イベント作品【桜の剣 】Pendant Top※SOLD OUT

コーティングクリスタル（ピンク）
淡水パール（ピンク）
ガーネット（ミニボタンカット）
ローズクォーツ（カットビーズ）
ペリドット（2mm丸玉）
アベンチュリン（2mm丸玉）
淡水ケシパール

今年の4月のイベントで制作した作品と、CC福岡用に制作した作品、ネットショップに出すものは全て写真を撮り直しまして。
そのまま商品登録するものもあるんですが、折角なのでいろんなショットをアップしつつ、ちゃんと制作日記書いてないものは、説明も兼ねて更新していきたいと思います～。

こちらは、2017年4月のイベントの時に制作した作品です。折角なので9月のCC福岡が終わってから販売しようと思ってまして。
季節外れではありますが、テーマは桜&夜桜シリーズとして制作した作品たちです。

この剣は、コーティングクリスタルの中でも太くてガッチリした形のものをセレクトしてまして。
人工的に加工されているものとはいえ、元は水晶ですので、大きさや形にもバラツキがある所が面白いところでして。
同じ色合コーティングクリスタルでも、これは剣にぴったりかも！と思えるサイズだったので、剣になるように巻いていきました。

一応、ペンダントにもできるようにバチカンをつけたので、ある程度の補強を兼ねて石を盛り込んでいたのですが。
自分でも思ってる以上にがっつり沢山盛り込んだ剣になりました。笑

満開の桜のような色合いの、淡水パールやローズクォーツ、アベンチュリン。
桜の葉のようなペリドットが、刀身のピンク色と上手くマッチしていて。
剣という形でありながら、羽もあって、可愛らしい印象になっています。

 

敵と戦って勝つ為や、
何かを倒す為ではなく。
心を癒すかのように作られた剣。

剣の柄の先端に配置した、ガーネットの一粒は、小さな覚悟や勇気の証のように見えました。

はらはらと花びらが舞い落ちる桜の下で。

もう一度、
立ち上がる事を決めたかのようにーー。

泣き顔を拭った
凛とした顔で。

君はあの桜を見ていたんだ。

これは勝手な解釈になりますが。
この剣は、挫折から立ち上がる為の剣なのかなと思いまして。

折れた心を、砕かれた心、傷ついた心を
優しく包み込むように癒してくれつつも。

ちゃんとその後も見据えて
もう一度、立ち上がる為の勇気をくれる。

そうだ。
まだ、違うやり方が隠れてる。
まだ、選んでない別の選択肢がある。

折れて凹んで。
もういいや、と。
諦めてしまう前に。

まだ、できる事は在る。
進むべき道は残ってる。

まだ闘える。

そう確信するような気持ち。

剣という形と。
華やかで優しい色合いの印象が混じると。

心がこもるような闘い方も
あるんじゃないかと思いました。

それはもしかしたら、今までのやり方をガラッと変える事なのかもしれないですし。
物事の向き合い方や、考え方も変化せざるを得ないものなのかなと思いました。

そして、大きな挫折や失敗を重ねたとしても、それがあったからこそ、

成長できた部分ってのにも、フォーカスしている感じにも思えたんですよね。

鍛え上げられた剣のように鋭く。

なのにこの剣は、包み込むように
誰より優しい。

可愛らしい見た目だけど、
それでもやはり、剣ですので。
向き合うべき事からは目をそらす事ができないけれど。

それでも、この桜の剣は、

【相手を倒して勝つ】以外の選択肢も在ると。

そう教えてくれている気がします。

例えば、

戦うって、真正面に敵と対峙して、倒すために勝つために。

というようなイメージがありますけど。

実は、他の戦い方や戦略だって沢山あるんですよね。

逃げる事や、あえて迂回すること。
時には相手に屈して機会を待つとか。

力任せに押し切ろうとせずに、
根気よく説得する、話し合いをする。
周りを味方につけるとか。

色んな意味の戦い方があるのかなと思います。

今までのやり方を変えるというのは。
もとから在った自分の中の前提が覆るようなものなのかもしれません。

こんなやり方があったのか！
そう気がついて、
もう一度、立ち上がる。

まだ、負けてないから。
まだ、闘えるから。

大丈夫さ、勇気を出して。
君ならできるよ。

いつの日か
敵だと思っていた誰かでさえも。

桜の下で、お酒を酌み交わす時が来るのかもしれない。

君の心よ。
あの桜の花のように。
華やかに咲き誇れーー

桜の剣

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