サンストーン(ボタンカット)
シトリン(ミニボタンカット)
タンザナイト(さざれ+ミニボタンカット)
ブラックダイヤモンド(さざれ)
ブルーレース(4mm丸玉)
ホワイトトパーズ(ミニボタンカット)
アイオライト(ミニボタンカット)
マルチカラームーンストーン(ブラック)(4mm丸玉)
オーダーメイド作品!をご注文頂きました!
ひゃー!ありがとうございますー!!!(つ∀`*)
実はですね、最近はBlue Whaleのもりっと母さまがお忙しくてですね。
今まではもりっと母様に色々と間に入って頂いて、やりとりや発送などをお願いしていたんですが。、
今後は、オーダーメイドのご注文は、私一人で全て請負う事に決まりまして。
まだ、新館の方でオーダーフォームなどを設置してませんが。近々、新しくオーダーメイドのご注文ページというのを作る予定です。
ですので、今回のオーダーメイドのお客様から、やりとりやご提案、発送など全て、私一人で対応しております。
お客様のオーダーのご希望はこちらでした。↓
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テーマは『New Beginnings』です。
イメージは夜明け前。
空の上方はまだ星々のまたたく濃紺、だんだん稜線が明るくなっていき、朝焼けの色が映り始めているグラデーション。
花さん定番の雫型(というのでしょうか)ペンダントか、剣または十字架型がいいです。
ゴールドの角線が好きです。シルクリボンでも、ゴールドチェーンでも合う感じで、もし剣や十字架なら、あまり大きすぎないもの。縦四センチ程度。青と赤の石がメイン。夜明けをサポートしてくれる光。
・・・と考えているうちに、2つお願いしたほうがいいかなと思えてきました。
なので、
1、夜明け前(雫型ペンダント)
2、マリアの十字架
でいかがでしょうか。
どちらも、ペンダントとして使いたいです。
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ということで、その後にメインに使用する石のご提案をして、お客様とのやりとりをしたところ。
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たとえば雫型でラブラドライト、
十字架のちょうど縦と横のラインが交わる位置の表と裏に、赤と青色の石をリバーシブルで使うことはできませんか?
よく宗教画が好きで展覧会に行くのですが、聖母マリアはいつもこの青色と赤色の服を身につけています。カイヤナイトもルビーも、そのイメージにぴったりなのです。
今回、花さんに石を見立てていただいて、他の石もデザインも、まるまるお任せしたいと思います(*^o^*)
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ということになりましたので。 細かな確認もしたのち、
今回は2作品を作らせて頂きました!
ありがとうございます!!
((*´∀`*))
ということで、最初に取り掛かったのは、
ブルーラブラドライトを使用した雫型のペンダント。
ゴールドカラーの角線を使用して、土台はこんな感じになりました。
イメージとしては、羽などのモチーフはあえて作らず、シンプルな形に。
ゴールドカラーワイヤーは、ハリがあって硬めなので、少し立体感も感じるような浮き上がるラインに。
空間を多めに空けて、その中に石を沢山盛れるようにしてみました。
出来上がってみると。
New Beginning
-夜明け前-
角線のゴールドカラーワイヤーを使用して制作したこのペンダント。
中央には、ブルー・ラブラドライトのカボション。
こちらは、石としては普通のラブラドライトではあるんですが、角度を変えると青色のシラーだけが浮かび上がってくるのが特徴的なカボションで。
写真では写らない部分では、ラブラドライト特有の、まるで星空や宇宙を覗き込むかのような、キラキラとした星や、天の川のような煌めきが沢山散りばめられています。
中央には真っ直ぐクラックが入っており。
それが、天の川のような煌めきにも。
縦にビビっ!と走る青いイナズマのようにも見えていまして。
この青い稲妻が、お客様とのやりとりの中でも印象的なエピソードとも重なっておりましたので。
夜明け前のイメージにピッタリなのかなーと思いました。
しかし、このラブラドライトだけを見れば、明るくなってきてはいるものの。
まだまだ、朝日も見えない夜空の光景。
そこにゴールドカラーワイヤーの枠組みをつくっていくと。
次第に、夜空だった世界は明るさを増してゆく。
太陽の光をイメージした、サンストーンのボタンカットは、今回こだわってオーダーの際に新しく仕入れたもので。とてもキラキラした高品質のものを選んでみました。
透明感もありながら、内側で金粉が舞うように美しい、太陽の光が。
ゆっくりと朝焼けの空へと染め上げようとしている。
太陽の光をさらに拡散してゆくような、シトリンとホワイトトパーズ。
それは、新しい始まりを予感させる光。
そしてペンダントの上部は、星の瞬く濃紺をイメージして。
マルチカラームーンストーン(ブラック)と、ブラックダイヤモンド、タンザナイトにアイオライトと、黒色~青紫のグラデーションになるように組み込んでゆきました。
特に、ゴールドワイヤーを使用しているとそれだけで、"明るさ"の方が目立ってしまいますので。
暗すぎず。
明るすぎず。
ゆっくりとした空の変化を感じられるグラデーションを意識してみました。
そこにほんの少しだけ、角線のシルバーカラーワイヤーを混ぜ込んで。
もともと境界線の無かった、朝と夜に、区切りをつけてみる。
光が混じり。明るさと暗さが混ざり。
どこからどこまでが朝で。
どこからどこまでが夜なのか。
明確な線引き、なんてものは無いんですが。
だけど、シルバーのワイヤーで曲線を作った事で、これが夜の帳のようなイメージになりまして。
ペンダントの中に、朝と夜が同時に存在しているような感覚になりました。
朝でもあり。
夜でもある。
鏡のようにお互いを映し出してゆく。
正反対のワイヤーで作り出した光と影の曲線。
矛盾を受け入れるような不思議な世界。
新しく朝が始まる瞬間であると同時に。
長かった夜が終わりを告げる瞬間。
誰も時を止めることはできない。
星空の煌めきも。その暗闇も。
月のほのかな明かりも。
全てゆっくり、ゆっくりと。
朝日の光の中に、消えてゆこうとしている。
オレンジと濃紺の中間に、ブルーレースの4mm丸玉を組み込んでいまして。
ブルーレース自体は、結構ありふれたイメージの石ですが。
私の中では、今回の作品には必要で。
朝と夜を繋ぐ、明方の石。
朝焼けと、星が瞬く夜の中間に在って。薄い雲が優しく、やわらかに。
空の色を薄めているように思えました。
この作品は、私の中では景色を写真のように閉じ込めたもの。という感覚が強い作品で。
石の配置や、色合いのグラデーションも、とにかく、夜明け前の光景をイメージさせるもの。にこだわって配置してみました。
そして、もうひとつ。
作りながら感じていたのは、雫ではなく、卵のようなイメージでして。
朝といえば、コケコッコー!と鶏が鳴くイメージがあるからなのかもしれませんが。(笑)
ジャックと豆の木に出てくる、金の卵を産むニワトリ。
その卵をひとつ、手に取ったような不思議な気持ちになりました。
夜明け前、新しい始まりを意味しているこの卵の中には。
可能性が沢山詰まっていて。
だけど、まだ。
なんの"形"にもなっていない。
朝と夜が混じるように。
その中に在るものは、まだ何も決まっていないのかもしれない。
自ら選び取り、やがて卵の殻を割り。
生まれてくるもの。
美しい夜空と。
新しい朝日と共に。
殻を破って、ひょっこり顔を出し始める何か。
それはまだまだ、ひよこのように弱々しいかもしれないけれど。
その象徴は、"新しい始まり"そのものなのかもしれません。
ペンダントをみていると。
不思議と穏やかな気持ちになれる感覚がありまして。
私に例えると、よく。
はじまりを意識しますと、ワクワクするぶん、頑張らないと!!と張り切っり過ぎたりだとか。笑
逆に躊躇したりだとか。
"はじまり"に意識を向けすぎてしまって、特別な事をするんだ!という気持ちになりやすいんですが。www
このペンダントのイメージは、そんな気持ちを鎮めてくれるように、本当に穏やかで。
毎日、毎日、新しい朝を迎えてゆくように。
焦ることもなく。躊躇することもなく。時間が当たり前に過ぎ去ってゆくのを穏やかに見つめるように。
優しい気持ちで過ごせそう。
そんな1日を予感させる。
それは、このペンダントの全体的な色合いが、金色にオレンジと濃紺で。
強く押されたり、推し進められるような印象が少なく。
貴方の自由にまかせる。
とでも言いたげな、優しい色合い。
朝と夜が溶け合うように。
やるべき事も、やらなきゃいけない事も。
やりたい事も、やりたくない事も。
頭の中のイメージで既に、1日が決まってしまうような気がするけど。
夜明け前のこの時間帯には、
まだ、何の形も成してない。
まるで、卵の中でまどろみながら。
夜明け前の景色に包み込まれているような。不思議な安心感。
殻を破るのも。目を覚ますのも。
もう少しだけ先かもしれない。
だけど、確かに見つめているもの。
New Beginning
-夜明け前-
新しいはじまり。
その穏やかな朝の光を、貴方に――
そんなイメージの作品なのかなーと思います。
ショップの商品ページはこちらです↓↓
オーダー作品【New Beginning-夜明け前-】Pendant Top - 虹色の花
ルースセレクトオーダーもはじめてみました!
まだ石の種類も少なめですが、少しずつ増やしていこうと思います♪
気になる石がありましたらよろしくお願いいたします。^^
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