スペクトロライト
アクアマリン(フラワーカット)
シトリン(3mm丸玉)
カイヤナイト(ミニボタンカット)
ガーネット(ミニボタンカット)
ツァボライト(さざれ)
ペリドット(さざれ)
シトリン(3mm丸玉)
カイヤナイト(ミニボタンカット)
ガーネット(ミニボタンカット)
ツァボライト(さざれ)
ペリドット(さざれ)
ルースセレクトオーダー2つめ。
お客様がセレクトされた石はこちらのスペクトロライト
【フィンランド産 スペクトロライト】*ルースセレクトオーダー* - 虹色の花
フィンランド産スペクトロライトのカボションです。【スペクトロライト】は鉱物的にはラブラドライトと同じだそうですが、他の産地のラブラドライトとは違い、「力強いラブラドレッセンス(シラー)」と「不透明な濃いベース」が特徴だそうです。
ワイヤーのカラーは【2色指定】
備考欄にて
ゴールドカラーワイヤー&グリーン系
というご指定を頂きました!
ゴールドとグリーンのワイヤー2色を混ぜて制作希望ということで。
雲龍の時とは違い、こちらは事前のイメージはかなりぼんやりとしていて。
作ってみないと、なんの形になるのかも、わかんないなー。
って感じだったんですけどね。
いざ、土台を作ってみるとこんな感じになりました。
うあー世界樹の葉だ!(*゚Д゚*)
と、土台を作った時にそう感じました。
ゴールドカラーワイヤーに、
オリーブ色とグリーン色のワイヤーを混ぜ。
オリーブ色とグリーン色のワイヤーを混ぜ。
緑に濃淡を出して巻くと、急に葉っぱのような形になっていき。
全体的な雰囲気やイメージは、世界樹からひらりと落ちてきた一枚の葉っぱみたいな感じがしてました。
実は私、最近3DS版のド◯クエ11をプレイしておりましてね。
そこに、命の大樹ていう大きな樹がある場所が出てくるんですけど。
そのイメージがばーん!と出てきたんですね。
そこに、命の大樹ていう大きな樹がある場所が出てくるんですけど。
そのイメージがばーん!と出てきたんですね。
ほんで、ド◯クエに出てくる世界樹の葉は、緑一色だし、フォルムや形もまた全然ちがうんですけども。
それでも私には、世界樹の一枚の葉が、私の手のひらに舞い落ちてきたかのように感じていました。
なので、石を盛ろうととした時も、土台からさらに葉っぱに見えるように石を配置してゆくのかなぁ?と思いきや。
なんとなんと。
一枚の葉っぱだったイメージが、石を盛り込む度に急激に成長(?)してゆき、緑の蔓を伸ばし、花が咲き、大きな森を作り上げてゆきました。
出来上がってみると。
世界樹の森
ひらりと、その大樹を離れ。
風とともに大地に舞い降りた世界樹の葉。
それは大地に落ちても枯れる事はなく。
命に満ち溢れ。
命に満ち溢れ。
やがて、大きな大きな森になっていったんだ。
深遠なる美しい森のさらに奥で。
この森のはじまりの物語を聴いた。
たった一枚の世界樹の葉からできたこの森は、
一度踏み込むと、どこまでもどこまでも緑が続く、終わりのない森になるらしい。
一度踏み込むと、どこまでもどこまでも緑が続く、終わりのない森になるらしい。
どうりで、さっきから妖精が目の前を平然とおしゃべりしながら、飛んでいくわけだ。
切株に腰を下ろして休憩しながら
やれやれ、どうしたもんかとひとりごちた。
確かに、美しい森だ。
今まで見てきた、どの森よりも。
今まで見てきた、どの森よりも。
出る事が不可能なら
ここで暮らすのもありなのか?
ここで暮らすのもありなのか?
いや......流石に無しだろう。
バカバカしい自問自答をしたあと、
やはりこの森から出る方法を探すしかないかと思い直した。
やはりこの森から出る方法を探すしかないかと思い直した。
たった一枚の葉から生まれた
終わりのない森か。
終わりのない森か。
見渡したその全てが
まるで自分のために作られたかのように。
まるで自分のために作られたかのように。
不思議と、寂しさは感じなかった。
木々のざわめき。
木漏れ日が、やけに眩しく感じる。
木漏れ日が、やけに眩しく感じる。
ふと、足元を見ると。
見た事のない
美しい花が咲いていたーー。
見た事のない
美しい花が咲いていたーー。
まるで、物語の中に出てきそうな、不思議な森の中を探索するようなイメージのこの作品。
中央のスペクトロライトを中心に。
世界樹の葉の一枚が、森へと変わり、木々や、草や蔦が生い茂って広がってゆくようなイメージで、ペリドットとツァボライトを配置してゆきました。
溢れる森の生命力や生命の輝きを思わせるのは、ガーネット、カイヤナイト、シトリンの三色。
赤、青、黄色と原色を使っているのは、普通の森ではなく、生命力が溢れていたり、濃度が濃ゆい、エネルギーに満ちた場所を表したくてセレクトしたのかなと思いました。
赤、青、黄色と原色を使っているのは、普通の森ではなく、生命力が溢れていたり、濃度が濃ゆい、エネルギーに満ちた場所を表したくてセレクトしたのかなと思いました。
たった一枚の葉から生まれた
終わりのない森。
終わりのない森。
その森の中で、一際目を引くのは、一輪の花に見立てたアクアマリンのフラワーカット。
メインのスペクトロライトは、普段のベースは黒い色だけど、角度によっては黄色と青色のグラデーションのシラーが浮かぶ石でして。
このシラーがまた、とても不思議な色合いで。
森の木漏れ日のように懐かしく。
そして魔法がかった神聖さを感じる色合いに思えました。
森の木漏れ日のように懐かしく。
そして魔法がかった神聖さを感じる色合いに思えました。
例えるなら、それは魔法の鏡のように。
水面に映し出された自分の姿を見るように。
水面に映し出された自分の姿を見るように。
スペクトロライトの向こう側から
見えてくるもの。
見えてくるもの。
だけど、映し出されるものは、いつも見慣れた自分の姿そのままではなくて。
この森を通して、自分の色んな側面が象徴的に映し出されてそうだなーと思いました。
綺麗だけど、少し躊躇する。
一番わかっているようで、
深く探れば無限の広がりを持っている
自分という存在の不思議。
深く探れば無限の広がりを持っている
自分という存在の不思議。
まるで、この森そのものを通して、自分の内面を深く見つめていくみたい。
ファンタジーな雰囲気バリバリなこの森の中で、様々な不思議や、妖精や精霊や、パワーアニマルなどの不思議な存在とかも出てきそうですし。
木霊やシシ神さまなど、もののけ姫に出てきそうな森の雰囲気もあるんですけども。
木霊やシシ神さまなど、もののけ姫に出てきそうな森の雰囲気もあるんですけども。
そういう存在と出会う事は、あくまで森を探索する中でのおまけみたいなものなのかなと思うんです。
本当のテーマは、たぶん。
足元に咲く一輪の花を見つけるように。
この森の中にある
自分の内側にある美しいものを
ひとつひとつ探してゆく事
見つけてゆく事がテーマなのかなと思いました。
自分の内側にある美しいものを
ひとつひとつ探してゆく事
見つけてゆく事がテーマなのかなと思いました。
そう思うと、スペクトロライトの黒い部分というのは、自分や森の影の側面のようにも思えてきて。
ただ単に綺麗で美しい側面を探すだけ、というだけでなく、その森の奥底に眠る闇や影もまた、見つめていくのかなと思ったんですね。
美しい花のすぐ後ろ側にある、
スペクトロライトの影と光。
スペクトロライトの影と光。
足元を固める、足元を見ていくと同時に、
自分の影をも見つめて受け入れてく。
自分の影をも見つめて受け入れてく。
ファンタジーちっくな見た目や、不思議が満載なイメージなのに。
そこに現れてくるのは、自分自身の美しい側面や、影の側面。
それらを探して受け入れてくなんて。
この森はえらく、現実的なものを突きつけてきます。
作品も全体的に見れば、かなり立体感がある作りになっていまして。
特に、アクアマリンの花は手前に、手を伸ばせば摘み採れそうなくらいに近く。
緑は、後方に蔓を伸ばしてゆくように広がり続け。
中央のスペクトロライトが、森の光と影を同時に表しているような、神秘的な雰囲気を醸し出しております。
この立体感が
思わず、花に手を伸ばしたくなる。
そんな作りに見えたんですよね。
ほら、花を摘み取るなんて、容易だよと言わんばかりに。
だけどスペクトロライトの影と光が後ろにあって、一瞬、手を伸ばすのを躊躇させる。
自分自身の美しい面を知る。
それは同時に、自分の影の部分も知る事になる。
それは同時に、自分の影の部分も知る事になる。
そんな躊躇。変化への恐れ。
この影というのは、怖いものではないんですが。
自分が気がついてない部分とか、知らなかった一面、抑圧していた部分など。
自分が気がついてない部分とか、知らなかった一面、抑圧していた部分など。
どうしても見たくないものとして捉えちゃうのかなーなんて思うんで、それを知るには少し、勇気が要るのかなと思いました。
そして、美しい面というのも、自覚するのはなんだか躊躇してしまうものなのかなとも思いました。
ひとつ前の、雲龍は
つかみどころがなく、やわらかく。
その為、具体的でもなく。(笑)
上へ、上へと明るく天に昇ってくようなイメージでしたが。
この作品は、大地に根をはるように足元や周りを見て。
現実的に、自分を知ることで地に足をつけてく感じでして。
現実的に、自分を知ることで地に足をつけてく感じでして。
2つの作品それぞれで、
天と地を表してるのかなーなんて思ったんですよ。
天と地を表してるのかなーなんて思ったんですよ。
上ばかり、下ばかり見過ぎちゃあ
バランス悪いんで。
バランス悪いんで。
と言わんばかりに、両方セット!
て、いう風に何故か自然となりました←爆
この辺が、ルースセレクトオーダーの面白いところかなと思います。
そして、
終わりのない森
というイメージ。
これは、冒頭の物語風の文章では抜け出す事ができない森に感じられるかなと思うんですが。
実は、終わりがないので、ずーっと探索する事ができる森という意味合いなのかなーとも思うんですよ。
実は、終わりがないので、ずーっと探索する事ができる森という意味合いなのかなーとも思うんですよ。
自分が本気で出たいと思ったら、すんなり出られる森なんですけども。
周りにある不思議なあれこれに興味津々で、花を探すのも、影を見つけるのも、慣れたらなかなか楽しくなってきたりして。笑
今まで目を向けてなかったものも、探索してみると結構、面白い事が沢山あるのかもしれません。
結果的には、様々なものに惹きつけられ、見つけることで、ブロックを外したり、心が元気に、パワフルになってくような森なのかなーなんて思いました。
そしてここで得られたものは、現実にも反映されてゆくような不思議な雰囲気があるなぁと。
ですので、この森の、一輪の花の象徴とは
終わりのない森の中の小さな道標。
ここにあるよ。
と教えてくれる、森からのサイン。
両手で溢れるほどに摘み取った
美しい花束を持って、
この森を出る時。
美しい花束を持って、
この森を出る時。
ありふれていた筈の
外の世界も、違って見えるのかもしれない。
外の世界も、違って見えるのかもしれない。
たった一枚の葉が
これほど広大で美しい森を作ったのだから。
ならば、私も。
大地を踏みしめる足取りは軽く。
花束を抱いた私の心は、
いつからか、希望を胸に
ときめいている。
いつからか、希望を胸に
ときめいている。
終わりのない世界樹の森を背にして。
また、新しい道を行こう。
また、新しい道を行こう。
そんなイメージの作品なのかなーと思います。
てことで、世界樹の森で、深い自分探索の旅へ。
雲龍で、上に向かって、新しい世界、外の世界への旅へ。
雲龍で、上に向かって、新しい世界、外の世界への旅へ。
と、両方セットで進んで行くような作品達になりました。
ご注文、ありがとうございました!((*´∀`*))
ルースセレクトオーダーのご感想【 *雲龍* 】+【*世界樹の森*】Pendant Top
魔法使いのアクセサリーカフェをコンセプトに、天然石を使用してワイヤーワークの作品を制作しています
ルースセレクトオーダーもはじめてみました!
まだ石の種類も少なめですが、少しずつ増やしていこうと思います♪
気になる石がありましたらよろしくお願いいたします。^^
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