【Plum blossom-梅の花の王女-】Pendant Top ※SOLD OUT

オレンジムーンストーン（カボション）
ディープローズクォーツ（4mm丸玉）
淡水パール（クラシックピンク）
淡水ケシパール
レッドスピネル（ミニボタンカット）
アベンチュリン（2mm丸玉）


新館用作品！

1月のコミックシティ福岡から、色々とバタバタすることが多くて、がっつりした作品をあんまり作れなかったのですが。
少し落ち着いてきたのと、そろそろ春を思わせる暖かい日も増えてきたので、作品も春らしいものを意識してみようかなと思って作ってみましたー。
(つ∀｀*)

オレンジムーンストーンのカボションがアピールしてきましたので。笑

土台はこんな感じになりました。





春らしい感じでーと思っていたら、だんだんと梅の花のような感じになりまして。

こちらは、結構、ラインがしっかりしてて、そのままでもいい感じだったんですが。
最近、コミックシティ福岡用のイベント作品などで、あまりガッツリ石を盛り込んだ作品が作れなかったので。


やはり、そろそろ、もういい加減、

ガッツリしっかり盛り込んだ作品を作りたいぞーーー！！

と思いましたのでwww
リミッター外して久々に、石を盛りだくさんで盛っていきました。


出来上がってみると。






Plum blossom
-梅の花の王女-


春の訪れを思わせる、淡く煌めくオレンジムーンストーンのカボション。

アーティスティックワイヤーのシルバーカラーに、細めのゴールドカラーワイヤーをより線にして組み合わせた所。
まだまだ、冬の寒さが続く中だけど。
ふいに、暖かい日が訪れて、心が緩むような。
暖かなエネルギーが、ふわりと包み込むような。

そんなイメージに変わっていきました。

桜と違って、梅の花は少しだけ枝ぶりがカクカクしているといいますか、トゲトゲしい感じがあるので、そういう感覚を表現しつつ。

その枝に咲き誇るのは、ディープローズクォーツや、淡水パールのクラシックピンク、レッドスピネルなどの淡く、または濃ゆいピンク色と、淡水ケシパールの白さと、アベンチュリンの柔らかなオレンジ色。

近く、遠く。
沢山の梅の花が、
静けさの中で咲き誇ってゆく。

外はまだ、震えるほどに。
寒さが堪える中であっても。

少しずつ。だけど確実に、

春の訪れを感じる瞬間。

眩しい朝の光の中。

目の前に現れたのは。
美しい、梅の花の化身のような。

王女様の姿。






最初は、梅の花の妖精なのかな？と思ったんですが。
それにしては威厳を感じる雰囲気でしてww

見た目こそ、華やかで、柔らかく。
物静かで優しげなのだけれど。

冬の中で、桜よりも早く。
真っ先に花を咲かせる強さを感じられるといいますか。
酸っぱさというか、若々しさというか、無鉄砲さというか。笑

見た目こそ王女なんだけど、中身はかなりフランクで、近づきやすく。
王女としてガチガチに固められていたり、高飛車な性格などではなく。
ちょっと気が強そうで、中身は普通の女の子なんだなぁというような、ギャップを感じるなぁと思いました。

暖かい気温になってから、咲くのではなく。
まだまだ寒さが堪える中でも、咲き誇る梅の花のように。

心の中に、春の訪れを告げる使者。

だけど、この王女様は、単に甘々な優しい事を言うだけの存在ではなく、時には厳しい事や、耳の痛い事も言うような王女様なのかもしれません。
貴方を多少なりと強引に引っ張ってゆくような、そんな強さを感じる。





たとえ春は間近だとしても。

だけれども、
もう少し。


この冬の寒さを乗り越え、
春を迎える為に伝える言葉。

メッセージ。
あるいは、行動を伴うもの。


そういう何かを後押ししてくれそうな。
冬の寒さの中で取り残された貴方を助けにきてくれたような。
そんな存在のような気がしました。
なので、王女様直々に来てくれるなんて、結構珍しくて、嬉しく光栄なことなのかもしれません。笑




全く。王女であるこの私を迎えに来させるなんて。
貴方も大したものね。

私が来たのだから。
もうこんな冬の寒さに震えて、立ち止まるのはここで終わりよ。

ふふん、と少し意地悪そうに自分を見て微笑む。
だけど、それが、
どこか懐かしい。

遥か昔、遠い何処かで。
出逢っていたかのような言い草で。



大丈夫。貴方ならできるわ。

歩き出してみて。ほら。


行くわよ？




どうしてだろう。

梅の花が咲き誇る場所。
朝の光の中で、いつも佇んで居た。
あの王女様にそう言われただけで。

何故か......自分も。

朝日を浴びる、眩しい貴女のように。
梅の花のように、強く輝く貴女のように。と。

そう、在りたいと強く。
思ってしまったんだ。

まだ寒さに凍える身体で。
吐息が白く染まる世界で。

それでも。

心の中に、春の暖かさが。
流れ込んでくるよう。

震えていた、足が動きだす。

それは春の足音のように。

止まっていた静寂の時間が、
動き出してゆく。

あの時と変わらず。
微笑みかけてくれる王女様と。

ひとひら、ひらひらと。
舞い落ちる梅花の道。


Plum blossom
-梅の花の王女-


※SOLD OUT
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【Plum blossom-梅の花の王女-】Pendant Top - 虹色の花