられないのとも違う。
ただ、今居るこの場所が。
私にとって、最も相応しい居場所だと知っているから。
だから、静かに。
この場所でくつろぎ、座っていられる。穏やかな気持ちで。
迷うことなく。
いつも、ここに居られる。
だからこそ。
私は、何処へ行ったとしても、大丈夫なんだよ。
自分自身と、そして神様というか。
大きな流れを信頼していないと、そんな事は言えないと思いますんで。
それを、地球の中での、日本と海外という枠組みをはるかに越えて。
宇宙や惑星にまでイメージを広げられるほどに、規格外で。
器のでっかい部分が、とても変わっていて凄いなぁと思いました。笑
そしてその、お坊さんをいつも影ながらサポートしているのが、右側の惑星の天使なのかなと思いまして。
独りではなくて。
協力し合っている、信頼しあっているからこそ。
何処へ行っても大丈夫だと思えるんだなと思いました。
ペンダントを手に乗せると。
まるで、掌に惑星まるごとひとつ、掴んでいるように。
自分自身の相応しい居場所、行きたい所、そういう望みの場所へとふっと、瞬間移動するように、導かれてしまいそうな。
不思議な作品だなと思いました。
だけど、たとえ何処に行こうとも。
貴方の居場所は、常に此処なんだよ。
落ち着き払った、優しげな声と。
静かにすました横顔。
背中合わせのようで。
最も近く。最も遠く。
側で見守り続ける、惑星の天使。
Planetary angel
-惑星の横顔-
ルースセレクトオーダーもやってます!
まだ石の種類も少なめですが、少しずつ増やしていこうと思います♪
気になる石がありましたらよろしくお願いいたします。^^
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