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【Release-手放す-】☆アイスデビル☆ Pendant Top

2019年7月17日水曜日

ショップ販売用作品-ペンダント-

t f B! P L



マダガスカル産 アイスデビル(原石)
淡水パール ネイビーグリーン(6mm丸玉)
アクアマリン(原石さざれ+3mmカット丸玉)
マザーオブパール(フラワーカット)
アクアクリスタル(ミニボタンカット)
宝石質カイヤナイト(ボタンカット)
タンザナイト(3mm丸玉)
宝石質ブルーミスティックトパーズ(オーバルカット)
アクアオーラ(4mmカット丸玉)


販売用作品!


直感セレクトシリーズ(笑)

と銘打ちまして。
メインに使用した石は、手持ちの石(見てない状態)から、突如なんの脈絡もなくふっと頭の中に浮かんだ。(つまり直感で浮かんだ)石をセレクト。


製作ペースからなにもかもを、頭で考えず、
全て直感におまかせだ!!!(笑)


ある意味、挑戦的な試みw


をやっております。


前回の作品は、次これ巻こうかな?と頭で考えて半年放置した結果のセレクトの石だったのだけど。今回からは、↑のインスピレーションの感覚を大切にしてみよう。

と思ったのもあったんですが。不思議なことにそれから一週間くらい、ずーっと巻け巻けアピールされてるがごとく浮かんできた石がありましたので。
一週間も浮かぶんなら、なんかあるんやろ。(行動遅すぎwww)てことで巻いてみました。(まさかそれがシリーズになるとはですよまじで)


それがこの、


マダガスカル産アイスデビル。


珍しいなぁと思って仕入れたこの原石。
その名の通りまさにかち割り氷みたいな質感。透明度も抜群!

普通の原石として仕入れたので、アクセサリーにするルースとしては少し大きめで。
形も独特です。

これを、らくまくワイヤーの角線で巻いてみることにしました。






↑土台はこんな感じで。

やっぱり作ってみると、ペンダントとしてのサイズも大きめ。
石を盛ったら化けそうだなーと思ってたら本当に化けてしまって(笑)

アイスデビルという名前から想像もつかんくらいに、周りには可愛らしい石たちが盛り込まれてゆきました。







流氷が海に融けだして、そこから色んなものが生まれてくるみたい。

冷たいけれど、とても優しくて。
氷からはぽん、ぽんと白い花が咲いてゆき。

それをひとつ、またひとつと手放していく。

広い広い海を渡ってきたのは。

融けかけた
小さな氷のひとかけら。




メインのアイスデビルの原石は、まさにこの氷のひとかけら。のイメージで。
形も見た目もかち割り氷。かき氷にしたら美味しそうなくらい涼し気で爽やか!(笑)

その氷から生まれてくる、白い雪の花のイメージの、マザーオブパールのフラワーカットのビーズは、盛り込んだ中では一番大きく華やかな印象なんだけれど。それすら波に乗って流れていくようで。


まるで自分自身がこの流氷となり、海面をぷかぷかと浮きながら
大海原を旅してきたような気持になる作品だなと思いました。


形やサイズがバラバラの、

アクアマリンのフラワーカットや、さざれ、アクアオーラ、ブルーミスティックトパーズ、タンザナイトに、カイヤナイトなど。 

水色〜薄紫、青色の石を細かく細かく盛り込んでいくと。
ダイナミックな波の立体感や、暖流や寒流などの海の流れや温度の変化まで、感じられるような気がしてきます。


長い長い旅の途中。
色んなものを少しずつ、手放していった先に。

あたたかい海と、冷たい海。
それらが丁度、ぶつかる地点へと。

波に揺れながら。
導かれてゆくみたい。


波飛沫みたいに、キラッと小さく光るアクアクリスタルや、カットの入った小さなアクアマリン。それが太陽の光に煌めていていて。なんだか明るくて穏やかだ。

白い花の横に添えたネイビーグリーンの淡水パールは、氷が浮かんでいる海面だけでなく。やがて溶けて沈んだ花の、海底まで続く海の深さを表していて。

表面的なものだけじゃなく。
その奥行きや。海の流れを様々な視点で表してるのかなと思いました。





調べてみると、オホーツク海の流氷は1000キロの旅の果てに北海道にたどり着くそうですが。

この作品は、現実的な流氷とは全く違うファンタジーな解釈してますので。(笑)

大きく分厚かった氷が、南国の海を目指し
長い時間をかけて旅する世界を
表しているような作品だなと思いました。


見た目やイメージは、海と氷の二つをモチーフにしているんですが。

肝心の作品名は


リリース
Release



解放とか、手放す。

とか、そういう意味合いの言葉。
これも、エンジェルカードとか、スピリチュアル系カードにありそうな名称になりました。w






ひとつひとつ、海に浮かべてく白い花は。

先に進むために、自ら手放していったもの。
手放さざるを得なかったものの象徴で。

海を流れ。進んできた道を
彩っては儚く消えていく。


それは今まで大切にしていたものだからこそ。

手放して前に進むというのは難しいと思う事もあるだろうし。
勿体なく感じたり、まだまだ、ぎゅっと握りしめていたかったり。

これは自分が獲得した!自分のものだ!と強く思っているものを、リリースする。
解放する。手放そうとするのは大変だと思うんです。

だけど、同時に。

貴方が手放してきたその花達は。
その数だけ海や周りに、与えたものの象徴でもあって。

花の隣にある淡水パールのネイビーグリーンは。
貴方から受け取ったものを、海の豊かさに変えてくれてる。

儚いのに、美しく。
冷たいのに、とても優しい。


そして氷とは

自分自身がずっと握りしめていた、常識や、思い込みや、執着。様々な感情、ブロックなど。自分をガチガチに固めて重たくしていたもの。
自分を守ろうと必死に集めていたもの。


寒さが厳しくなり、雪が降れば氷はぶ厚く、どんどん大きくなっていき。
暖かな場所に流れてしまえば、すぐにでも融けてなくなってしまう。


そういった、心の変化の象徴です。


そんな中で、この作品の氷はね。

南国の海に憧れて。自由を目指して。
思い切って海に飛び込んだ子ですから。w


スタート地点がたとえ北極、南極くらいに極寒の地でも。

それじゃ、嫌だ!と自分で自分を
変えていこうとする行動力。

環境のせいにするのをやめて。
目指す場所、行きたい所へ
自分を、引っ張っていこうとする力。


氷として極寒の地に留まる事よりも。
自ら望んで、果敢にこの海に飛び込んでいったんだと。



南国の海へ!!!



そう決意してから、ずいぶんと長い道のりだったけれど。
目指していた場所も、もうすぐさ。

緩やかに。自然に、じんわりと。
周りのあたたかさに心が緩んで、
その度に、自分が少しずつ解放されてゆく。

目指す場所へ向かうために。
手放していったものは沢山あるんだろう。

それらが美しい花となり。
海を彩っては消えていく。

身動きがとれずに重苦しいと感じていた海も。

氷が、小さくなるにつれ。
心もどんどん軽くなってきて。

いつの間にか、

周りと自分を信頼できるようになっていたり。
繋がりを身近に感じられたり。
流れにゆったり身を任せている自分がいる。


波に乗り。目指した場所に時には近づき。
時には離れながら。

冷たい海しか知らなかったこの氷も。

暖かい海が本当にあるんだ!!

って実感して。

意識が変わりはじめてる。

そんな瞬間を切り取ったみたい。



海も場所によって温度が変わってくように。
自分の心のあり方も、刻々と変化してゆくから。








ぽかぽかと、ぷかぷかと。

のんびりしながら。
この氷もあと少し。

ゆっくりと融けていくのを
見守っているみたい。

この、大きな変化の前触れと。
ゆったりとした時間の流れ。


怖がらないで。
貴方がその手にぎゅーっと握りしめてたものを。

思い切ってリリース、してみよう。



Release







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まだ石の種類も少なめですが、少しずつ増やしていこうと思います♪
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