<<使用した石>>
**メイン**
*盛り込んだ石*
ビルマ産ルビー(2mmカット丸玉)
合成ルビー(3mmカット丸玉)
カーネリアン(ミニボタンカット)
☆YouTubeショート動画はこちら☆
こちらはBlue Whaleのもりっと母さんセレクトストーン!
(n*´ω`*n)
まるで燃える炎のような。
巻物や絵巻に描かれているような、朱色の炎みたい。
それが、この石を見たときの第一印象でした。
↓↓商品ページの解説↓↓*BW店長翠さん(もりっと母さんコメント)
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こちらはごくごく普通の「ジャスパー」です。
この色は、赤く輝く「ウルル(エアーズロック)」のようだなと思いました。
小さいけれど大地と繋がり生命力を奮い立たせ、輝かせてくれる。
そんな石だと感じました。
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お客様からのワイヤー指定は”シルバーカラー”でした
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ごくごく「普通」のジャスパーって事なんですけどね。
実はご注文頂いた時に改めてこの石を見たときに、
炎の印象こそ変わらなかったんですが、純粋なエレメントの炎ではなく
ハウルの動く城のカルシファーや、
妖怪絵巻に出てきそうな和風な表現の炎
ちょっと怪しさ(?)も漂う炎
の印象をより強く感じていました。
ただ、唯一、うっすらとなんですが。フェニックスの尾の部分だけがフォーカスされているような。そういうイメージだけ、ほんの僅かに浮かんでおりました。
そしてこちらのルースセレクトオーダーは9000円と、通常、私が販売する作品よりもちょっとだけお手頃価格にしてました。
ついついね、おまかせオーダーの場合は、石を盛りすぎちゃう事が多いので(笑)
ルースの段階で、これは石を沢山盛りそうだな。と感じる石に関しては、ある程度沢山盛り込んでも大丈夫なお値段設定にしているんです。
ただそうすると全部のルースセレクトのお値段が高くなってしまいますのでね。
一部、小さめで個性的、存在感のあるルースなどは、盛り込む石数もそこまで多くならない事が多いので、少しシンプルに制作するのを前提で、お買い得価格にしております。
こちらのジャスパーも、
石自体がとても印象的というか。
映えそうな感じだったので、そこまで石を沢山盛る感じにはならないだろう。
という前提の価格設定にしていました。
ということで。
お客様指定のシルバーカラーワイヤーで土台を作ってみると。
写真だと伝わりにくいかなと思うんですが。
めっちゃシルバーアクセっぽいなと思うようなワイヤーの装飾になりました。
さらにワイヤーのカラーがシルバーなのにも関わらず、
巻いているとどんどんと、”尾羽”の部分が強調され
くっきりと、形ができてきます。
例えば手塚治虫の火の鳥で、火の鳥の尾羽が傷を癒すアイテムとして出てくるじゃないですか。
あの尾羽の先端部分のイメージだけが、やたら強くなっていき。
あ、なるほど。
事前にふんわりと、わずかに浮かんではいたけど。
作品のテーマ的も、これは
尾羽の一部てことなんだな!!
と思いましたので。
それからは、その印象が強くなるように石を盛り込んでいきました。
土台の写真はしっかり撮れてなかったんですが、Youtubeショート動画で撮影していますので、興味のある方はどうぞ♪
炎の尾羽
不死鳥、朱雀、フェニックス、火の鳥、鳳凰……
などなど。名称は様々ありますが。
この”尾羽”だけでは、それらを特定することは私には難しく。わからなかった(笑)
多分、これは持ち主の方が一番しっくりくる名称の鳥が正解!って事なんだとおもいますw
制作した私にとっては
ただただ。
炎を纏いし鳥の、尾羽の先端。
その一部分を強く強くフォーカスして。
ペンダントに変わったような。
そういう印象の作品となりました。
抜け落ちた尾羽は、本体の鳥から切り離されてしまっても尚。
強い力を失うことなく。
変わらず消えない炎を宿していて。
手にしている時も
常に、パチパチと。まるで線香花火みたいな、
美しい小さな火花が、弾けて散っている。
それは暗い夜でも。
雨の中であっても。
消えることのない、小さな灯。
盛り込んだ石は、たったの3種類。
ビルマ産ルビー、合成ルビー、カーネリアン
強いピンク色のルビーと、カーネリアンの優しいオレンジ。
3つの石は、常に燃えて弾ける火花を表していると同時に。
ジャスパーから常に感じていた、エネルギッシュ!!なパワーをさらに
増幅させて放出させているようなイメージでした。
いつもの私の作品とは少し違い、石の数も、種類も少なめで。
作っている感覚としても、ワイヤーで描いたシルバーアクセの装飾部分をなるべく隠さないように。
ワイヤーのラインを消さないよう。
装飾の間に石を入れていく。というような感じだったんですね。
石数が少ないというのは、簡単そうに見えて、
それはそれで配置が難しいものなのです!!!(笑)
特に小粒の石ばかりですが、配置はさくっと決まった訳じゃなく、
火花の弾ける感じや。
尾羽の羽感。炎を纏うエネルギー。
そして、尾羽から本体?の元の鳥の姿を想像させるような。
そういう印象になるような位置にこだわって、頑張っていました。
もともとのルースが、ハウルの動く城の”カルシファー”や、妖怪絵巻の”炎”と感じてたように。
最初は、どこか怪しげ?な力を秘めてる炎(笑)な部分もあったんですよね。
だけどワイヤーを巻き、石を盛り込み、炎の尾羽となることで。
怪しさ(?)と感じる印象だけがずいぶんと減って。
代わりに、
パワフルさ、エネルギッシュさ、”強さ”という要素がどんどんと増し増しになって強調されていきました。
その段階で感じていた”強いテーマ”
ゲームの印象もあってね、
”フェニックスの尾”っていうのが、
使用すると1度だけ復活できるアイテム
なんですよね。
火の鳥の尾羽も、使うと怪我を治せるアイテム的なものですし。
それで、この作品。
言葉にするならば。
万が一の為に持っておくお守り。
という要素がとても大きいんじゃないかな!と思いました。
使わないでいられるならば、それに越した事は無い。
保険とかもそうじゃないですか。
もし何かあったとしても大丈夫なように、万が一の為に保険をかけるわけで。
この作品、今までの作品と違うなと感じたのはそのテーマもありまして。
使うために持つのではなく。
できれば使わない為に持つ。
アクセサリーなのに、使わない為に持つってなんだよ!!!(笑)
ってツッコミ入れたくなりますけどw
アクセサリーとしてはガンガン使ってもらってよいと思いますので。
あと、そんな大ピンチで効力を発揮する力があるんかよ。
と言われるとわからんけどもw
現実的なものかもしれないし、精神的なものかもしれないですが。
制作して感じたテーマ的には、
そんな万が一なんて、来ない方がいいんですよね。
でもピンチな時に、使うと一度だけ復活、再生できる。
そういうアイテムを持つ事の心強さ。
安心感っていうんですかね。
一度も失敗できねぇ。と恐々進むよりも。
一度くらい失敗してもOKと思えると。
精神的に安定するといいますか。
前向きになって、勇気が出てくるし。
やるべきことをより見据えられる。
なるべく、その万が一を回避しようとするし。
そうならないように、行動するじゃないですか。
そういう目的(?)もあるんじゃないかなと作っていて思いました。
小さくてシンプルな作品だけれど。
すごくエネルギッシュな印象なので。
再生、復活。
そういう”力”が自分にも在る。
それを信じられるキッカケとなるものかもしれないなと思いました。
常に燃える炎を宿した尾羽
たとえ切り離されていたとしても。
もしかしたら、本体(?)の鳥とのコンタクトも可能なのかもしれないし。
使わずに持っていて。
眺めているだけでも、
前に進むことを恐れなくていい。
不思議とそういう気持ちにさせてくれる。
勇気が湧いてくる。
そんな作品なのかなと思います。
Youtubeショート動画はこちらです♪
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