ラブラドライト(穴あきオーバル+5mm丸玉+さざれ)
両剣水晶(穴あき加工)
スモーキークォーツ
フローライト(10mm丸玉+6mmカット丸玉)
コスモオーラ(8mm丸玉)
コーティングクリスタル(10mm丸玉
)
ムーンストーン(4mm丸玉+6mm丸玉)
スーパーセブン(ドロップ)
新館用作品。
ということで、ボチボチペースで更新中!ですが。
今回は、ラブラドライトが目につきまして。
シラーが鱗のように見える感じでしたので、これを髪留めにしたいなーと思いついたので作ってみました。
先ずは土台作り。
今回はちょっと雰囲気が怪しげになりまして。笑
幅をとって、牙みたいなものができ。ガンメタワイヤーでこんな風に作っていきました。
出来上がってみると。
Excavation of microcosm
銀河の髪留め
英語のタイトルを直訳すると、
小宇宙の発掘
という言葉になるんですが。
この髪留めの雰囲気は、
今まさに、地面の奥底から掘り出され。
宝石や、原石と共に出てきた。
小さな小さな、手のひらに乗るくらいの小宇宙のような、星雲のような。
銀河のようなもの。
という感じがしていました。
それは地中を掘り進め、硬い岩盤を崩し、小さな灯りを頼りにして。
太陽の光が届かないくらいの、深い洞窟の中。
暗闇を突き進んでいった先に見つけられた、感動的なもの。
ひたすら、ひたすら。
地道で孤独な作業を続け。
たった一人で、掘り進め。
探していたもの。
何を見つけたいのか。
本当はそれさえも、わかってなかったのかもしれない。
伝説の中にしか無いような。
見つけることも不可能な、お宝的なもの。キラキラした何か。
ロマンを追い続け、夢を見続けてゆくように。
長い時間をかけて掘り進めていった先。
コツン。
と、不意に。
硬い岩盤の中から出てきたものは。
掘り進めていた自分でさえも。
あまりにも、予想外で。
今まで、想像していた何かを飛び越すくらいの。
手のひらに収まる程に小さな。
銀河や、小宇宙のように思えました。
宇宙を、我が手に。
髪留めのメインの中央のラブラドライトは、小さな小さな、小宇宙。
ガンメタワイヤーの牙のような形は、このラブラドライトと合わさると、生まれたての小さな、渦巻き銀河のような雰囲気で。
硬い岩盤を崩して、今まさに出てこようとした瞬間。
取り出そうとした所を表しているように思えました。
その周りを彩るのは、
スモーキークォーツのカットの入った大粒のビーズや、両剣水晶。
フローライトの10mm丸玉など、今回は色合いや形のバラバラな石を
地中のクリスタル、大粒の原石のイメージで配置して。
ラブラドライトのさざれや、スーパーセブンのドロップカットなど。
宇宙とともに、ザクザクと宝石や、美しいクリスタルが顔を覗かせていて、掘り出されるのを待っているように見えました。
10mmのコーティングクリスタルや、8mmのコスモオーラなどは、小さな星や、小惑星のよう。
所々にムーンストーンを配置したのは、月を表してるのと同時に、手元に月明かりのような、微かな光を掲げている様子を表してるのかなと思いました。
あと、ほんの少しだけ手を伸ばせば。
取り出せる距離にある。
しかし、誰の目にも明らかな、宝石の原石や、極上のお宝というのならまだしも。
地中を掘り進めていった先に、宇宙が見つかる。
なんてこと。
現実には絶対にあり得ないコトですんで。なんだか変な感じがするかもしれませんが。
その想像には、とても、ロマンと夢があると思うんですよね。
掘り出したその宇宙を何に使うか。
売れるのか、価値があるのか。笑
そもそも、持って帰れるのか。(笑
なーんて。
そんな現実に直結することは、凄く野暮な感じがして、全く考えられないのだけど。笑
だけど。
もしも、もしも。
そんな小さな宇宙が出てきたとしたら。
ただ、ただ、言葉にならないくらいに。感動するんだと思う。
なによりも凄い!!!
とてもとても大きな、宝物。
そして。
それこそが、私を動かす。
原動力になる。
ラブラドライトを見つめていると。
この石のシラーが、鱗のようにも思える色合いをしているんで。
その中から、ドラゴンが飛び出るように現れて、
手のひらの中の、小さな宇宙を冒険する旅に導かれてゆく。
なんていう、ストーリーも思い浮かんだりするんですよね〜。笑
小さいとはいえ。
その宇宙の中にも一つ一つの星が輝き、地球のような生物や、不思議な生態系の住む星が、きっとある。
まるで、銀河鉄道999のような世界観だなぁと思ったんですが。
確か、この漫画の中でも、列車の中に小さな小宇宙が紛れ込んできて、鉄郎がそっと、壊さないように、窓から出してあげた。というエピソードがあるんですよね。
うろ覚えではありますが、それがふっと、思い出されまして。
その中へ入れて、不思議な旅をするような感じかなーとか思いました。
その小さな宇宙は
もしかしたら、もう一つの大きな。
世界への入り口であり。
自分の中に存在する、宇宙を探索するような。
物語への旅路なのかもしれません。
これは私の勝手な解釈になりますが。
宇宙に行くには、普通は空を目指すものだけど。
この作品のテーマはむしろ真逆で。
硬い地盤を掘り出して。
暗闇の世界を突き進んだ先にある。
これは、例えるなら。
現実的に、コツコツと、誰にも知られる事のないような努力をひたすら続けている姿のようにも見えます。
しかし、それは無理やり続けている、やらされているものではなく。
当の本人には、それはとても、楽しくやり甲斐のあることだから、やっていること。
だと思うんですよ。
だけど、他人からして見れば、おそらく、とても大変そうで、すごく努力している姿にも思える。
どんなに地道に思える、その作業の中にも。
心の中には大きな夢とロマンが描かれ。
心が踊る、達成感のような、満足感のような。そんな何かが自分を動かしている。
もしかしたら、宝石や宝物というのは、そういう感動や達成感を表している比喩なのかなと思いました。
そして、宇宙とは。
世界観のようなものといいますか。
今まで固定されていた価値観や、自分の見ていた世界が、広がる事を表してるようにも思えたんですよね。
自分自身を物凄く俯瞰で見ることのできるような、そんな新しい視点。
ぱっと見の印象では、宝石が地盤からザクザク出てきているように見えるし、一攫千金を狙っているように見えるのだけど。笑
その実、やっていることはとても堅実で。その努力は並外れたもの。
という感覚があります。
棚ぼた的に、何もしなくても手に入るようなものを探しているのでは無く。
自分にとっての価値があるもの。
心が望んでいるもの。
そういうものを求めて。
或いは、その想いが自分自身を動かして。
長い時間をかけて、探していた。
という感じに思えるんですよね。
だからこそ。
この髪留めの不思議な所は
あり得ない無い場所から。
宇宙が出てきた?!という、なんとも言えない驚きと感動があると思うんですよ。
到達することなんて、そもそも不可能だと思っていた。
まるで想像もしていなかった場所に、
ふいに、到達してしまったかのような奇妙な感覚。
そんな。
まさか、宇宙だなんてあり得ない。
目指しても、探してもいなかったのに。
でも......本当は。
目の前にある、
小さな宇宙と同じくらい。
価値のある何かを、ずっと。
探し続けていた。
宝石のように。宝物のように。
心の奥底で煌き、輝きを放ち続けるような。
そんな、何かをーー……
戸惑いながらも、手を伸ばし。
その、宇宙に触れる。
ーー見つけられるさ。
だって、君はもう手にしているんだから。
本当は、探すことや、掘り進めること。到達しようとすること。達成しようとすること。
探求すること。
そういう何かを目指していることの方が楽しくて。
手にした時には。
また新しい何かを、既に見つめ始めているものなのかもしれません。
まるで、終わりのない旅にも思える。
だけど、それは逆に言えば。
自分では、先が見えないというだけで。
本当は全て、手にしているものなのかもしれない。
掌に収まる、宇宙を見つめる。
もしも、君が望むのなら。
このドラゴンの背に乗り込み。
果てしない銀河の旅路へ。
懐にも、バックにも。
今まで掘り出した、クリスタルや、宝石の原石をたくさん詰め込んで行こう。
きっと、それは。
新しい世界で役に立つことだろう。
そして今まさに掘り出した、この小さな宇宙を髪留めにして。
また、新たな宝物を見つける為に。
この洞窟を、さらに掘り進めてゆくのも楽しいだろう。
いつでも、世界を
往き来できる。
それは、君の望むままに。
今のこの場所から。
君の世界は。
大きく、広がり始める。
Excavation of microcosm
銀河の髪留め
※SOLD OUT
【Excavation of microcosm-銀河の髪留め】 - 虹色の花
ルースセレクトオーダーもはじめてみました!
まだ石の種類も少なめですが、少しずつ増やしていこうと思います♪
気になる石がありましたらよろしくお願いいたします。^^
0 件のコメント:
コメントを投稿