【Flying Nimbus-桃源郷の花雲-】Pendant Top※SOLD OUT

コロンビアレムリアン（原石）
アメジスト×スモーキー（フラワー）
淡水パール（クラシックピンク）
ローズクォーツ（ビーズカット）
フラッシュローズクォーツ（4mm丸玉）
ローズクォーツ（さざれ）
クンツァイト（さざれ）
マルチカラースピネル（ミニボタンカット）


新館用作品！


ということで今回は、ちょっとチャレンジ要素が強い作品でして。
以前に、お問い合わせ＆オーダーのやりとりにて、水晶を上に立てて作るペンダントというアイディアがあったんですよね。
それを、今回は試しにできるかどうか、作ってみたい！！と思いまして、チャレンジしてみました。

最初なので、作りやすい水晶を、ということで小さめ、細めのコロンビアレムリアンのポイントで。
水晶を立てる、と言っても、実は固定する場所は同じなんですよね。
でも、いつもの作り方とは真逆なもので、結構苦労しました。

土台の写真は撮ってないんですが、途中まで、こりゃあ、失敗したかな？？
というくらいに、非常にふわふわとした感じでして。
石を盛るまでは、完全に、ドラゴンボールに出てくる、キン斗雲！！！て感じがしてましたwww

なので、その後に石を盛るか、一度壊すかで一瞬だけ悩んだんです、が。
こういう時に、めっちゃ石を盛ると、意外といい感じになってくことが多いので。笑
いつもより多めに、石を盛り込んでいきましたー。


出来上がってみると。






桃源郷の花雲



最初に作っていた土台部分では、まるで、ふわふわした空の雲とか、キン斗雲に乗っているようなイメージだったのですが。
石を盛り込んだ途端に、桃の花や、美しい花々が咲き乱れる、美しい桃源郷が徐々に見えてきました。

仙人や、美しい天女が雲に乗って空から降りてくるというイメージもありつつも。
どちらかといえば、この作品は、自分から、その場所を見据えて進む、という方にフォーカスしている感じでした。


貴方の強い想いと、呼びかけに応え。

びゅーん！！と、遥かな青い空から、地上へと。
物凄い速さでぐんぐん降りてきてくれて。
貴方の目の前に馳せ参じる、キン斗雲。


目指すべき場所へと。
共に、空を翔ける。


ふと、子供の頃にはいつも、あの空に浮かぶ雲に乗って、空を飛べたのならどれほど楽しいだろう。

という空想をしていた事を思い出しました。笑

目的もなく、空を散歩するように、雲に乗って飛ぶのも楽しいかもしれない。
だけど、このキン斗雲には、目的地が設定されているというか。
自分の意志であると同時に、自動的にその場所へ運ばれてゆく。
という感じもしました。






そして、このペンダントのメインになる中央には、透明感抜群！のコロンビアレムリアンを立てて固定していまして。
これが、丁度キン斗雲に乗っている人の位置にも、遥か彼方の桃源郷の入り口を表しているようにも見えまして。

それはまるで、
明確な境界線を引いていくよう。

あちら側と、こちら側。
空想の世界と、現実の世界。
理想や夢と、現実。

キッチリと線引きをしてしまう感覚。

なのに。

自分の中で明確に、分けることで。

片方を切り捨ててしまうのではなく、
どちらの世界も、大切にしていく。

そういうものに感じられたんですよね。

ペンダント自体は、夢や理想、桃源郷のような、なかなか到達できそうにない場所、夢の中のような、イメージが沢山盛り込まれていますが。

自分の中にある、その光景を見た瞬間。

常に満開の花が咲き乱れる、桃源郷のその先のイメージと。

自分の今居る、現実。

というのが、コントラストのように、強く分かれてしまうのを感じたんですよ。

それは、例えば海外などの、一度も訪れた事の無い、美しい風景の写真を見て。
今いる自分の居場所と、とてもかけ離れているように感じる事にも似ていて。


もともと、自分の中で、理想を描く事も、現実を生きることも、どちらも同じ自分だから。と、明確な区切りがなかった、あやふやなものが。

勝手に、意識的に、区切られてしまう。線引きしてしまう。

そんな不思議な感覚がしました。

あちら側だけ、
こちら側だけ、

という風に、片方の世界に偏りすぎて、自分を騙してしまわないように。




そして、雲の周りに咲いているのは、アメジスト×スモーキーのフラワーカットの薄紫やローズクォーツや、淡水パールのクラシックピンク。
モルガナイト、フラッシュローズクォーツなどの、柔らかなピンク色などの、桃源郷に咲いている花々をイメージして盛り込んでゆきまして。

そこにマルチカラースピネルの、赤色をアクセントにして、ピンクや薄紫の中でも、奥行きを感じられるように、配置していきました。

できるだけ、もとのワイヤーの土台で感じた、ふわふわした雲のイメージを崩さないように意識しましたので。

立体感もあり、思わず花が敷き詰められたベットにダイブ！したくなるように。
キン斗雲や、花々が、優しく貴方を受け止めてくれる感じがしました。


そして、この桃源郷。

色んな解説などありますが、実は
私の中では、うしおととらに出てくる、鏢というキャラクターが修行していた場所なイメージが最も強いんですけどもwww

仙人や、桃の妖精などが居て。
満開の花が枯れる事無く、咲き続け、
時が止まっている。

永遠に美しい所。

満たされた世界に思える、
不足の無い世界に感じられる。
そんな場所。

けれど、私の中で、この桃源郷というのが、最終目的地ではなく。
ここは、自分の中の強いモチベーションとか、通過点の場所を表してると、思ったんですよ。

その場所でしかできない修行したりだとか、何かしらの教えを乞うだとか、何かに気がつく事だったりして。笑
楽しくのほほーんと過ごすだけじゃない、自分の望む何かに気がつく為に、向かう場所なのかなとも思うんですね。

ドラゴンボールのキン斗雲に乗る為には、心が清らかな人しか乗ることはできない。という設定もありますしww

単なる旅行で桃源郷へと向かうのではなく。
何かしら、心の修行的な意味合いがあるのかなーなんて思いました。

しかし、修行というと。
どうしても、ひたすらスパルタなもの、とか、自分を追い込んでゆくもの。

という風に感じてしまいますが、この桃源郷での修行というのは、何かを習得しようとするのと同時に、楽しさや、やりがい、達成感も伴うものではないかなと思いました。



憧れの場所、夢見ていた場所。
貴方が、心から望む場所。

今までは、ふわふわとしていて。
形にすら、ならなかったものに。

形を与えて。
到達しようと、真っ直ぐ前をみて。
しっかりと、見据えるように。

その方向へ行こうと決意する事、そのものが、現実を変えてゆく原動力になる。

ただ、遠くから眺めて、漠然と理想を描いては、何度もかき消し諦めていた。

無意識に避け、境界線は曖昧で。
近づこうとすら思わなかった。

そんな、場所へ。

向かう事を決めたのだから。



キン斗雲に乗り込み。
空を翔けて、桃源郷へ赴く度に。

ヒゲの長ーい仙人や、桃の花の妖精や、色んな存在が現れて。
その度に、そこへ至る為の色々なヒントや、気づきや、その場所だからこそ、得られる不思議な何かを、教えてくれるのかもしれません。

だから。

目指す場所へ、ただ、到達すること。
それがゴールではないんだよ。

だけども、あまりに遠くに見えるからといって。
かけ離れているからといって。

向かう事そのものを諦めてしまうのは、早すぎないかい？





コロンビアレムリアンの、
透明で、明確な境界線とは、

理想と現実

という風にも見えるかもしれません。

現実だけを見るならば、

自分の描く夢は、あまりに実現不可能なものに感じられたり。
自分には到底、無理だと思ってしまったり。
夢を見ることそのもの、理想を描くことを、くだらないと、諦めてしまう。

かといって、反対の方向に進み過ぎれば、夢だけを見過ぎて、理想だけを見て。
今いる現実を直視できずに、受け入れられなくなってゆく。

だから、このペンダントは。

その二つの世界の間を往き来しながら、自分の本当の望む場所へ。
バランスをとりながら、向かってゆく事がテーマなのかなーと思いました。


やってみなければ、わからない。


思い描く理想や夢と。

今いる現実の狭間で揺れながら。

それでも。

希望の光が差し込んでゆく。


雲間の間から、光が零れ。

いく度となく、あの空へ呼びかけて。

ふわふわの優しいキン斗雲に乗って、何度でも、探しに出かける。

桃の花や、美しい花々が咲き乱れる。
あの、桃源郷へ。

乗り込んだ雲から微かに感じる。
花のような、香しい匂いは。

空にある、見えない道標のように。

最も遠く、最も近く。

理想や夢の中で。
現実の中で。

雲に乗って、空を翔け。
地べたを己の足で、歩きながら。

これから。
貴方が、見つけてゆくもの。


Flying Nimbus
-桃源郷の花雲-






※SOLD OUT

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【Flying Nimbus-桃源郷の花雲-】Pendant Top - 虹色の花


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