お引越しした後に、販売用作品として作った作品です。(つ∀`*)
お引越ししてからというもの。
少しずつ、制作時間もとれるようになってきたんですが・・・・・・。
なんだかんだと、細々したことが多くて、なかなかがっつり時間をとって取り掛かれずにいましたので、まずは肩慣らしに。。。
ということで。 何を作ろうかなーと石を見渡してみたら、
ふと、このサファイアの極小ルースが目にとまりました。
これを巻けと。
めっさ、アピールされておる!w
おいおいおい、このサイズから作るの?!
と自分でツッコミをいれたという。
そんな作品です。←
メインに使用したサファイアは、
半年ほど前に仕入れたルースなんですけども、普通のサファイアよりも色がかなり濃ゆいものらしくてですね。
ぱっと見はかなり黒い色をしております。
ですが、光を通さないほど真っ黒なものではなく。
光にかざしてみると、暗闇の中から濃い青色がチラリと光って見える、なかなかに渋い(?)格好良さのあるルースでした。
しかし、色合いとか、サファイアがどうとか、そんなことよりも、なによりも。
このサファイアのサイズ。
測ってみると、
約
縦7mm×横5mm
1センチにも満たない!!!(; ̄Д ̄)
この極小ルースをですね。
なんと、今回は。
24号サージカルステンレスで巻くというチャレンジ。(汗
元々のサファイアが小さいので、ペンダントも小さくなりますし。
その場合、やはり肌に触れる事も多いと思いますんで。
金属アレルギーがある方でも身につけられるように、サージカルステンレスという、アレルギーになりにくい素材を選んでおります。
難点としては、このワイヤーは硬いので加工しにくいのと、光沢がアーティスティックワイヤーとはまた違った、メタリックな質感と光沢がありますが、今回は黒っぽいサファイアの色合いと、金属の光沢てのは見た目の相性も良いかもしれない。。とも思いまして。
チャレンジしてみました。
出来上がってみると。
Pupil of Galaxy-
銀河の瞳
長い、長い時の中。
銀河を見つめていた、瞳
まるで
小さなブラックホールのように。
すべての光を吸い込んでしまいそう。
暗く。暗黒に見えるその瞳の奥に。
微かに輝く、青色が見える。
今回の作品は、私の作品には非常に珍しい、シンプルな作りながら。
宝石質のサファイアのルースと、サージカルステンレス!
という妙に潔い組み合わせになりました。
余計なものは全て、削って。削って。
単純に、シンプルに、小さく。
だけど、その小さな瞳の奥には、
強大な力が眠っているような。
または、強大な宇宙に
見つめられているような。
そんな作品になりました。
サージカルステンレスは、私が扱う中では一番硬く、一番扱いにくいワイヤーなんですが。
今回は、今までの作品の中でも、すごく柔らかなラインを出すことができまして。
写真では小さすぎてわかりにくいですが。
渦を巻くように、
ワイヤーが重なり合い、立体的なウェーブを描いて、小さいながらも奥行きのある作り。
まるで。。。この作品は
銀河を見つめている瞳のようだ。
とその時に思いました。
銀河を見つめる存在。
そして、銀河の方からも、
見つめられている感覚。
その、どちらも感じられる。
ただ、ワイヤーが硬いのもあり、作り方も試行錯誤した結果、若干、メインのサファイアのルースが右横にズレたようになっておりまして。
その目線は、正面を見ているというよりは、少し横目で、右方向を見ているような角度になっております。
それがまた、
こちらからすれば、
ただ、隣にいるだけでは手に入らない、
すぐには見つめてもらえない、
妙な切なさを感じるといいますか。
彼が見ているものは、私ではないのだ。
視線は交錯せず。
彼の視界には入らず。
存在を認めてはもらえない。
一番近くにいるのに遠い。
遠すぎる。
それを解ってて、
それでも側に、いようとする。
そんな切なさ。
その銀河を見つめている存在とは、
あの銀河とは。
一体、誰なのだろう。
ふと、私が浮かんできたのは、
ゲームのキャラクターでいえば、
たぶん、FFのセフィロスを彷彿とさせるので、色合いからしても、
セフィロスっぽいイメージが近いのかなと思うんですが。(笑)
それぐらいの強さを秘めている存在のような。
そんな感覚。
だけど、同時に。
その瞳も、強さも。
今は眠っているかのように穏やかです。
ただ、ただ。銀河を見つめ。
ただ、宇宙を見つめ続けていた瞳。
孤独の中。
長い時の中で。
彼には、はたして。
感情は残っているのだろうか。
計り知れない。
わからない。
全くの、未知。
良い存在なのか、悪い存在なのか。
善なのか、悪なのか。
そんな尺度では、もう計れない。
そんな彼の瞳に、貴方の姿が映る――
まるで、
彼と向かい合う瞬間だけ、その力を引き出せてしまえるような。。。
いや、むしろ。
向かい合い、眠っている
彼の力を引き出せ!
そう言われてるような感じがするんですけども。
それがまた、セフィロス的なイメージだと、かなり大変そうっていいますか。(汗
なんていうんですかね。
アイドル並みに、手が届かないくらいの格好良さや憧れる部分があるんだけど。
同時に性格に多少難がありそうっていうか。←
でも優しいところも垣間見えちゃって、そのギャップに引き込まれてしまう危うさを感じるんですけどもwww
そんな存在を、
利用するのでもなく、
取り込まれるのでもなく。
向かい合い協力し合う。
という難しさ。
対等な関係。
そして、毎回、 石を盛らない作品は、メインの石以外に他の石が混ざらない分、
エッセンス的に凝縮されたような、
超ストレート!なイメージだけが浮かぶことが多いのですが。
この作品も、
銀河を見つめる瞳。という言葉と。
その存在と、出会い。
隣り合うように並んでいるイメージだけが、強く、強く、浮かび上がりました。
もしかすれば、
これは、
はじまりを意味するものかもしれません。
どれだけ距離が近かったとしても。
ずっと見てもらえてなかった。
気がついてなかった。
そんな存在との交流。
関係が深まる兆し。
だけど、注意して。
彼に見つめられた途端。
ブラックホールのように。
透き通るような、深い青色の瞳に。
吸い込まれて、益々、
夢中になってしまうかもしれないから。(笑
だからあえて。
普段は力を全開にしないように、貴方に影響を与えないように。
彼は視線をそらして、常に力をセーブしているのかもしれません。
たぶん、その強大な力を引き出せるのは、
銀河の瞳と、向き合った瞬間だけ。
優しいけれど、一筋縄ではいかない。
さあ、どうやって彼に
こちらを向かせる?
これは、自分自身の繋がりや、ガイドさんとの交流や、色んな意味や比喩があるとは思いますが。
無意識に、自分の中で押さえ込んでいたり、目を逸らしていて。
良くないものだと思っていたものかもしれない。
自分の中の、未知の存在。
気がついてなかった
視界に入ってなかった。
見えていなかった。
自分の本質なのかも。
それを真正面から見つめられた時や、向き合ったときに、初めて理解することを表しているのかもしれません。
どかんと現実が動いてしまうくらいの力を引き出す。銀河の瞳と繋がる瞬間。
それは、ずっと側にいた筈なのに。
暗黒にしか見えていなかった瞳の中に。
青色の輝きを見つける事。
向き合った貴方の瞳に映るのは。
彼の美しい、サファイア色の瞳。
さあ。
銀河を見つめてごらん。
貴方の輝きを
取り戻そう。
※SOLD OUT
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販売用作品【Pupil of Galaxy-銀河の瞳】Pendant Top - 虹色の花
ルースセレクトオーダーもはじめてみました!
まだ石の種類も少なめですが、少しずつ増やしていこうと思います♪
気になる石がありましたらよろしくお願いいたします。^^
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