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ルースセレクトオーダー【 花の羽衣 】☆フォッシルコーラル(珊瑚の化石)カボション☆-Pendant Top-ペンダントトップ☆★ワイヤーワーク

2024年5月7日火曜日

ルースセレクトオーダー-完成品-

t f B! P L

 


<<使用した石>>

  **メイン**

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【フォッシルコーラル(珊瑚の化石)カボション】*ルースセレクトオーダー*
【フォッシルコーラル(珊瑚の化石)カボション】*ルースセレクトオーダー* - 虹色の花*天然石とワイヤーワークアクセサリー*


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*盛り込んだ石*

アメジスト×スモーキー(フラワーカット)

マザーオブパール(薔薇カット)

アメジスト(ミニボタンカット+2mmカット丸玉)

ホワイトシェル(3mm丸玉)

タンザナイト(3mm丸玉)

ロイヤルブルームーンストーン(ペリステライト)(ミニボタンカット)

フラッシュローズクォーツ(6mm丸玉)

淡水パール(オレンジベージュ+クラシックピンク)







ルースセレクトオーダー!!!
ご注文ありがとうございますー!!
\(^o^)/

☆ルースセレクトオーダーとは☆

ショップにて、ルースと制作費諸々全て込み価格で販売している、ペンダント制作おまかせオーダーになります。



通常のオーダーメイドとは違い、

お客様との打ち合わせなし! 
出来上がりの写真も送らない!

作品が届いた瞬間に初めてご対面〜!!


というサプライズ感満載で、むちゃくちゃ挑戦的なオーダーとなっております。

お客様には、届いた時のワクワク、ドキドキ感を感じて欲しい。
というのがコンセプトのひとつですので、指定できるのはワイヤーのカラーのみ。
(※ルースセレクトオーダーの石でも、お問い合わせ頂ければ、通常通り打ち合わせして制作するオーダーメイドも承っています)

ルースセレクトオーダーの一番の特徴、といたしましては。

とにかく私は、

サプライズ!!を重要視していまして。
オーダーメイドで細かくお客様と打ち合わせしていく作品作りではなく。

メインの石はお客様が選びつつ。
お手元に届くまでは、どんな作品になるかわからない。
これって、めっちゃドキドキすると思うんですよ。笑(作ってる私もだが!!)

私がご注文を承ったその瞬間に、

浮かんだ形、インスピレーション。
その瞬間に、出来上がるもの。

それを大切に、制作させて頂いております。



ということで、今回のルースセレクトオーダー。
ご注文頂いたのは


商品ページの説明には

フォッシルコーラルとは、長い年月をかけて珊瑚が化石化したものだそうです。
表面に出ている花のような模様は、全て天然にできたもの!すごい!(@_@)
ベースの渋い茶色の色合いと花模様が相まって、着物の柄のような和風な雰囲気があります。

このように書いてました。

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お客様からのワイヤー指定は”全ておまかせ!”でした

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毎回、ルースセレクトオーダーの場合は、

制作前にばっちり、完成のイメージやテーマが先に浮かぶ場合と。
作り始めてみるまで全く、さっぱり、イメージやテーマが浮かばない場合。

と。今まではだいたい、この2パターンどちらかだったんですけども。


今回のオーダーはなんと。そのどちらでもなく。

強いて言えば 両方!?
( ゚Д゚)


事前に、ふんわりと朧気ながら見えているイメージがありつつ。
形にしていく際に、事前のイメージとは違う雰囲気に変わっていき。
さらには、石を盛り込む段階で、バッチリイメージが湧いてくる。


そんな不思議な作品でした。

実はこちらのオーダー。ご注文の際の備考欄にて、お客様から

説明のところの着物の柄のようなというのを見て、レースのショールが似合いそうだと思いました。


という一言が添えられておりました。

基本的に、ルースセレクトオーダーは、お客様との打ち合わせは一切していないんですけど。備考欄に書かれている情報を参考にさせて頂く。
ということは、わりとあります。w
私の中では、これは”リクエスト”に近い感覚だと思ってますが。
ただ、その通りになるかどうかは私にもわからない為、参考にさせて頂いている。
という風なんですけども。


レースのショール

というお客様の言葉から。

制作前のイメージが

白い石だけを細かく使って、雪や泡を散りばめたような。

そういう作品が浮かんでいたんですね。

なので、最初はそういう石の配置にできるように土台作りしていきました。






土台はこんな感じです。
途中経過、詳しくはショート動画の方も見て頂けたらと思います!

ここから、事前に浮かんでいたイメージ通り、白い石を盛り込んでいこうとしましたら。


なんか・・・合わない?
なんか違う…????
( ゚Д゚)


白い石だけで統一感を持たせて盛ろうとしてみましたら、
どうも、合わない(感覚的に)感じだったんです。

うーむ。こんなことは珍しい。
じゃあ、違う色も混ぜたら良いのかな?と、
あれこれ石を仮置きしてみまして。

バチ!!!!とハマったのが、

アメジスト×スモーキーのフラワーカット!


途中経過だいぶ石盛ってますけど。


↑こんな感じでね。このアメジスト×スモーキーと、マザーオブパールの薔薇カットの石が、めちゃくちゃ収まり良かったんですね。

なので、それを起点に。
さらに淡い色をセレクトしつつ、石を盛っていきました。





-花の羽衣-


- レースのショールに似合いそう。-

お客様のその言葉から。

優しく淡く。
浮かび上がってきた。

天から舞い降りてきたような
この作品。

私にはまるで。


薄く淡い色の布を何枚も重ね合わせた、天の羽衣をまとった女性のように見えていました。

ふわりと浮かぶ天女様と。
優しい光を帯びたその羽衣が揺れるたび。

天から。そしてその羽衣から。
藤の花や、桜の花びらが
ひらひらと舞い落ちて重なり合う。

遥か昔に在りしその姿

それは少しばかり、古めかしくも。

驚くほどに瑞々しく、新しい。


現代によみがえるは、花の羽衣。




丁度、大河ドラマの「光る君へ」を毎週観ておりましてね。
結構その影響が大きいのかな??と思うんですけども。

もともと、フォッシルコーラルが着物の柄のようにも見えていた事もあり。

石を盛り込む段階で、不思議と

平安時代の十二単や、源氏物語の紫の上などのイメージが浮かび上がっていました。

そして天の羽衣、羽衣天女などのイメージ。

和風っぽいけど、江戸時代というよりは、どちらかといえば平安時代っぽいかなと思います。


ただ、メインのフォッシルコーラル自体は、もともと珊瑚の化石です。

石自体は、茶色がかった淡い黄色で。
ちょっと地味目な色合いに、珊瑚の花模様の部分の印象は、和風のイメージではありましたが。

もともとが”珊瑚”ですから。

最初は、海がテーマになるのかな??くらいに思ってました。






だけど。

”海”よりもとにかく”花”を強調して~!!

って言われているかのようにw

途中から、フォッシルコーラルの模様の花が、どんどんどんどん。

こちら側に溢れてくる。



たぶん。それは
自分が生きている時代よりも、
もっとずっと、昔の時代。

或いは、自分の中で。
もうとっくの昔に、過ぎ去ってしまったもの。

思い出は既に風化し。変化もなく。
化石になってしまうくらいのものだった。
何かが。

今、この瞬間に新生し。

新しい形となって
現代によみがえってくるようでした。


フォッシルコーラルの模様の花も、もともとは珊瑚で、化石になって花模様に見えるというのも不思議ですよね。

私にとってはこの花模様も。
遥か昔に描かれ、時間が経って少し色褪せてしまった。
着物の模様?などの花や。
ドライフラワーみたいな感じにも思えたんです。

それが今になって。このタイミングで。

優しく淡い色彩の花々となり、新しく具現化して現れ。

お客様の周りに溢れるように降り注いでいるように思えたんです。






そして、その花を届けてくれた、羽衣を着た天女様も。

今の時代とは全然違う世界に居た存在、といいますか。(平安時代とかなのかな?)

異なる時代を越え。
もうとっくの昔に過ぎ去ってしまったものを。
優しい花びらに変えて。

貴方の手元にまで届くように。
送り出しているよう。


遥かな時を越えて。
今、この瞬間に受け取れるようになったものを ”花” として表しているかのようでした。



盛り込んでいる石も、とにかく色合いの ”淡さ” を重視していまして。

アメジスト×スモーキーや、小粒のアメジストの紫色
タンザナイトの青紫。
フラッシュローズクォーツの淡いピンク。

淡水パールも、2種類の色をセレクトして、優しい色合いのオレンジベージュとクラシックピンクを使っています。

そしてマザーオブパールの薔薇カットに、小粒のホワイトシェルの白色。

紫、青紫、ピンク、オレンジベージュ、白と。

フラワーカットのビーズから丸玉、小粒のビーズまで。

沢山盛り込んでいるけれど、とにかく軽く、ふんわりとしたイメージの石をセレクトしつつ。上品さが出るようにしています。

薔薇ビーズを使っているし、色んな花が合わさっていると思うんですけども。

個人的には、その色合いで、桜の花と藤の花が重なっている感じだなー!って思ってました。





ひらひらと舞う羽衣と、その花は。

どちらも
とっても淡くて、優しげで。

その花も。その布も。
何枚も、何層にも重ねたとしても。
全然重たさを感じず、とても軽やかです。

その羽衣で天を舞い。

優しくひらひらと、花びらが舞い落ちて。
長い髪が風に揺れてる。

使用したワイヤーも、らくまくワイヤーの角線を使っているので。
普通ならば、パキッとした硬い雰囲気になりやすいのですが。

この作品は何本ものワイヤーを重ね合わせつつ、緩やかなカーブを描いていて。

それが、まるで風に揺れる髪のように見えて。
とても柔らかい印象になりました。

髪型も、平安時代とかのあのめちゃくちゃ長い髪型が近いんじゃなのかな?っていうくらい。時代の違いを感じるイメージ。


浮かび上がるイメージは、全て”昔”や、随分と前の時代にフォーカスしているのに。

作品の印象としては、すごく”新しい”

それは、
前の時代のものを再現ではなく。

キラキラした”新生した今この瞬間”を表している感じで、なんとも不思議です。


時を越えて。時代を越えて。

やわらかな羽衣と
舞い落ちる花びらで繋がり合う。

花の羽衣

そんな作品なのかなと思います。^^



少し古風なイメージですが。

手紙のやり取りのように。

羽衣から舞い落ちるその花びらから
受け取れるメッセージもあるやもしれませんね
(n*´ω`*n)


個人的には、色合いの組み合わせがすっごい好き!!な作品になりました。

ご注文ありがとうございましたー!!
(n*´ω`*n)



最近はショート動画↑の方が作業的に撮影からアップまで、かなり早く作れるのと。
縦長動画でアップも撮りやすいんで。

スマホで動画ご覧になる方の方が多いとも思いまして、これからはショート動画メインにしてく感じになっていくと思います。m(__)m






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